マミゾウ
「(ポワァ…)ふぅ…それでじゃが、
麟「(ゴソゴソ ピラッ)えっと…鹿の尾、朝鮮人参、クコの実、冬虫夏草、ハクビシン、ウコッケイ、この辺りかな?」
残無
「かーっ!?冬虫夏草か…なかなかに骨の折れる品物が残っておるの…。これはそう簡単にはいかんかものぉ…」
美鈴
「冬虫夏草は本当に貴重な物ですので、こればかりは運任せですね」
麟「しっしっしっ♪なんだかんだで俺達は運が良い方だからな、もしかしたらあるかもしれないな?」
紫「私達というよりは、貴方がそういう強運を一番持ってると思うわよ?麟」
麟「そーなのかー?」
隠岐奈
「そーなのだー」
麟「マジか…」
美鈴
「ま、そんなことはさておきまして、早く材料を集めてしまいましょう」
マミゾウ
「何から買うかのぉ?」
美鈴
「朝鮮人参、クコの実、鹿の尾は割とすぐに手に入ると思いますよ」
マミゾウ
「(スタスタ)ふぉっふぉっふぉっ♪なんならお主らがお喋りしている間に、わしがその3つを買ってきたぞ♪」
隠岐奈
「はやっ!?い、いつの間に動いていたのか!?」
マミゾウ
「昨日、スープの材料が書かれている書物に、予め目は通しておる。あとは実際に我が目で物を見て、より良い素材を吟味して手に入れるのじゃ」
残無
「お主…なかなかに頭のキレる化け狸じゃな」
マミゾウ
「かっかっかっ♪伊達に狸の棟梁をやってはおらん!♪」
紫「もー…私達の活躍の場を奪わないで欲しいわ?」
マミゾウ
「知ったこっちゃないのぉ?(キョロキョロ)おん?麟と美鈴は何処へ行きおった?」
隠岐奈
「あれ?(キョロキョロ)あの2人…一体何処へ…」
残無
「(チラッ)あ、いたぞ。あそこだ」
紫「(チラッ)あら…?」
『いらっしゃイいらっしゃイ!良いもん揃ってるヨ!』
麟「(チラッ)美鈴、ハクビシンとウコッケイってこれとこれか?」
美鈴
「そうですね、こっちがウコッケイ、こっちがハクビシン。皆、日持ちするように乾燥させた状態に販売してるので、パッと見では分かりにくいですけどね」
麟「質は良さそうか?」
美鈴
「ええ、これはかなり質のいい素材だと思いますよ。これはスープの材料としては最高でしょうね」
麟「よし。親父、そのハクビシンとウコッケイを1つずつくれ」
『毎度!それにしてモあんた達、観光客かイ?いや、そっちのお姉さんは中国の人かナ?』
美鈴
「对♪*1私も昔はこっちに住んでましたけど、今はちょっと仕事の都合上、別の国で働いてまして♪」
『そうかイそうかイ!それじゃうちの国の変わりようにびっくりしたでしょウ?』
美鈴
「昔に比べて、だいぶやかましい国になったものです。もちろん良い意味でね」
『はっはっはっ!それが今の中国ヨ!お兄さン、随分と良い人を連れてるじゃなイ♪俺羨ましいヨ!』
麟「我也觉得*2」
美鈴
(ドキンッ!?///)
『おっ!?お兄さンも中国語を話せるのかイ!』
麟「会一点儿*3」
『そりゃ凄イ!』
麟「なあ親父、ここら辺の市場で冬虫夏草とか珍しい品物を売ってる場所ってあったりするかな?」
『冬虫夏草かイ?そりゃまた随分と珍しい物探してるネ。冬虫夏草は漢方系だから、あっちの漢方系の市場に行くと良いヨ!』
麟「謝謝。美鈴、あっちの方へ行こう」 スタスタ
美鈴
「は、はいっ!///」 スタスタ
『また立ち寄ってくれネー!』
マミゾウ
「あの2人、どんどん奥は進んでしまうぞ?!」 ダッ!
残無
「急いで儂らも追うんじゃ!」 ダッ!
紫「忙しないわねぇ…!」 ダッ!
隠岐奈
「わ、私を置いていかないでくれ〜っ!」 ダッ!
順調に材料を集めていく一行。
果たしてこのままスムーズに全ての材料が手に入るのか?