コトコトコトコト…
麟「これ…風味とか飛ばねぇのかな?」
スタスタ
美鈴
「ハンモックを持ってきましたよ〜って、そんなジーッと見なくても大丈夫ですよ?」
麟「美鈴がそう言うならそうなんだろうけど…いかんせん火が強いんじゃねぇかと思って…」
美鈴
「ふふふっ♪そう思うのも無理はありませんよ。あ、咲夜さんには伝えといてくれましたか?」
麟「おう。晩飯もこっちは自分で済ませるって言っといた」
美鈴
「えっ?」
麟「せっかくだから俺達だけの飯を食おうと思って」
美鈴
「私達だけのご飯?」
麟「野外飯だよ、野外飯♪」
美鈴
「野外飯…?つまり野営飯のようなものですね?」
麟「対♪*1」
美鈴
「なるほど…だから私達だけのご飯…。心が踊りますね?」
麟「野外でしか食えない飯ってのは沢山ある。それを俺と美鈴、2人きりで作って食べる!最高じゃね?」
美鈴
「あとで皆さんにバレたら面倒ですよ〜?♪」
麟「そん時はそん時」
美鈴
「怖いもの知らずですね〜♪」
麟「さーて、飯作る前にスープの様子見しとくか?」
美鈴
「そうですね、少しだけ見ておきますか」
コトコトコトコトコト
麟「…少し火が強いか?」
美鈴
「薪を減らして火を少し弱くしますか」
麟「あいよ」
サッサッ…
麟「あっちぃ…とりあえずこのくらい弱くしとけば大丈夫かな?」
美鈴
「ええ、しばらくはこのぐらいで温め続けましょう」
麟「んじゃこっちも晩飯の準備だな」
美鈴
「はいはい♪」
それから時間は過ぎていき…
コトコトコトコトコト
幻想郷はすっかり夜に更け、佛跳墻を温める炎だけが明るく光っていた。
麟「あれから約6時間くらい経過したか…もう周りもすっかり真っ暗だな」
美鈴
「もうすぐ火も消えそうですね。あとはこのまま余熱で熱を通す感じで良いと思いますよ」
麟「完成したら…すぐ阿求のとこにまで持っていかないとな」
美鈴
「焦りは禁物ですよ、焦ってしまったら元も子もありませんからね」
麟「分かってるよそんな事。でも…もうすぐ完成するって思うと、ちょっとソワソワしちまうな」
美鈴
「分かります、早く完成しないかな〜って落ち着けなくなりますよね」
麟「この量、1週間分くらいになりそうかな?結構な量が出来そうだし」
美鈴
「1日1杯、1週間欠かさずに飲めば阿求さんもきっと元気になりますよ」
麟「ああ、そうなる事を祈るよ」
美鈴
「では私達もそろそろ寝ましょう。あとは明日のお楽しみです!」
麟「明日が待ち遠しくて寝れないかもな、俺」
美鈴
「寝れない場合は目を瞑るだけでも大丈夫ですよ」
麟「さっすが〜?普段から居眠りしてる人はそういう豆知識も教えてくれるのか」
美鈴
「その言い方やめてください(汗)」
麟「悪い悪い♪んじゃそろそろ寝ますかね、おやすみ美鈴」
美鈴
「はい♪おやすみなさい」