麟「さて…練酒食いながら、花見出来る絶景ポジションを探さないと…」
ブ・ン…
?
(ヌッ… ガッ…!!)
麟「!?」
?
(グイッ!!)
麟「うぉぉっ!!?」
ヴ・ン…
麟「のわぁぁぁぁぁぁっ!!?」
ポフンッ☆
麟「…あ?」
紫「はぁい♪」 フリフリ
麟「義母さん…いきなり能力を使っての誘拐はやめてくれよ…」
紫「あら、ごめんなさい?」
麟「で?俺、今どういう状況なのこれ」
紫「私の息子に膝枕中?」 ナデナデ
麟「…わざわざ能力使って、無理矢理連れてきてやる事がそれかよ」
紫「私らしいでしょう?」
麟「…ノーコメントで」
紫「むぅ…って、あら?その壺は何かしら?」
麟「猿神から貰った練酒」
紫「…美味しいの?それ」
麟「少し食べる?」 パカッ
紫「いいの?(スンスン…)あら、意外といい匂いね」
麟「食べてみ、騙されたと思って」
紫「なら息子の言葉に甘えて、いただきます」
パクッ
麟「結構美味いと思うけど」
紫「(モニュモニュ…)ふーん、意外とイケるわね?なんだかアルコール入りのヨーグルトみたいな感じね」
麟「俺も同じ事思った」
紫「私と貴方、やっぱり似たような感性を持ってるみたいね♪」
麟「だって、俺達
紫「…!ふふ…そうね…♪」 ナデナデ
麟「(ウトウト…)あー…練酒のせいで眠くなってきたかも…」
紫「じゃあこのまま少し一眠りする?」
麟「眠って良いなら…」
紫「ゆっくり寝なさい、母の膝枕で」
麟「おやすm…スヤァ…」
紫「はっやっ!?ほぼ秒だったわね…」
麟「くかー…」
紫「ふふ…ゆっくり眠りなさい。貴方は少し、頑張りすぎなのよ」 ナデナデ
藍「紫様、こちらにおられたのですか。おや?麟も一緒ですか?」
紫「ええ。息子は今、私の膝でぐっすりだからこのままにしてあげてちょうだい?」 ナデナデ
藍「かしこまりました。しかし…話は色々と聞いていますよ?なんでも稗田阿求の為に中国まで行ってきたとか。紫様が突然家を空けるものだから、橙も心配していましたよ」
紫「麟の呼ぶ声が聞こえてきたから、つい反応してしまったわ♪その節は悪かったわ」
藍「いえ、麟からの呼び出しならば仕方のない事ですから」
紫「…私も麟には結構甘い方だと自負してるけれど、貴女も大概甘いわよね」
藍「なんでなんでしょうかね?私には橙という可愛い式神がいるのに、彼を前にすると橙以上に甘やかしたくなるのですよ。もちろん甘やかすだけではダメなので、時には厳しくしますよ?」
紫「…の割には、貴女は橙に甘過ぎる気がするわよ」
藍「ギクゥ!?」
紫「ま…私は息子に甘く、貴女は式神に甘い、お互いにどっちもどっちって感じね」
藍「そ、そうですね」
麟「くかー…すぴー…」
紫「…」 ナデナデ
紫「ふふ…そう言ってもらえて、私は心の底から嬉しいわ。麟」