華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

131 / 133
再び敗れた不死鳥

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「…」 フゥ…

 

 

ダッダッダッ!!

 

 

麟「…ん?」

 

 

霊夢・魔理沙・永琳

『麟ッ!!』

 

輝夜・慧音

「「妹紅ッ!!」」

 

早苗・鈴仙

「「ま、待ってぇぇぇ…」」

 

てゐ

「あーあー…人の竹林をこんな滅茶苦茶にしちゃってさ~…?」

 

 

麟「…な~んか、ゾロゾロと来たなぁ?派手に暴れ過ぎたかな…」

 

永琳

「麟!貴方、どういうつもり!?」

 

麟「どういうつもり…と言うと?」

 

霊夢

「何の理由があって妹紅と戦っていたのかを知りたいのよ私達は!」

 

麟「やっぱりその件だよねぇ…。もしかしなくても、初動の轟音…聞こえてた感じ?」

 

魔理沙

「博麗神社から迷いの竹林までかなり距離があるってのに、バリバリ聞こえてきたぜ!」

 

鈴仙

「ゼェ…ゼェ…え、永遠亭は迷いの竹林の竹林の真横なので…ガッツリ聞こえてきましたよ…」

 

麟「だよなぁ…」

 

慧音

「おい麟!何故妹紅と戦っていた!?一体お前と妹紅の間に何が…」

 

麟「あー、あいつと戦ってた理由なんだけどな…」

 

 

 

『『リザレクション』』

 

 

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!!

 

 

ブアッ…!!

 

 

妹紅

「あーくそ!まさかリザレクション*1を使わなきゃいけないくらいの大ダメージかよ!?おかげで色々とスッキリしちまったよ」 ツヤツヤ☆

 

 

輝夜

「妹紅!貴女大丈夫!?」

 

妹紅

「んあ?大丈夫大丈夫♪」 ケラケラ♪

 

輝夜

「そう…ならよかったわ」

 

妹紅

「んだよ輝夜?私が麟に負けたから、心配になったのか?」

 

輝夜

「いきなりとんでもない轟音が聞こえてきて、様子を見に行ったら麟とバチバチに殺り合ってたのよ!?心配くらいするわよ…」

 

妹紅

「マジかぁ」

 

慧音

「妹紅!無事だったか!」

 

妹紅

「無事だったらリザレクションは使ってねぇな」

 

慧音

「なら無事ではないな…」

 

輝夜

「貴女がリザレクションを使うほどのダメージを…」

 

霊夢

「そんな事はどうでもいいのよ!問題はあんたと麟がどうして激しく戦いを繰り広げていたのかが知りたいのよ!」

 

早苗

「そ、そうです!重要なのはそこです!」

 

妹紅

「あー…この感じ、だいぶ大事になっちゃった感じか…?」 ポリポリ…

 

永琳

「いえ、それほど大事ってわけでもないわ?でも…()()()()()()()()()()()()()()()、それなりの大事になっているわね」

 

麟・妹紅

「「やっちまった…」」 アチャー…

 

霊夢

「で!?なんでこんな戦闘を繰り広げていたのかを言ってみなさい!内容次第では夢想封印で手を打ってあげるわ!」

 

麟「どのみち死なない?それ」

 

妹紅

「それなら慧音の頭突きの方がマシだな…」

 

霊夢

「いいから答えなさいってば!」

 

妹紅

「わーったわーった…なんで私達がこんな事をしてたかだろ?んなもん単純だ、私が肝試しの時に味わった屈辱を晴らす為だよ」

 

霊夢

「…はぁ?」

 

魔理沙

「肝試しの時に味わった屈辱ぅ…?」

 

てゐ

「チョットナニイッテルカワカンナイ」

 

輝夜

「…もしかして、私が主催したあの肝試しの時の事を言ってる?」

 

妹紅

「そうそれ」

 

早苗

「???」

 

永琳

「そういえば貴女…あの時も麟と戦って負けてたわね」

 

妹紅

「それのリベンジを麟の奴が提案してくれてな?その提案に乗ったのは良いけど…結果はご覧の通りってやつよ」

 

麟「俺の勝ち!なんで負けたか明日までに考えといてください。そしたら何かが見えてくるはずです」 ピースピース♪

 

妹紅

「むかつくこいつ!?」

 

慧音

「お、お前達…そんなしょうもない理由で、こんな大事にまで発展させたっていうのか…!?」

 

麟・妹紅

「「まぁ…そういう事になるかな?」」

 

霊夢

「そ、そんなくだらない理由で今回の件を引き起こしたって言うの…!?」 ワナワナ…

 

麟「(ピキ~ンッ…!)やばいっ!?逃げるぞ妹紅!」 ダッ!!

 

妹紅

「ファッ!?な、なんでぇっ!?」

 

霊夢

(ワナワナ…)

 

妹紅

「げっ!?やべーっ!!!」 ダッ!!

 

霊夢

(カッ!!)

 

 

「「待たんか貴様らぁっ!神霊〖夢想封印〗!!」」

 

 

キィィィィィィィィィィンッ…!!!

 

 

ズドドドァォッ!!!

 

 

 

麟・妹紅

「「うおぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」

 

 

 

ドグァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

霊夢

「あんのバカ共が…面倒な仕事増やすんじゃないわよ!」

 

魔理沙

「だ、だからって2人諸共夢想封印しなくても(汗)」

 

早苗

「良かったのでは…?(汗)」

 

霊夢

「決闘両成敗!って言うじゃない?」

 

慧音

「喧嘩両成敗みたいに言うな」

 

永琳

「まったく…何を考えているのかしら、あの2人は…」

 

輝夜

(方法はどうであれ、麟と一緒に遊べるなんて羨ましいなァ…)

 

鈴仙

「姫様…まさかと思いますが、妹紅さんの事が羨ましいだなんて思ってませんよね?」

 

輝夜

「ソンナコトオモッテモナイワヨ~」

 

てゐ

「絶対に思ってるやつじゃんそれ」

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

 

 

 

 

 

麟「いっててて…霊夢の野郎、本気で夢想封印を撃ちやがった…!」

 

妹紅

「まさかお前と一緒に夢想封印されるとは思わなかったな…。霊夢の奴…お前にはもう少し甘いと思ってたのに…」

 

麟「霊夢は有事の時はちゃんと真面目な奴だからな、むしろ安心感すらある」

 

妹紅

「それは言えてるな…」

 

麟「で、俺と再戦出来た感想は?」

 

妹紅

「また一方的にやられて負けたのが癇に障るけど…本気のお前ととことんやれて、私は心の底から満足してるよ…♪」 ニコッ♪

 

麟「それならよかった」

 

妹紅

「やっぱり輝夜と殺し合うよりも、お前と戦り合う方が楽しいよ」

 

麟「それ、肝試しの時も聞いたセリフだな。…輝夜が泣いちまうぜ」

 

妹紅

「知ったこっちゃねぇ。でも…今度戦り合う時は天界でやった方が良いな。次も竹林で暴れたら、今度は霊夢の夢想封印だけじゃなくて慧音の頭突きと閻魔様の説教がトッピングされちまうな…」

 

麟「それだけは絶対に御免だな…」

 

妹紅

「だな。ま、改めて…今回はありがとうな麟。本気のお前と満足するまでとことん暴れられて、私は最高に楽しかったよ」

 

麟「俺も楽しかったよ、妹紅」

 

妹紅

「へへっ♪てことでこのお礼を受け取ってくれ」 スッ…

 

 

chu♡

 

 

麟「ん、ありがたく受け取っておくよ」

 

妹紅

「ふふっ♡」

 

麟「ふっ…」

 

 

 

 

これにて華月麟と藤原妹紅による決闘は、無事(?)に閉幕。色々と大事にはなったが、麟が妹紅を打ち負かして勝利を収めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神様にも仕込めない運命のイタズラ

 

 

そう、願いは届くんだ 2人秘密のGame

 

 

禁断の煙に触れたU・RA・HA・RAの執念

 

 

そう、誰にも分からない

 

 

 

 

エンドレスリピート

*1
蓬莱人特有の能力

致命傷を負っても即座に復活し、そのまま戦闘を継続する事が可能

ただしかなりのダメージが蓄積されると、蓬莱人といえども戦闘続行が不可能になる

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。