華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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新地獄三銃士襲来

妹紅との決闘から一夜明け…

 

 

~博麗神社~

 

 

サッサッサッ

 

麟「はぁ…」

 

妹紅

「ちぇっ…」

 

 

迷いの竹林で大暴れして周りに多大な迷惑をかけた2人は、罰として博麗神社の境内を掃除する羽目になっていた。

 

サッサッサッ…

 

麟「俺が博麗神社の境内を掃除するのは分かるけど…なんで妹紅まで?」

 

妹紅

「さぁ…?なんで私まで博麗神社の掃除してんだろうな。てっきり慧音の手伝いでもさせられるのかと思ってたのに」

 

スタスタ

 

慧音

「私が霊夢にそう提案したからだ」

 

麟・妹紅

「「あ、慧音せんせー」」

 

慧音

「その呼び方はやめてくれと…」 グググ…

 

妹紅

「んあ?」

 

慧音

「言っているだろう!」 グォッ!!

 

ゴッ!!

 

妹紅

「ぎぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

麟「おっそろしく鈍い音がしたぞ…今の頭突き」

 

慧音

「(ギロリ)次はお前だ、麟」

 

麟「( ˙꒳˙ )oh…お手柔らかにおなしゃーす」

 

慧音

「だ、だいぶ覚悟決まってるな」

 

麟「お早めにどぞ(っ´∀`)っ」

 

慧音

(こ、こんな覚悟がガンギマリだと…それはそれでしにくいな。とりあえずこっちにしておくか…) スッ…

 

ベシッ!!

 

麟「アデッ」

 

妹紅

「なぁっ!?なんで麟はデコピンなんだよ慧音!」

 

慧音

「ず、随分と覚悟を決めていたものだから…逆にやりにくくてだな…」

 

妹紅

依怙贔屓(えこひいき)すな!」

 

慧音

「てへ…☆」

 

スタスタ

 

霊夢

「うっさいわよあんたら〜って、慧音?来てたのね」

 

慧音

「ああ、お邪魔してるよ」

 

霊夢

「で?なんで妹紅のおでこが真っ赤になってんのよ」

 

麟「慧音せんせーの頭突きが炸裂しまして」

 

慧音

「だからその呼び方はやめろ!」 ベシッ!!

 

麟「アダッ」

 

霊夢

「…(汗)あ、境内の掃除は終わったの?」

 

妹紅

「(キョロキョロ)まぁ…大体終わったかな」

 

麟「かな〜」

 

霊夢

「お疲れ様。んじゃ中でお茶を淹れてあげるから上がりなさいよ。あ、慧音と飲む?」

 

慧音

「いいのか?ならその言葉に甘えさせてもらおう」

 

麟「お茶の時間だ〜」

 

妹紅

「うぇ〜い」

 

 

カランッカランッカランッカランッ…

 

カツ…カツ…カツ…カツ…

 

ドスンッ…ドスンッ…ドスンッ…ドスンッ…

 

 

麟「(ピクッ…)2、いや3人…誰か来るな」

 

妹紅

「え?いきなりなんだよ…!?」

 

霊夢

「(ピクッ…)あー…確かに3人、こっちに来てるわね」

 

慧音

「お、お前もいきなり何を言って…?」

 

麟「けどこの感じ、多分いつもの3人組だよな?霊夢」

 

霊夢

「恐らくはそうね。今度は何しに来るんだか…」

 

慧音

「お前達、一体誰が来るのか分かってるのか?」

 

麟・霊夢

「「最近、よく博麗神社に顔を見せるから」」

 

妹紅

「へー…お前らがそんな反応を示すって事は、敵意を持ってる奴等が来るわけじゃないんだな」

 

 

ザッ…!!

 

残無

「息子よ、逢いに来たぞ♪」

 

魔狼

【挿絵表示】

『元気にしてるか、麟〜っ!♪』

 

日狭美

「お邪魔しますわ〜」

 

 

麟「あー…いつもの三銃士が来やがったよ…」

 

妹紅

「全員初めて見る相手だ…」

 

慧音

「た、確かに見た事ない人達だな…」

 

霊夢

「あんた達、暇さえあれば博麗神社に来るのやめてくれないかしら」 ジトー…

 

残無

「そう冷たい事を言うな♪」

 

霊夢

「あんたらが居るタイミングで参拝客が来られたらたまったもんじゃないわ」

 

魔狼

『かっかっかっ!案ずるな、その時はこの俺が博麗神社で祀られている神様の役を買って出よう』

 

麟「親父は神様というよりかは祟り神や邪神系の神だろうが」

 

魔狼

『そんな冷たい事を言うなよ?流石の俺でも泣いてしまうぞ?』

 

麟「知るか」

 

慧音

「親父…?麟、今この獣の事を親父と呼んだのか…?」

 

麟「え?呼んだけど、親父って」

 

妹紅

「え…この獣が、麟の父親…!?」

 

麟「まぁ…義理の親父って事で」

 

魔狼

『りーんーっ!!(圧倒的感動)っといけない…おいそこの2人、俺には魔狼という名があるのだ。そんな安っぽい呼び方で、この魔狼を呼ばないでもらおうか?』

 

霊夢

「いやそもそも自己紹介してないでしょうよ、お互いに」

 

魔狼

『それもそうか。では俺から自己紹介を…俺の名は魔狼、華月麟の父親である』

 

残無

「儂は日白残無、麟の母じゃよ」

 

日狭美

「残無様の忠実な部下、豫母都日狭美ですわ♪」

 

慧音

「私は上白沢慧音だ、どうぞよろしく」

 

妹紅

「私は藤原妹紅、よろしく」

 

残無・魔狼

「『よろしく』」

 

日狭美

「よろしくお願いいたしますわ」

 

慧音

「それにしても…まさか義理とはいえ、麟に父親がいたなんて」

 

麟「俺が勝手に親父呼びしてるだけだよ」

 

妹紅

「初めましてお義父さん、私は藤原妹紅です。麟とはそれなりの仲でして…」

 

魔狼

『貴様にお義父さんと呼ばれる筋合いは無い!そして麟は貴様にはやらんぞ!』

 

妹紅

「そんなっ!?」 ガーンッ!!

 

慧音

「初めましてお義父様、私は上白沢慧音と言います。貴方のご子息にはいつもお世話になっておりまして…」

 

魔狼

『貴様にもお義父様と呼ばれる筋合いは無い!そして貴様にも息子はやらんぞ!』

 

慧音

「なっ…!?」 ガーンッ!!

 

魔狼

『貴様らからは邪なオーラしか感じ取れん!』

 

妹紅

「そこをなんとかお義父さん…麟を私にください!」

 

慧音

「ご子息の麟を、私の(つがい)にくださいお義父様!」

 

魔狼

『貴様らに息子はやらんと言ったらやらん!』

 

妹紅・慧音

「「そんなっ!?」」

 

麟「…なーに遊んでんだお前ら」

 

霊夢

「で?今回も麟に会いたいが為に来たわけ?」

 

残無

「それもそうじゃが、今回は息子の為に()()()()()()()()()()じゃよ」

 

霊夢

「…は?」

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