~フランの部屋~
咲夜
「それでは、ごゆっくりと」
バタン…
フラン
「えへへっ♪お兄様と二人きりでお茶会~♪」 パタパタ♪
麟「なんだかんだで初めてだよな?二人きりでのお茶会って」
フラン
「…そうかな?そうかも」
麟「いつもはレミィ達と一緒にだからな。たまには二人きりでお茶会をしても罰は当たらないだろ」
フラン
「えへへ♪」 ギュ♡
麟「ふっ…」 ゴクッ
フラン
「(ゴクッ)それにしても…まさかパチェが急に倒れて意識不明…。私がお部屋で寝てる間にそんな事が起きてたのね?」
麟「ああ。俺は霊夢と一緒に事件現場を見に来たんだけど、霊夢だけ屋敷を追い出されてな」
フラン
「…可哀想な霊夢」
麟「とりあえず、今は紅魔館の関係者全員が被疑者だからな。下手にこっちが手を出して新たな事件を発生させるよりかは良いだろ」
フラン
「…お兄様はどうなの?紅魔館に居るって事は、お兄様も被疑者扱いになるんじゃ…」
麟「別に俺は、ただ可愛い妹と楽しくお茶会をしてたっていうアリバイがあるからな。レミィや咲夜、フランも証人として居るから大丈夫じゃん?…多分」
フラン
「ふふ♪お兄様が犯人として疑われたら、私が守ってあげる!」
麟「そりゃ頼もしいこって♪あ、ほれクッキー食おうぜ」
フラン
「は~い♪」
華月麟、只今義妹のフランドール・スカーレットと呑気にお茶会中。
一方その頃…
お燐
「それで…博麗のお姉さんとお兄さんが来るまでの間に、誰一人として来客は無かったんだね?」 カキカキ
美鈴
「はい。私が覚えている限りでは誰も来ませんでしたね」
お燐
「失礼な事を聞くけど、門番係の貴女ってちゃんと門番の仕事をしているのかい?」
美鈴
「失礼な!?ちゃんと門番の仕事はこなしていますよ!」
お燐
「本当か~い?あんたは、よく門の前で居眠りをして門番としての機能が働いていないってよく聞くけどなぁ~?」
美鈴
「ウッ…ソ、ソンナコトハアリマセンヨ(棒)」
お燐
(…図星だし心当たりしかない反応だね?)
美鈴
(アタフタ…)
お燐
「1つ忠告しておくけど、探偵さんはあんたの心を読む事が出来るんだよ?ちゃんと素直に喋っておかないと後で門番さん自身の首を絞める事になると思うよ」
美鈴
「え…だったらそもそも論、なんでこんな事情聴取を?心が読めるのなら、無駄じゃありませんか?」
お燐
「…探偵さんは
美鈴
「…あー」
お燐
「つまり、この事情聴取でちゃんと本音を言っておかないと、後で自分自身が痛い目を見るよって言ってるんだい。そうならないようにあたいは忠告してあげてるんだ、むしろ感謝してほしいね」
美鈴
「じ、実は…パチュリー様が狙われていた時も、なんなら普段からも居眠りを…///」
お燐
「はい♪正直に答えてくれてありがとうございます♪」
美鈴
(テレテレ///)
別の場所では古明地さとりのペット・火焔猫燐が門番の美鈴に事件前の事情聴取を取っていた。…何故お燐が事件の事情聴取を行っているのか?
~パチュリーの部屋~
レミィ
「う~ん…」 ジー…
パチェ
「…」
レミィ
「何度確認しても、ただぐっすり眠っているだけね…。でもこの感じは…
現在、レミリアは意識不明のパチュリーの容態を確認していた。頬をつねったり、ちょっとしたいたずらをしても起きる気配は全く感じられず…。
レミィ
「こんな芸当…そんじゃそこらの奴には到底出来ないでしょうね。でも…我が屋敷に敵が攻め込んで来るなんて思いもしなかったから油断しきっていたわね…。誰かに攻め込まれるなんて〖紅霧異変*1〗の時と〖夕立異変*2〗の時以来かしら…?」
パチェ
「…」
レミィ
「…まあいいわ」 ガタッ
妖精メイド
『お嬢様、どこへ行かれるおつもりで?』
レミィ
「フランの所よ。一応あの子にも事情聴取をしておくの。私が居ない間、見張りを倍に増やしておいて頂戴。何かあったらすぐに私か美鈴、咲夜を呼ぶのよ」
『かしこまりました。気を付けて行ってらっしゃいませ』 ペコリ
レミリアは、自分の妹フランが今回の事件の犯人である可能性は限りなく低いという事は理解していたが…それでも一概に否定は出来ない為、彼女にも一応の事情聴取をしに部屋を後に。