華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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博麗の巫女への事情聴取

~博麗神社~

 

 

場所を変えて博麗神社…

 

 

お燐

「と、いうわけでお姉さんにも事情聴取させてもらいま~す♪」

 

事件の事情聴取の為、お燐は博麗神社に訪れていた。

 

霊夢

「あんたが…レミリアの言っていた事情聴取担当ね?あんたが動いてるって事は…探偵の正体はさとり(あいつ)で決まりね」

 

お燐

「ご名答♪」

 

霊夢

「…なんでさとりが動いてるのかしら?あいつは紅魔館とは無関係の存在でしょ?そもそも地上で起きた事件なのに、地底のあんたらがどうして動くのかすら理解出来ないわね」

 

お燐

「まあ、地底(こっち)には地底(こっち)の事情があるって事だけ理解していただければ…」

 

霊夢

「何か言えない事情があるってわけね?」 ワシャワシャ♪

 

お燐

「[ワシャワシャ♪]うにゃあ♪そういう事にしておいてください~♪」

 

霊夢

「分かったわ。それじゃさっさと始めちゃってちょうだい」

 

お燐

「はいっ!では早速、まずはお姉さんの紅魔館へ行く頻度を教えてください」

 

霊夢

紅魔館(あそこ)へ行く頻度?そうねぇ…たまにお茶会に誘われるくらいで、自分からあそこに赴く事ってのはまずそんなに無いわね」

 

お燐

「ではそれなりに頻度はあるけど、それでも少ない方と」

 

霊夢

「ええ」

 

お燐

「ふむふむ(カキカキ)じゃあちょっと話が変わるんだけど、紅霧異変の時の事を聞いてもいいですかな~?」

 

霊夢

「構わないけれど、大して覚えてないから期待しないでちょうだい?」

 

お燐

「はいは~い♪ではでは…紅霧異変の頃からパチュリーさんとは軽くでも交流はあったと思うんですけど、お姉さんとパチュリーさんってどういうご関係で?」

 

霊夢

「異変を起こされた時、私の手で退治した関係ね。今はただの友人…なのかしらね?」

 

お燐

「ふむふむ…恨みを買う要素あり(カキカキ)1つ疑問なんだけど、なんで異変解決の時にパチュリーさんにトドメを刺さなかったんだい?」

 

霊夢

「…博麗の巫女の役割は、幻想郷に害を成す存在を退()()するんであって、()()するわけではないからかしらね」

 

お燐

「ふむふむ…」 カキカキ

 

霊夢

「…ねぇお燐、これって事情聴取として役に立ってる返答なのかしら?」

 

お燐

「役に立ってるかどうかはさとり様が決める事なんで、あたいにゃ分かりませ~ん」

 

霊夢

「はぁ…私が今回の事件の犯人として見られない事を祈るだけか」

 

お燐

「ま、あたいもお姉さんが犯人だなんて微塵も思ってないよ」

 

霊夢

「ありがと」

 

お燐

「んじゃ聞きたい事はある程度聞けたし、あたいは一度地霊殿に戻るとするかね」

 

霊夢

「お疲れ様。気を付けて帰りなさい」

 

お燐

「お姉さんも協力ありがとうね~♪」 フリフリ

 

霊夢

「はいは~い」 フリフリ

 

 

お燐は霊夢への事情聴取を終え、地霊殿へと引き上げる。

 

 

~地霊殿~

 

 

ガチャッ

 

お燐

「ただいまですさとり様~」

 

 

さとり

「あら、お帰りなさいお燐。お疲れ様」

 

お燐

「いや~、慣れない事はするもんじゃありませんね~。色んな人に事情聴取をする度に、めんどくさそうな顔されましたよ」

 

さとり

「貴女に面倒事を押し付けてごめんなさい、お燐」

 

お燐

「いえいえ、これで事件が解決するなら安いものですよ(スッ)はい、聴取をまとめたメモ帳です」

 

さとり

「ありがとう」 パラッ…

 

お燐

「さ~て、これで今回の事件の犯人が炙り出せれば…」

 

さとり

「…(パタンッ)やはりそうか。お燐、貴女が色んな人に事情聴取をしてくれたおかげで、犯人が誰だか判明したわ」

 

お燐

「はやっ!?で、誰がパチュリーさんを意識不明に?」

 

さとり

「犯人は…」

 

 

「「紅魔館のメイド長・十六夜咲夜よ」」

 

 

お燐

「…え?」

 

 

遂に判明したパチュリー殺人事件の犯人。

果たしてその真意は…

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