華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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第三被害者〖西行寺幽々子〗

妖夢

「幽々子様、お昼ご飯の準備が…(チラッ)ゆ、幽々子様っ!?」

 

幽々子

「…」

 

妖夢

「(バッ!)幽々子様っ!どうされたんですか幽々子様っ!?」 ユサユサ

 

幽々子

「…」

 

妖夢

「目を開けてください…!幽々子様ぁぁぁぁっ!!」

 

紅魔館の住人3人の魔力を貪り尽くした反獄王は、次に白玉楼の主にその魔の手を振り下ろした。被害は更に広がるのみだ。

 

 

 

「「もっとだ…もっと魔力を…!」」

 

 

 

反獄王は更なる魔力を求め、幻想郷を彷徨いながら姿を眩ます…。

 

麟「…てのが現状だ」

 

魔理沙

「マ、マジか?まさか今回の事件が、前に残無達が大暴れしたあの件と関係があったなんて…」

 

紫「はぁ…遂に厄介なのが封印から解き放たれてしまったわね…」

 

一方、博麗神社では紅魔館で発生した事件から判明した情報を、現時点で知っている事を全て八雲紫へと伝えていた。

 

霊夢

「紫、あんたは反獄王ってのを知ってるの?」

 

紫「もちろん。反獄王・宮出口瑞霊の事でしょう?もちろん知っているわ」

 

麟「怨霊になる前はどんな奴だったとか、紫さんは知ってたりする?」

 

紫「知ってはいるわ…けど、それは今ここで話すべき事ではないし、貴方達が知る必要もないわ」

 

霊夢

「…そうやって誤魔化すから、後で厄介な事になるんじゃないの?素直に話せばいいのに」

 

紫「素直に話して解決するなら、私だって貴方達に全部話してるわよ。反獄王の件はそんな簡単に話せる話ではないのよ」

 

麟「…今はそうかもだけど、いつかは話さなくちゃいけなるなると思うけどね」

 

紫「ま…覚悟はしてるわよ。それにしても…地獄が移転した後も、奴の封印は頑丈に施していたつもりだったけれど…地底と地上の往来が増えたせいで、封印が解けたのかしら…?いずれにせよ、早いところ奴を捕えないと…」

 

麟「その通り…あまり放置し過ぎると、更に被害は増えるだけだからな」

 

紫「えぇ…(スクッ)それじゃ、そろそろ私はお暇させてもらうわね」

 

魔理沙

「ん?なんか急用でも出来たのか?」

 

紫「藍が私を呼んでるみたいだから、急いで行かないと。それと霊夢」

 

霊夢

「なに」

 

紫「反獄王・宮出口瑞霊の存在は…()()()()()()()()()()()だという事を伝えておくわ」

 

霊夢

「…あっそう」

 

ブ・ン…

 

紫「それじゃ、またね麟♪」 チュッ♡

 

麟「またね紫さん。何処に行くかは知らないけど、道中は気をつけて」

 

紫「ええ、心配ありがと♪」 ザッ…

 

ヴン…

 

魔理沙

「行っちまった…。それにしても、最後にあいつが霊夢に伝えた内容ってどういう意味なんだ?反獄王ってのがかなりヤバい存在だってのは分かるんだが…」

 

霊夢

「…つまり紫が言いたいのは、最悪の場合は()()()()()()()()()()()()()()()って事よ」

 

魔理沙

「マ、マジで!?」

 

霊夢

「えぇ…」

 

麟「…今回の事件、そう簡単に解決はしないだろうな…」

 

 

果たして…反獄王の被害をここらで止める事が出来るのか?

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