お燐
「…(汗)」 チラッ
雛「…(汗)」 チラッ
文「…」 チーンッ…
お燐と雛は苦悶の表情を浮かべていた。
何故なら、また玄武の沢上流から土左衛門が1人流れてきたからだった。
お燐
「はぁ…で、まーた土左衛門が1人流れてきたってわけかい」
雛「あはは…し、死んではいないみたいですよ?」
お燐
「まさかブン屋の天狗まで溺れるなんてなぁ?これも反獄王の仕業なのか…」
雛「さぁ…?どうなんですかね」
お燐
「ま、1つ言える事としては1番疑わしいのは…」 ジーッ
雛「え、なんで私をそんな目で見つめるの?まさか…私が犯人だとでも言いたいの!?」
お燐
「そりゃね?河童の土左衛門も、天狗の土左衛門も、第一発見者はお前さんなんだよ?疑わないわけが無いと思わないかい?」
雛「そんな理不尽な!?私は本当に偶然その場に居合わせていただけだもん!?」
お燐
「でもねぇ?二連続で土左衛門が下流に流れてきて、尚且つ同じ人物が発見する…疑わしいじゃないか。つまり犯人はお前だーい!」
雛「ち、違うってば〜っ!?」
文「ゲ、ゲホッゲホッ…!!あ、あやややや…ちょ、ちょいとお待ちくださいお二人共…」
お燐・雛
「「あ、生きてた」」
文「勝手に殺さないでください…ゲホッゲホッ」
土左衛門・射命丸文が息を吹き返した。どうやら沈没した瞬間にかなりの水を飲んでしまった様子。
お燐
「ブン屋さん、気分はどうだい?」
文「生き返って気分最高!…なんて言うと思いますか?」
お燐
「冗談だよ」
文「まったく…(ズキズキ)イタタタ…」
雛「ねぇ文、貴女も反獄王にやられた口なのかしら?」
文「いえ…私は違います」
お燐
「んじゃ誰にやられて下流にまで流れ着いたんだい」
文「…霊夢さんですよ」
雛「…そっちに!?」
お燐
「お、お姉さんにやられたんかい…。いや待てよ…?つまり反獄王は今、お姉さんに取り憑いて…?」
文「それはどうだか分かりませんが…霊夢さんが私を攻撃する時、耳元でこう囁いたんです」
文『ま、まさか…本気で…!?』
霊夢
(グッ…!)
ギャンッ!!
文『っ!?』 オロッ…
霊夢
(スッ…)
『『ごめん』』
文『!』
霊夢
(グアッ…!!)
バギャァッ!!!
文『ごあ…っ!』 フゥ…
文「とね」
雛「…ごめんと言いながら、攻撃はしたのね」
お燐
「お姉さんはなんでそんな事を?文に反獄王が取り憑いてたとか?」
文「分かりません…だから直接博麗神社へ乗り込んで聞いてやろうかと」
お燐
「それが手っ取り早いね〜」
雛「私は行かなくても構わないわよね?」
お燐
「あんたが犯人じゃないって分かったし、構わないよ」
雛「ホッ…」
ジャプッ
ザザァッ…
雛「ん?何かしらこれ」 ヒョイッ
お燐
「何その紙、新聞かい?」
雛「花菓子念報ですってよ」
お燐
「なんだそりゃ?初めて聞く新聞だね」
文(花菓子念報って…はたての新聞では?どうして彼女の新聞が…)
「で?その新聞には何が書かれてるんですか?」
雛「えーと…〖文々。新聞の記者・射命丸文、怨霊を甘く見過ぎて怨霊に取り憑かれたであろう博麗の巫女にやられる〗って書いてあるわよ」
お燐
「ブーーッ!!!www」
文「んな…っ!?」
雛「凄いわね…ちょうど貴女が霊夢に攻撃された直後の写真が掲載されてるわよ?ほら」 バサッ!
文「(ガッ!!)ほ、ほんとだ…っ!?///」 カァッ///
お燐
「にゃーっはっはっはっはっはっ!!!www」
雛「ふ、ふふふ…wこればっかりは笑っちゃうわね…w」
文「あんのぉ…!///」 グシャァッ!!
「「はぁぁたぁぁてぇぇぇぇぇぇぇっ!!!///」」