~守矢神社~
早苗
「魔理沙さ~ん」
魔理沙
「お?どした早苗」
早苗
「神奈子様から、魔理沙さんを解放しろと言われました。どうやらもう貴女への疑いが晴れたらしいですよ」
魔理沙
「お~、ようやく帰れるのか!でもなんで急に?」
早苗
「人里で新しい被害者が発見されたとかなんとか」
魔理沙
「マ、マジか…?疑いが晴れたのは嬉しいが…新しい被害者が出ちまうなんて…(スクッ)まあいいや…さっさと私も動くか」 スタスタ
早苗
「では私はお見送りしますね」 スタスタ
魔理沙
「わざわざ悪いな。でも結構居心地よかったぜ?何もしなくてもご飯は出てくるし、反獄王の奴に怯える必要も無い!こりゃ最高だぜ♪」
早苗
「…素直に喜ぶべきか、それとも るべきなのか(汗)」
魔理沙
「へへっ♪説教はまた今度にしてくれだぜ?あ、ところで、人里で発見された新しい被害者って誰だ?」
早苗
「雛さんです、厄神様の。にとりさんの第一発見者でもあるらしいですよ?」
魔理沙
「雛がやられたかぁ…でも第一発見者が犯人ってのは、第三者から見てもすぐ気付くよな?」
早苗
「と言いますと?」
魔理沙
「だってよ、被害者を発見した第一発見者ってのは一番最初に怪しまれるものだろ?だから反獄王の奴がそんなヘマをするとは思えない…。いや待てよ…?反獄王の奴は、雛がにとりを見つけた時にすぐさま取り憑いて…雛になりすましてたのか…?」
早苗
「え…つまり魔理沙さんは、雛さんが犯人と言いたいんですか?雛さんは被害者ですよ?」
魔理沙
「早苗は知らないのか?反獄王に取り憑かれて魔力を全部吸われた奴は、被害者でもあり元犯人でもある。今の犯人は被害者に直接会った奴の可能性が高い」
早苗
「被害者に直接会った人が犯人の可能性…でも、それって誰なんでしょう…?」
魔理沙
「さぁな…雛とにとりが最後に会った相手が誰なのかは、流石の私も分からないぜ」
スタスタ
ザッ…!
魔理沙
「っ…!?」
神奈子
「…」
諏訪子
「…」
針妙丸
「…」
あうん
「…」
魔理沙
「か、神奈子!?それに他の3人までどうして倒れて…!?」
早苗
「(ヒョコッ)あらま、これは一体何事で…?」
ズォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ…
魔理沙
「(ゾッ…!!)っ…!?」 ドゥッ!!
ズザザザァァァァッ…!!
早苗
「ま、魔理沙さん?どうしたんですかいきなり」
魔理沙
「そ、そのおぞましいオーラ…まさかお前…!?」
早苗
「へ?おぞましいオーラ?何の事ですか?」
魔理沙
「とぼけるな!4人全員お前がやったんだろ!」
「「反獄王!!」」
早苗(?)
「…」
『くふっ…』
早苗(瑞霊憑依)
『くっはっはっは…!気付くのがおせぇんだよノロマが…!』
魔理沙
「や、やっぱりそうか…!全く気付けなかったぜ…!」
早苗(瑞霊憑依)
『もう少し早く気付けていれば、こんな事にはならなかったのになぁ?くっはっはっは!』
魔理沙
「いつだ…!いつから早苗に…!」
早苗(瑞霊憑依)
『そもそも私は、最初は河童の奴に取り憑いていた…だが河童のアジトに居続けていてはいずれボロが出る、だから次に鍵山雛の奴に取り憑いた。そこからはもうトントン拍子で事が進んだ。どいつもこいつも反獄王の話を耳にしていたというのに、大人しく引き籠らないで外を出歩き回りやがる。チビの方の神が玄武の沢を監視しに来た時、あっさりと乗り移る事が出来たってわけだ。あとは守矢神社が封鎖されているからな、てめぇに気付かれないように襲うだけの簡単な作業ってわけだ』
魔理沙
「くそっ…!私が早くお前の存在に気付けていれば…だがここであったが百年目!(チャッ!)私がここでお前を止めて…!」
早苗(瑞霊憑依)
(ギャンッ!!)
ドッ…!!!
魔理沙
「が…っ!?」
グググッ…!!
早苗(瑞霊憑依)
『その程度の力で…私を止められるとでも?』 ズル…
魔理沙
「がは…!」 ドシャッ…!
早苗(瑞霊憑依)
『てめぇは大人しく山を下りて、こう広めてりゃいいんだよ』
早苗(瑞霊憑依)
『ってな』
『『ふははははははははははははははっ!!!』』