「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」
ドタドタ!!
ガララッ!!
霊夢
「どうしたの!?」
小傘
「あ…あ…!?」
星「聖!聖!しっかりしてください聖!」 ユサユサ
聖「…」 ガクッ…
霊夢
「っ…!?」
遂に命蓮寺にて、最初の被害者が出てしまった。被害者は聖白蓮。
霊夢
「や…やられた…っ」 ボソッ…
星「あ…霊夢…!」
霊夢
「な、何があったのか教えてもらえる…?」
星「お、おつとめをしに本堂へ来てみたら、聖が倒れていたんです…!何度呼びかけても目を覚ます気配もありません…!」
霊夢
「…小傘も星と同じ?」
小傘
(コクコク…)
霊夢
「そ、そう…」
ザッ…
村紗
「お~い、なんか凄い悲鳴が聞こえ…って、聖!?」
一輪
「聖ッ!!」
ナズーリン
「い、一体何事だい…!?一体何が…」
霊夢
「く…っ!」
(まさか聖が最初に襲われるなんて…なんとなく反獄王が聖に取り憑いてる気もしていたけれど、まさかこんなタイミングで聖がやられるなんて…。でも聖がやられた今、反獄王がもう聖には取り憑いていない…となると反獄王は誰に取り憑いた…!?)
ダダダッ!!
村紗
「おい聖、しっかりしてよ!」 ユサユサ
聖「…」
一輪
「は、反応が無い…まさか死んで…!?」
ナズーリン
「いや、呼吸はしている…恐らくは気を失っているんじゃないか?」
霊夢
「…」
(全員それっぽい反応をしているけど、もしかしたらこの5人の内の誰かに取り憑いて…?一度疑い出してしまうと全員が怪しく見えてしまうわ。…あれ?そういえば響子の姿が見えないけど、あの子は何処に…?)
聖が反獄王に襲われてしまった事で、命蓮寺内の全員が被疑者となってしまった。…が、反獄王が命蓮寺の誰に取り憑いているのかは分かるはずも無く、全員が怪しく見えてしまうだけだった。
霊夢
(とりあえず…今は目の前にいる奴等を監視し続けるしかないわね。それにさっきの悲鳴…恐らく外で監視している魔理沙達にも聞こえたはず。命蓮寺の外は魔理沙達に任せる他ないわね…。でもこれ以上はこいつら全員に隠し通す事は出来ない…ここはある程度の情報は伏せつつ、星に打ち明けてみた方が良いわね…)
「ね、ねぇ星」
星「な、なんでしょうか霊夢?」
霊夢
「あんたに1つ言っておきたい事があるの」
星「言っておきたい事…それは一体なんでしょうか?」
霊夢
「聖が倒れた原因なんだけど…」
ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
魔理沙
「さ、さっきの悲鳴は…聖か?もしかして反獄王の奴に…!」
文「…」 キョロキョロ…
魔理沙
「お、おい文?今度はどうしたんだよ?」
文「先程から気になっていたのですが…だいぶ濃い霧が立ち込め始めていませんか…?」
オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
魔理沙
「き、霧?(キョロキョロ)た、確かに…だいぶ霧が濃いな?先が見えないくらいには立ち込めてやがる…」
文「このままでは…我々は全滅する…?」
魔理沙
「ぜ、全滅って…まさか反獄王に全滅させられるって意味か!?」
文「分かりません…ですが、かなりマズい状況になり始めている可能性が高いという事だけは確かです。魔理沙さん!私、霊夢さんに計画の中止を伝えてきます!魔理沙さんはここで待機していてください!」 バサッ…
ドゥッ!!
魔理沙
「は!?ちょ、ちょっと待てよ文!?まだ反獄王の仕業かどうかも分かってないってのに、闇雲に動いたらマズいだろ!?」
文「霊夢さんが反獄王の魔の手に落とされるよりかはマシでしょう!」 グッ…!!
ギャンッ!!!
魔理沙
「あ、文っ!!?」
ガギュアァァァァァァァァァンッ…!!!
魔理沙
「い、行っちまった…あんにゃろう、いきなり行動するのもマズいだろうってのにまったく…。でも文が言っている事にも一理ある…確かに
ヒュオォォォォッ…
オォォォォォォォォッ…
魔理沙
「!?」 ピクッ…
(な、なんだ今感じ取った妖気は…!?凄く禍々しい物を感じたぞ…!まさか反獄王がこっちに向かってるのか…!?)
ザッ…ザッ…ザッ…
クシャッ…
魔理沙
「だ、誰だっ!(バッ!!)って…お前!?」
???
(ニィッ…)