キュッキュッ
藍「ふぅ…洗い物完了っと」
紫「あとは襖を開けて換気かしらね?」
藍「そうですね、こまめに換気するとしましょう。橙、襖を開けてちょうだい」
橙「はい藍様!」 トテトテ
ガララーッ!!
ガララーッ!!
ガララーッ!!
マミゾウ(人間擬態姿)
「お?」
橙「…え?」
マミゾウ
「ふぉっふぉっふぉっ♪これはこれは…八雲家の見習い化け猫じゃないか」
橙「マ、マミゾウさん!?」
藍「(ピクッ…)マミゾウだと…!?」 ダッ!!
ドタドタドタ!!
ズザザーッ!
藍「橙!今、マミゾウと言った…か!?」
マミゾウ
「げっ…八雲藍?何故お主が
藍「それはこっちのセリフだ!二ッ岩マミゾウ、何故お前がここに居る!?」
マミゾウ
「ふぉっふぉっふぉっ♪麟のお見舞いに来たんじゃよ。この前は本気モードの貧乏神に行く手を阻れて、麟の見舞いに来れなかったからのぉ?というか、何故お主がここにおるのか説明してもらおうか?八雲家の九尾」
スタスタ…
紫「麟の保護者でもある私達が、霊夢の代わりに麟の看病をしているからよマミゾウ」
マミゾウ
「なるほど、だから八雲家全員勢揃いというわけか。ふぉっふぉっふぉっ!相変わらずお主も麟にベタ惚れじゃの?八雲紫」
紫「それはお互い様でしょ?マミゾウ」
紫・マミゾウ
「「えへへへへへ♪」」
藍「…(汗)と、とにかく!見舞いに来るのは構わないが、せめて玄関から入ってこい!」
マミゾウ
「それはすまんかったの。あ、中に上がっても良いか?」
紫「ええ、どうぞどうぞ」
橙「お上がりくださいな〜!」
マミゾウ
「それでは遠慮なく…の前に、この鬱陶しい変装を解除!」
BON!
ブアッ…
マミゾウ(通常姿)
「ふい~…(尻尾フリフリ)やっぱりこっちの姿の方が落ち着くのぉ?」 ドスッ
藍「何故、わざわざ人間に擬態しながらここまで来たんだ?」
マミゾウ
「霊夢の奴に『人里に居る時は人間に擬態して、正体を隠せ!』と、釘を刺されてのぉ…」
藍「そうなのか?霊夢の奴…私にはそんな事、一切言ってこなかったが…」
マミゾウ
「お主は八雲紫の側近として、人里の者達に認知されとるからじゃろう?」
藍「そうなのだろうか…?まあ審議はさておき(スッ)ほら、温かい茶だ」
マミゾウ
「おっ!すまんのぉ(ズズズ…)ふう…さてさて、麟!気分はどうじゃ?」
麟「そこそこってとこかな…?」
マミゾウ
「…重めの風邪を患ったと聞いていた割には、随分と顔色が良いのぉ?もう少し顔色が悪く、寝込んでいると思っとったんじゃが…」
紫「うふふっ♪実はね?麟ったら、まだ1週間も経っていないのに結構回復しちゃってるのよこれが」
マミゾウ
「相変わらず規格外な子じゃのぉ…?(汗)せっかく林檎を持ってきたから、わし自ら皮を剥いて食べさせてやろうと思っとったのに…」
麟「わ~い、林檎だぁ…♪」
マミゾウ
「食べるか?♪」
麟「食べたい♪」
マミゾウ
「しょうがないのぉ!♡藍、包丁を持ってきてはくれんか?」
藍「はいはい…」
~ちょっとしたおやつTime~
麟「あ~、んっ!」 シャクシャク
紫「(シャクシャク)あら…凄く甘いわね?結構良い蜜を蓄えた林檎ね」
マミゾウ
「じゃろ?(シャクシャク)わしもこの林檎から香る甘い匂いに惹かれて、ついつい4つも買ってしもうたわ!」
藍「(シャクシャク)こんなに良い林檎…そんなに買ってしまうのも頷けるな」
橙「甘くて美味しいです~♪」 シャクシャク
麟「くっそ…俺の体調が壊れてなきゃ、この美味い林檎を使ってアップルパイを作るのに」 シャクシャク
マミゾウ
「アップルパイのぉ…。…!(ピコ~ンッ!)アップルパイを作る代わりに、わしのアップルでも揉むか?」 ボインボイン☆
紫「ブッ!?」
橙「ニャ?」
麟「そっちのアップルは…間に合ってます?」
マミゾウ
「そりゃ残念じゃ」
藍「二ッ岩マミゾウ…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
マミゾウ
「…あ(汗)」
藍
「「今すぐ出ていけぇっ!!」」
バギャァッ!!!
マミゾウ
「「お大事にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!?」」
キラーンッ☆
藍「はぁ…はぁ…はぁ…!まったく…奴は教育に悪い!」
麟「…マミゾウさんが遥か彼方へ逝ってしまった」
紫「無限の彼方へ逝ってしまったわね…」
橙「???」