麟「う、う~ん…」 パチクリパチクリ…
美鈴
「あ!め、目が覚めましたか…!?」
レミィ
「麟!貴方大丈夫!?」
麟「(ズキズキ…)め、めっちゃ身体が痛いんですけど…?」
フラン
「ご、ごめんなさいお兄様…!」
麟「(ムクリ…)ああ…?何があったんだっけ…?いきなりとんでもない衝撃が全身を駆け巡ってから…色々と記憶がぶっ飛んだんだけど…?」
紫「フランに吹っ飛ばされて、気絶したのよ貴方…」
麟「フランに…?あ、ああ…なんとなく思い出せてきたような気がする…。俺がフランの気配を感じ取ったと思ったら、いきなり現れたフランの猪突猛進ハグで体当たりされたんだったっけ…?」
藍「ま、まあそんなところだな…」
フラン
「お、お兄様ごめんなさい…大丈夫…?」
麟「…全治2日の重傷ZOY☆」
フラン
「あうぅ…」
レミィ
「そもそも…どうして着いて来たのよフラン?」
フラン
「だ、だって…!?お姉様が私を置いて、勝手にお見舞いに行っちゃうから…!」
レミィ
「貴女が麟に思い切り熱烈ハグをかますと思ったから、連れて行くのをやめたのよ…。案の定私の予想通り…いやそれ以上の結果になったわ」
フラン
「だ、だって…!あんな不安にさせるような新聞があったから…!?」
紫「やっぱり…フランがあんな取り乱して麟に会いに来たのは、あの号外のせいだったわけね…」
藍「紫様、やはり明日にでも射命丸文をしょっぴきますか?」
紫「そうね…隠岐奈にもお願いして、射命丸文を締め上げましょう」
麟「隠岐奈にもお願いするの?なら、今呼んであげるよ」
紫・藍
「「え?」」
麟「お〜い、隠岐奈〜」
ガチャ
隠岐奈
「(シュタッ)呼んだかね?麟君」
紫・藍
「「…え」」
レミィ・フラン
「「あ、隠岐奈」」
美鈴
「…(汗)」
(あれ…?摩多羅隠岐奈様って…この幻想郷で1番偉い神様じゃなかったっけ?そんな神様が…たった1人の人間の呼び掛けに応答するって、それは神様としてどうなんだろうか…?)
麟「こんばんは、摩多羅隠岐奈」
隠岐奈
「こんばんは麟君。おやおや、初日と比べると…随分と元気そうじゃないか」
麟「もうすっかり元気だよ。それでもちゃんと永琳さんの言い付けは守るけどね」
隠岐奈
「そうそう…念には念を、油断大敵、風邪甘く見てはいけないよ。で、私に何か用かな?」
麟「義母さんが隠岐奈に用があるから呼んだんだよ」
隠岐奈
「紫がか?紫、私に用とはなんだ?」
紫「(バサッ)この射命丸文がばら蒔いた号外の件よ」
隠岐奈
「ああこれか…私もこの号外について、お前と話し合おうか迷っていたところだったんだよ。これはなかなかに好都合だな」
紫「ハッキリ言うわ、明日にでも射命丸文を処罰する」
隠岐奈
「その心は?」
紫「息子の病状を故意に誇張した表現で号外に記載し、幻想郷の住人達に混乱を与えた罪よ」
隠岐奈
「ヨシキタ!もう夜も更けて来たから明日にするか?それとも今から行っちゃうか?」 ウキウキ♪
紫「今から行くわ。あの鴉天狗…ただじゃおかないわ」
隠岐奈
「では早速天狗の里へ参ろう!あ、しばらく八雲紫をお借りしていくぞ」
藍「麟達の面倒は、私にお任せ下さい」 ペコリ
紫「ええ、こっちは貴女に一任するわ。麟、お風呂に入ったらしっかり髪の毛を乾かしてから寝るのよ?」
麟「はーい」
紫「隠岐奈、早速行きましょうか」
隠岐奈
「うむ!あ、その前に…麟君」
麟「ん?」
隠岐奈
「君は私を散々良いようにこき使ってくれているが…その分の支払いはちゃんとしてくれるんだろうね?」
麟「支払いね…出世払いだ、ツケとけ」 chu
・投げキッス
隠岐奈
「(ズキューンッ!!♡)期待しておくよ!♡」 ムフーッ!!♡
紫「…(汗)」
隠岐奈
「さあさ行くぞ紫!♡今の私なら、なんでも出来る気がしてきたぁっ!!♡」 ズカズカ!!♪
紫「やれやれ…チョロい秘神様だこと…」
ギィィィ…バタンッ
麟「隠岐奈は扱いやすくて助かるよ」
藍「その言葉…本人の前では言ってやるなよ?」
麟「大丈夫大丈夫、ちゃんとお礼はするつもりだから」
美鈴
「そ、そういう問題なんですかね?」
麟「俺が隠岐奈に対してどんなお返しをしたとしても、それであいつが喜ぶんだったらそれで良いんじゃないか?」
美鈴
「そ、そうなんでしょうけど…あの人もあの人でもう少し神様らしく振る舞えないんでしょうか…?」
麟「神様といえど、あのくらいフランクの方が好きだよ俺」
藍「面子という問題があるだろう…」
麟「んな事、俺が知るかよ」
藍「それもそうか…よし!そろそろお風呂を沸かしてお風呂にしよう!というわけでレミリア達はそろそろお暇してくれるとありがたいのだが…」
フラン
「今からお風呂に入るの?なら私もお兄様とお風呂に入って今日は博麗神社に泊まる!」
美鈴
「…はい!?」
レミィ
「ダメよフラン、私達はもう帰るの」
フラン
「なんでよぉ!?」
レミィ
「まだ麟は完全に治ってはいないの。今は絶対安静でなければならないよの」
フラン
「でも、もうあんなに元気じゃん!」
レミィ
「そういう問題じゃないのよ」
フラン
「やだやだ〜!今日は博麗神社に泊まってくの〜っ!」 ジタバタ!!
美鈴
「ちょっと妹様!?駄々をこねないでくださいよ〜…?」
フラン
「やだーっ!」 ジタバタ!!
レミィ
「もー…」
藍「数百年生きた吸血鬼といえど、まだまだ子供だな…」
麟「やれやれ…フラン、ちょっとおいで」
フラン
「むー…」 スタスタ…チョコンッ
麟「よしよし…(ナデナデ)フラン、今日は紅魔館に帰りなさい?」
フラン
「やだ!」 ギュッ
麟「フランが俺を心配してくれるのは嬉しいけど、風邪がフランに感染ったらそれはそれで面倒なのよ。だから今日は帰りなさい」
フラン
「やだったらやだ!」
麟「まったく…わがままなお姫様だこと。フラン、俺の顔を見て」
フラン
「むー…」 チラッ
麟「ったく…」 スッ…
chu…♡
フラン
「!?///」
麟「…ふっ」
美鈴
「あら〜///」
レミィ
「はわわわわ…!?///」
藍「お、おお…?///」
フラン
「え、えっと…お兄…様…?///」
麟「俺の体調が治ったら、必ずフランに会いに行く。それまではゆっくり兄貴である俺を休ませてくれよ?」
フラン
「ほ、本当に…会いに来てくれる…?///」
麟「俺が1度でもお前との約束…破った事あるか?」
フラン
「ううん…///」
麟「なら…今日は帰ってゆっくり寝な(ナデナデ)まあ俺はあと1週間くらい寝続けるけどな?はははっ♪」
フラン
「ふふっ…♪///早く元気になってね…?///」
麟「おう♪」
フラン
「じゃあ…///」 スッ…
chu♡
レミィ
「あ」
美鈴
「あらら〜///」
藍「ふふ…♪」
麟「しっしっしっ♪」
フラン
「お大事にね?お兄様♡///」
麟「ああ、お見舞いあんがとさん♪」
フラン
「うん♡///じ、じゃあ私帰るね!///」 ドタドタ!!
ドゥッ!!!
ギュアァーン!!
レミィ
「待ちなさいフラン!?麟、お大事に!」 ドゥッ!!!
ギュアァーン!!
美鈴
「ちょちょちょお二人共!?待ってくださいぃっ!?あっ!麟さんお大事に!」 ドゥッ!
ギュアァーン!!
麟「くっくっく♪紅魔館のメンツも、相変わらず騒々しくてなにより♪」
藍「ああそうだな。おっと…早く風呂を沸かさねば」 スタスタ
ギュアァーン…!!
フラン
「…ふふっ♡///」
ガギュウゥーーンッ…!!