白銀の幻想郷
~幻想郷~
ここは幻想郷
日本のどこかに存在する山奥の土地。明治時代以来強力な結界によって外の世界から隔離された、現代社会とは異なる独自の文化が築き上げられている不思議な世界。ここでは外の世界の常識が通用しない程、摩訶不思議な現象等が多く発生する世界でもある。
この幻想郷に住む住人達は妖怪や神が多く、人間の住人はそれほど多くはない。
この世界に住む者達は外の世界から忘れ去られた存在達が大半を占め、ほとんどが外の世界から認知されなくなった者達がこの幻想郷へやって来ている。
時にこの幻想郷では不可解な出来事が訪れる。何者かによって引き起こされた怪事件、怪現象。これらの現象を幻想郷の住人は総じて異変と呼称する。
~博麗神社~
ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
麟(
「ブエックッショイ!!(ブルブル…)うぅ…寒すぎて敵わんな…」
現在、幻想郷は真冬の真っ只中。真っ白な雪が幻想郷中を白銀世界へと染め上げている為、かなり気温が低い。氷点下並みだろうか?それ故に彼は博麗神社の居間でコタツに入りながらぬくぬくしている最中である。
あうん(
「あう〜ん…っ。あまりにも寒くてコタツから出れないです〜…」
針妙丸(
「ほんとほんと…まさか幻想郷にこんな猛吹雪が来るなんて思ってもみなかったよ…」
あうんや針妙丸も、あまりの寒さにコタツムリ状態となっていた。
ザーッ…
霊夢(
「ふぅ…多少の雪かきは完了…って、あんたら…見事なまでにだらけきってるわね(汗)」
麟「お疲れ様、霊夢」
針妙丸
「お疲れいむ〜♪」
あうん
「霊夢さんおかえりなさい!今、温かいお茶を淹れますね♪」 トテトテ
霊夢
「ありがとう、あうん」
針妙丸
「霊夢も早くコタツに入りなよ〜」
霊夢
「言われなくても入るわよ(スポンッ)ふぅ…暖かい///」
ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…
麟「しっかし…物凄い雪だよな?幻想郷に住み始めてから結構経つけど、こんな猛吹雪を見るのは四季異変以来か…?」
霊夢
「そうねぇ…。確かに、こんな猛吹雪が幻想郷を襲うのは隠岐奈の起こした四季異変の時以来かもしれないわね?」
麟「つまり今回の猛吹雪は…隠岐奈が関与してる…?」
霊夢
「んなわけないでしょうが」
麟「冗談だよ冗談。逆にあいつが関与してたらすぐにでも始末するけど」
霊夢
「それは分かるわ」
麟「…だとしても、今年は異常だい」
霊夢
「そうねぇ…。…えいっ」 ピトッ
ヒンヤリ☆
麟「あっひゃーッ!?」 ビクゥッ!?
針妙丸
「ブッフゥ!?」
あうん
「わぅんっ!?」
霊夢
「うふふっ♪」
麟「な、何をするか貴様ァっ!?」
霊夢
「雪かきした後の手ってキンキンに冷えてるでしょう?冷えてる手でやる事といったら、これでしょう♪」
麟「コールドショックで俺を殺す気か!」
針妙丸
「ケホッケホッ…れ、霊夢…いきなり変な事しないでよ?麟がすんごい声出すから、私も驚いてお茶が器官に入った…ケホッケホッ…」
霊夢
「ごめんなさい?ついやりたくなっちゃったのよ」
針妙丸
「もー…」
トクトクトクトク…
あうん
「霊夢さん、温かいお茶ですよ〜♪」 スッ…
コトッ
霊夢
「ありがとう(ズズッ…)ふぅ…染みるわぁ///」
あうん
「それは良かったです♪」
麟「…うし!次は俺が雪かきしに行く番かな?」
霊夢
「あら、今度は麟が行ってくれるの?」
麟「こんだけの猛吹雪だ、1時間おきとかに雪かきしないと怖いからな」
霊夢
「こういう時にピースが居れば…彼女の炎で雪を溶かせるのに」
麟「無い物ねだりするんじゃねーの。針妙丸、俺のリボン取って」
針妙丸
「そぉいっ!」 ブォンッ!
麟「(パシッ)サンキュー」
マキマキ
キュッ
麟
「っしゃ!あとは防寒対策をしっかりしてから、雪かきに挑みますかね!」
霊夢
「吹雪がまだ強かったら、早めに戻ってきなさいよ?風邪をひかれても困るし」
麟「逆に吹雪が止んでたら呼ぶよ。この雪で雪だるまとか作りたいしな♪」
針妙丸
「賛成!♪」
あうん
「私も賛成です!♪」
霊夢
「全員まだまだ子供ね〜。…まあ、悪くはないけど」
麟「よし、準備完了っと。んじゃ行ってくる!霊夢はゆっくり暖まってな」 スタスタ
霊夢
「行ってらっしゃい〜」
あうん
「気をつけてくださいね〜」
針妙丸
「頑張れ〜」