華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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麟のお見舞い(毒人形&太陽の主編)・3

幽香

「はいどうぞ、風見幽香特製蜂蜜レモネードよ」

 

コトッ

 

麟「これが蜂蜜レモネード…しかも温もりを感じる…!」

 

幽香

「身体は温まるし、蜂蜜の効能で身体は良くなる、レモンでビタミンC補給、まさに言う事なしのドリンクね」

 

麟「実食!(ズズ…)アチッ!?」

 

紫「出来たてだから熱いでしょうに…」

 

幽香

「味はどうかしら?」

 

麟「惚れ惚れする味」

 

幽香

「私を貰ってくれれば、毎日作ってあげるわよ?…流石に毎日は飲み過ぎかしら?」

 

藍「飲み過ぎだと思うぞ」

 

幽香

「じゃあ訂正して言い直すわ。私を貰ってくれれば、貴方が身体を壊した時や冷やした時、毎回このレモネードを作ってあげるわよ」

 

紫「あ…貰われる事は前提なのね」

 

幽香

「off course」

 

麟「メディ…幽香さんから熱烈な告白されたんだけど、どうしよう?」

 

メディスン

「たとえ幽香でも、兄ちゃはあげないもん!」

 

麟「ということなので、またの機会という事で…」

 

幽香

「ならメディもセットで貰ってちょうだい」

 

麟「何そのハッ〇ーセットに付いてくるオマケみたいな扱いのしかたは」

 

藍「メイン〖風見幽香〗、サブ〖メディスン・メランコリー〗みたいな感じか?」

 

麟「そんな感じ」

 

紫「メインディッシュが幽香で、副菜がメディスン・メランコリーみたいね…」

 

メディスン

「さっきから聞いてれば失礼ね!私は幽香に負けないくらいメインディッシュを張れるわよ!」

 

幽香

「あら、メディにはこの豊満な乳房があるのかしら?」 ボインボイン☆

 

メディスン

「無いけど…兄ちゃへ対する愛なら幽香にも負けず劣らずよ!」

 

幽香

「あらそう?」

 

麟「いいぞメディ、カッコ可愛いぞ」

 

メディスン

「えへへ♪」

 

幽香

「あら…麟はメディみたいな子が好みなのかしら?」

 

麟「幽香さんとメディ、どっちかを選べと言われたらメディを躊躇いなく選ぶよ」

 

幽香

(ガーンッ!!!?)

 

メディスン

「兄ちゃ…♡///」

 

麟「もちろんメディを選ぶ理由は『大切な義妹だから』とかじゃなくて、メディとなら楽しい毎日を送れそうだからって理由だよ。幽香さんとも送れるは送れるだろうけど、幽香さんのその他人へ対する意地悪だけはいただけないな」

 

幽香

「やめて、それ以上言われると流石の私も泣くわ」

 

麟「もちろん意地悪するなとは言わないけど…他人を傷つけるようなイタズラだけはやめてほしいな…」

 

幽香

「オウフ…」 チーンッ…

 

メディスン

「兄ちゃ、それ以上は言わないであげて…?幽香のライフはもうゼロだから…(汗)」

 

藍「つまりは…風見幽香のドS部分が、麟としては好ましく思わないって事か?」

 

麟「これって俺の偏見なのか分からないけど、幽香さんって相手の困ってる時の顔とか見てる時、物凄くゲスな笑顔を見せそうなイメージがあるんだよね」

 

幽香

「そ、そんな事しないわよ!?いくらなんでも偏見が過ぎ…」

 

紫「あら、昔の貴女はよくしてたじゃない」

 

麟「…え」

 

幽香

「ちょっと紫!?」

 

紫「昔の幽香は酷かったわよ〜?熱中症になりかけてた人に対して『暑かったでしょう?はいこれ、お☆し☆る☆こ☆』って、まさに外道過ぎる事とかやってたし…」

 

藍「あと、ガムを噛んでいた子供にチョコを食べさせて、ガムを消滅させるとかいう外道な事もしてましたね…」

 

幽香

「ちょ…!?藍まで昔の話を!?」

 

麟「うわぁ…マジかぁ(ドン引き)」

 

メディスン

「幽香…いくらなんでも酷過ぎると思うわよ?」

 

幽香

「ぜ、全部昔の話だから!」

 

麟「事実なのは否定しねぇのかよ。マジかよ幽香さん…俺ショックなんだけど?」

 

幽香

「い、今は違うでしょう!?」 アタフタ!?

 

麟「今は違くても、昔はそうだったんだろ?過去は消せねぇぜ幽香さんや」 ジトー…

 

メディスン

「閻魔様に怒られればいいのに…」 ジトー…

 

幽香

「ふ、2人してそんな目で見ないで!」

 

麟「…つーか、蜂蜜レモネードの味の感想から、なんで幽香さんの黒歴史暴露大会にまで話が変わってるん今?」

 

メディスン

「幽香の一言が、何故か黒歴史暴露まで発展したからじゃないかなぁ…?幽香、普段はとっても優しいのに…なんか聞きたくなかった一面を聞いちゃった気がする」

 

幽香

「メ、メディまでそんな事言わないでよ!?あんた達…後で覚悟してなさいよ!?///」

 

紫・藍

「「全て事実ですが何か?」」

 

幽香

「shut up!///」

 

麟「ふう…ごちそうさま。幽香さん、美味しかったよレモネード」

 

幽香

「え?あ、ああ…お粗末さまでした。貴方の口に合ったのなら良かったわよ♪」

 

麟「魔法蜂の蜂蜜…結構美味しいな?幽香さん、魔法蜂の蜂蜜って結構売れてるの?」

 

幽香

「え?そうねぇ…豚の貯金箱が大体は1週間くらいでパンパンってとこかしら」

 

麟「…なら相当売れ筋良いな?」

 

メディスン

「あれ?ねえ幽香、豚さんの貯金箱って今何個あるっけ」

 

幽香

「満タンの豚が…16…とかだったかしら?」

 

麟「…あり過ぎじゃね?」

 

紫「そんなに溜め込んで、どうするつもりよ?」

 

藍「使い道とかは考えているのか?」

 

幽香

「私、最近家庭菜園とか少しずつやり始めているの。だからその畑を拡張する費用に充てようかと思って」

 

麟「家庭菜園ねぇ…でも、あまり広げ過ぎると管理が大変じゃない?」

 

幽香

「その時は、河童に畑の管理を上手に出来るような装置でも作ってもらうわよ」

 

麟「にとりならそれなりに良い機械が作れそうなイメージ」

 

幽香

「あの子は、河童のくせに生意気なくらい良い働きをするのよね…まったくもって妬ましいわね」

 

メディスン

「人には人の善し悪しがあるのよ、幽香」

 

幽香

「そうねぇ…さて、そろそろ私達もお暇しようかしらね?」

 

メディスン

「えー!」

 

幽香

「別にもう少し長居してもいいのよ?お目当てのパンが買えなくなるだけだから」

 

メディスン

「…むー、分かったわよ」

 

麟「この後予定があるのに、わざわざ見舞いに来てくれたの?」

 

幽香

「メディがある有名店のパンが欲しいからって開店の2時間前くらいに家を飛び出しちゃったもんだから、その暇つぶしにここへ来たのよ」

 

麟「つまりついでに来たって事ね」

 

メディスン

「そ、そんな事ないもん!?偶然、兄ちゃのお見舞いとお店の営業日が一緒だっただけだもん!幽香も誤解を招くような言い方しないでよ!?」

 

幽香

「はいはい♪」 ニヤニヤ♪

 

麟「…やれやれ」

 

メディスン

「兄ちゃ、早く元気になってね?」 スッ…

 

 

chu♡

 

 

麟「おうよ。早く元気になって、メディを奪いに太陽の畑に行くよ」

 

メディスン

「わーい!♡」

 

幽香

「まさかの犯行予告?」

 

麟「可愛いお姫様を頂戴しに、太陽の畑に行くだけだよ」

 

幽香

「…犯行予告じゃない」

 

麟「そうとも言うね」

 

幽香

「まあいいわ…その時が来るのを楽しみにしてるわ」 スッ…

 

 

chu♡

 

 

麟「楽しみにしてて」

 

幽香

「…出来れば私も盗まれたいけど」 ボソッ

 

麟「幽香さんは月が綺麗な日に盗んでみたいね」

 

幽香

「(キュンッ…♡)何?月夜の下でこの私の全てを奪うつもりかしら?♡」

 

麟「さあ?どうだかね♪」

 

幽香

「ふふ♪その日がいつか来るのを楽しみにしてるわよ。メディ、行くわよ」

 

メディスン

「はーいっ!兄ちゃ、お大事にね!」

 

幽香

「麟、お大事に♪」

 

麟「2人共わざわざお見舞いあんがとさん♪」

 

 

メディスン

「じゃあねー!」

 

幽香

「また会いに来るわ♪」

 

 

麟「2人共気をつけてな〜」

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