華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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馬鹿共の回収

神子

「えーと…その…なんだ、毎度毎度うちの者達が迷惑をかけて申し訳ない…!」 ペコリ

 

聖「安心してください豊聡耳、もはや日常茶飯事のようなものですから」 パァァァァ…☆

 

屠自古

「いやいやいや…日常茶飯事になっちゃダメだろ(汗)」

 

はい、神霊廟から馬鹿共の回収担当がやってきましたよ。…今まで、聖白蓮に対して何度謝罪の頭を垂れたのだろうか?

 

こころ((はたの) こころ)

布都(どいつ)青娥(こいつ)も反省の色は見えないし、反省してるとは思えないな〜」

 

屠自古

「まったくだ。流石の私もそろそろ布都と青娥絡みの対応をするのが本当に嫌になってきたってんだ…」

 

早鬼

「でもよ蘇我の姉貴、物部のその諦めない根性だけは認めてやるべきなんじゃないすか?」

 

屠自古

「その根性!」

 

慧ノ子

「あ、あはは…色々大変なんですね、神霊廟の方々も…」

 

屠自古

「全く困ったもんだよ…特に布都の奴に関してはな」

 

神子

「しかし…今回は誰があの布都を止めてくれたのだ?それに青娥殿は…何故か凍っているし…。聖白蓮、君は何か知っているか?」

 

聖「ああ…彼女達を止めた御方ですか?実は今、麟さんが命蓮寺にいらしてまして、偶然にもそのタイミングで布都さんと青娥さんが事を起こしたものだから…彼が2人をズバッと成敗してしまったのですよ♪」

 

神子

「そうかそうか…だから布都は気絶して、青娥殿は氷漬けにされているのか…そうかそう…か…?…ん?聖白蓮…今、麟君が命蓮寺に居ると言ったか…?」

 

聖「ええ、言いましたよ?」

 

神子

「つ、つまり…あの2人、麟君にまで迷惑をかけたのかぁっ!?」

 

聖「そういうことになりますね♪」

 

早鬼

「なーるほど…麟の奴がこの寺に来てるのか。道理で慧ノ子が嬉しそうに尻尾を振ってたわけだ」

 

バッサバッサバッサ♡

 

慧ノ子

「えへへ〜♡旦那様の匂いがします〜♡」

 

屠自古

「あ、あいつら…麟を怒らせたんだな…?だからあんな無様な姿を晒して…」

 

こころ

「自業自得だな〜」

 

神子

「ち、ちなみに…麟君は今どこに…?」

 

聖「彼ならあそこです」

 

 

麟「小傘、鬼切丸の手入れ頼む」

 

小傘

わちきに任せて!♪新品同様にしてあげる!♪」

 

麟「サンキュー♪」

 

ぬえ

「…なあ小傘」

 

小傘

「ん?何?ぬえ」

 

ぬえ

「お前の一人称、私だったりわちきだったりで統一性がないけどさ、自分の一人称どっちかに固定出来ないの?」

 

小傘

「あー…それ言っちゃう?実は…自分でもどっちの方が自分らしいか分かんなくて…(汗)」

 

ぬえ

「なんじゃそりゃ…麟、あんたはどっちの方が小傘っぽいと思う?」

 

麟「小傘の一人称か?俺は〖わちき〗かな?そっちの方がしっくり来る」

 

小傘

「ならこれからの一人称はわちきで決まりだね!鍛冶の事ならわちきにお任せあ〜れ〜っ!」

 

ぬえ

「…調子が良いんだから」

 

麟「いいじゃんいいじゃん♪」

 

 

神子

「麟君!」 ギュンッ!!

 

 

麟「うおぉっ!?」 ビクゥッ!?

 

ぬえ

「ぬぇぇぇっ!?」 ビクゥッ!?

 

小傘

「わお!?」

 

神子

「この度はうちの者達が迷惑をかけ、本当に申し訳ない!」 ペコリ

 

麟「え?あ、あぁ…別に気にしてないよ。俺は俺で遠慮なく殺っちまったから…(汗)」

 

神子

「ど、どうやらそのようだね?ちなみにだが麟君…布都は峰打ちで済ませてくれたのは見て分かるんだが、青娥殿には一体何を…」

 

麟「(スン…)黄泉の冷気、とだけ言わせてもらうよ」

 

神子

「よ、黄泉の冷気?」

 

麟「手品の種は明かさない主義でね、あのバカ邪仙をどうやって氷漬けにしたのかのヒントしか、あんたには明かさないよ」

 

神子

「そ、そうか…」

 

 

ドゥッ!!

 

慧ノ子

「旦那様〜っ!♡」

 

 

神子

「ファッ!?」

 

麟「え、慧ノ子!?おわわわわわぁっ!?」

 

慧ノ子

(ダキッ!!!)

 

麟「んぐ!?ま、前が見えねぇ!!?」 アタフタ

 

慧ノ子

「旦那様、もうお身体は大丈夫なんですね〜!♡」

 

麟「そうなんだよって言いたいけど、前が見えないから1回離れてくれ〜っ!?」

 

慧ノ子

「えへへ〜♡」 ギューッ♡

 

麟「この感じ…人の話を聞いてねぇな!?ちょ…誰がヘルプ!ヘルプミー!」

 

早鬼

「(ガシッ!)え、慧ノ子!1回麟から離れてやれ!」 グィィッ…!!

 

慧ノ子

「やぁぁぁっ!?離れたくないぃぃっ!!」 ギギギ…!!

 

麟「いたたたた!?折れる折れる折れる!?俺の首が折れるぅっ!!」

 

屠自古

「なら私が麟を引っ張ればいいのか!」 ガシッ! グィィッ!!

 

ギギギ…!!

 

麟「ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!?それはそれでまた違う〜っ!!?」

 

 

早鬼・屠自古

「「ふんぬぅぅぅぅぅぅっ…!!」」 ググググ…!!

 

慧ノ子

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ギギギ!!

 

麟「あぎゃーっす!?」

 

 

ドゥッ!!

 

こころ

「そぉい!!」 グォッ!!

 

 

バギャァッ!!!

 

 

慧ノ子

「ごっふぅ!?」 ドサッ…ザザッ…

 

 

麟「(ドサッ…!!)オウフ!?」

 

屠自古

「(ドサッ…!!)イッテェ!?」

 

早鬼

「(ドサッ…!!)アウチ!」

 

 

こころ

「はっはっは〜、この手に限る」 ✌︎( ˙-˙ )✌︎ドヤノピース

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