華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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瓦割り!

~2時間後~

 

 

聖「はいっ!2時間経過したので皆さん楽にしてください」

 

 

麟以外

『ふぃ~…』

 

麟「…ふぅ」

 

 

早鬼

「(ゴキッゴキッ)な、なかなかに貴重な体験だったが…もう次はやりたくないな…」

 

慧ノ子

「私達は身体を動かしている方が性に合ってますよね(汗)」

 

村紗

「あ~…最初の1発以外、貰わなくてよかった〜…」

 

一輪

「あんなの何発も食らってたら身体中真っ赤よ」

 

星「とほほ…ナズーリン、宝塔は見つかったのでしょうか…?」

 

屠自古

「なんだろう…不思議といつもより気分が楽な気がする」

 

芳香

「ぽけ~」

 

こころ

「危ない危ない、何度寝かけた事か~」

 

神子

「これが瞑想 兼 座禅か…なかなかに有意義な時間だった」

 

麟「ふぅ…」

 

聖「麟さん、貴方は相変わらず素晴らしい集中力です。さすがの私も感嘆する事しか出来ませんよ」

 

麟「何も身体を動かすだけが修行と非ず、時には己の秘めたる潜在能力を引き出す為に精神統一をするのも必要だからね」

 

聖「なんと殊勝な心掛け…私も見習わないとですね」

 

麟「別に…大した事言ってないけど?あ、それで座禅が終わったらいつもとは違う修行をするって言ってたけど、何をするの?」

 

聖「ふふふ♪気になります?」

 

神子

「勿体ぶらすにさっさと言ったらどうだ?」

 

聖「…あ、はい。オッホン…今回は思考を変えてやりたい修行はですね…」

 

 

「「瓦割りです!」」

 

 

~瓦割りするぞ~

 

 

コトッ…コトッ…コトッ…

 

 

聖「ルールは簡単!(スッ…)この何段にも積み上げた瓦を…!」 グォッ…!!

 

 

バギャンッ!!!

 

 

ガラガラ…

 

パラ…パラ…

 

 

聖「このように、皆さんに合ったやり方で割るだけです♪瓦の枚数は皆さん自身で加減をしながら決めてください♪」

 

早鬼

「おお!これなら私にピッタリの修行だ!」

 

慧ノ子

「こっちの方が私や早鬼様の性に合ってるわ♪」

 

こころ

「…痛そうだな〜」

 

芳香

「ぽけ〜」

 

麟「…まーさか、聖さんの口から瓦割りって単語が出てくるなんてな」

 

村紗

「まったくだ。意外な事もあるもんだね」

 

一輪

「あの聖が座禅と滝行以外の修行を言い出すとは、流石に意表を突かれた感じだわ」

 

星「一体、聖の心境にどんな変化が…」

 

ぬえ

「別に大した変化なんてないでしょ。ただ、こんだけ人が居るからいつもとは違った事させてあげたいって思っただけじゃないの?」

 

響子

「そうなのかなぁ?」

 

小傘

「ぬえがそう言うならそうなんじゃない?」

 

神子

(麟君の戦いぶりを見て、自分も身体を動かしたくなった口か…?)

 

 

スタスタ…

 

 

布都

「う、うぅん…まだお腹辺りが痛いんじゃ…」

 

青娥

「あ、危なかった…閻魔達に捕まるかと思ったわ…」

 

 

屠自古

「(チラッ)ん?なあ太子、馬鹿共が目を覚ましたみたいだぞ」

 

神子

「おや貴女達…ようやく起きたのですね?話は…聖白蓮と麟君から全て聞いていますよ。まったく…2日連続で命蓮寺に迷惑をかけないでもらいたい」

 

布都

「わ、我はこの邪仙に誑かされただけなんですじゃ…!」

 

青娥

「最終的に、命蓮寺を燃やすか燃やさないかの判断は物部様が下す事でしょう?私1人に罪を擦り付けないでくださいまし」

 

神子

「君達2人共同罪だ、帰ったら覚悟しておく事だ」

 

布都・青娥

「「えーっ!?」」

 

神子

「えー、じゃない!」

 

屠自古

「反省の色が見えねぇなぁ…」

 

麟「にっしっしっ♪」

 

こころ

「笑い事で済ませられる事なのか?」

 

芳香

「ケセラセラ〜」

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