屠自古
「そらよっ!」 グォッ…!!
バギャァンッ!!!
神子
「おお…かかと落としで13枚の瓦を…!」
早鬼
「蘇我の姉貴…かっこいいっす!」
屠自古
「い、意外と割り切れるもんなんだな?流石の私も全部は割れないと思ってたよ…」 テレテレ♪
布都
「では、屠自古の次は我がやってしんぜようぞ」
青娥
「うふふ♪物部様は何枚割れますかね〜?」
布都
「せめて屠自古と同じ枚数は割ってやるぞ!」
コト…コト…コト…
神子
「布都、貴女はその13枚をどのような方法で割るつもりで?」
布都
「えっと…確か
慧ノ子・こころ
「「寸勁?」」
神子
「聞き慣れない単語だな…聖白蓮、君は寸勁という方法を知っているか?」
聖「寸勁ですか…?ええ、知ってますよ。寸勁とは至近距離(数㎝程度)から脱力した状態で、一気に腰と足腰の力、身体内部のエネルギーを拳に集中させて瓦を砕く武術技です。見た目こそ簡単そうに見えますが、筋力、骨格の操作、呼吸、脱力、腰の回転、これらが1つでも欠けてしまっては瓦は1枚も割れないと言われる程に高難易度な技術です」
屠自古
「…だとよ?布都」
布都
「な、なにーっ!?てっきり1番簡単な方法だからとばかり思っておったぞ…」
屠自古
「んなこったろうと思ったよ…瓦割りを舐めすぎだお前は」
布都
「だ、だってーっ!?聖の奴は凄く簡単そうにやるんじゃぞ!?命蓮寺の連中のほとんどは、この割り方を簡単そうにやっとるんじゃ!」
聖「全ては鍛錬の賜物です」 ナムサン!
麟「道教で風水を学んでんだからいけるだろ」
布都
「(ピクッ…)我…いけるかのぉ?」
麟「いけるいける♪ファイト〜♪」
芳香
「頑張れケセラセラ〜」
こころ
「ケセラセラ〜」
布都
「心の籠っとらん応援じゃのぉ!?」
早鬼
「随分と舐められてるんすね、物部って」
屠自古
「まあ…布都だからな」
布都
「それはどういう意味じゃ屠自古!?」
屠自古
「そゆ意味」
布都
「むっかーっ!?絶対に全部割ってやる!」
神子
「布都、その意気ですよ」
青娥
「頑張ってくださいまし〜♪」
聖「きっと貴女なら割れますよ」
布都
「絶対に割ってくれる!」 ザッ…
こころ・芳香
「「ドキドキ…!!」」
布都
(キッ…!!)
「「でぇいっ!!」」
布都
(グッ…!)
バゴォンッ!!!
神子
「…おお!」
麟(ニッ…♪)
布都
「っはぁ…はぁ…はぁ…!ど、どうじゃ!?」
聖「(パチパチパチ…)見事です布都さん。ご自分で結果をご覧になってみてください」
布都
「う、うむ…(チラッ)…お、おぉ!?」
パックリ☆
早鬼
「全部…綺麗に割れてやがる…!」
屠自古
「布都のくせにやるじゃんよ?」
布都
「お…おっしゃーっ!どうじゃ!?これが我の実力よ!」 フフン♪
こころ
「ちょっと事が上手くいくととすーぐこれだ」
青娥
「天狗になるのが早いですわね〜」
芳香
「やーい天狗ヤロー」
布都
「じゃかあしいわ!」
神子
「何はともあれ…布都、見事な割りっぷりでしたよ。尸解仙として、また一歩近づいたかもしれませんね?」
布都
「ほ、ほんとですか!?」
屠自古
「…尸解仙と瓦割りって、何の関係があるんだ?」
麟・こころ
「「し〜らね」」
聖「瓦割りと尸解仙がどんな関係があるかは私にも分かりませんが、それでも尸解仙見習いとして成長していくのは良き事だと思います」
屠自古
「んなもんなのかねぇ…私にゃ分かんねぇや」
村紗
「安心しろ、うちらも分かってないから。な、一輪」
一輪
「うむ!」
星「命蓮寺門下として、その発言はどうなんですか(汗)」
ぬえ
「それを言うなら、毘沙門天代理なのに肝心の宝塔を毎回無くすあんたは、毘沙門天代理としてどうなんだよ?」
星「…ナニモイイカエセネェ」