華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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妖精同士のケンカ with雪女

ゴロゴロゴロゴロ…

 

針妙丸

「あうん〜」

 

あうん

「は〜い?」

 

針妙丸

「胴体があのくらいの大きさだから、バランス良く作るなら頭ってこの位のサイズだと思う?」

 

あうん

「う~ん…あともう少し大きい方が、バランスが良いかもしれないです!」

 

針妙丸

「じゃあもう少し転がそ~」 グッ…

 

ゴロゴロゴロ…

 

針妙丸、ただ今あうんの助言を受けながらパーフェクト雪だるまを作るのに勤しんでいる最中。

 

霊夢

「あうん~!針妙丸~!あまり雪だるま作りに熱中し過ぎると身体を冷やし過ぎて風邪ひくから、少しは身体を温めながら雪遊びはしなさ~い!」

 

針妙丸・あうん

「「は~いっ!」」 トテトテ

 

麟「お、来やがった来やがった(トクトク)ちょうど温かいお茶を淹れたから、2人共飲みな」

 

針妙丸

「ありがと~!」 ズズッ♪

 

あうん

「ありがとうございます!(ズズッ…)ほわぁ…///」

 

麟「霊夢、お前も飲むだろ?」

 

霊夢

「ええ、もちろん貰うわ(ズズッ…)ふう…///」

 

麟「さ~て、俺はまた雪を一箇所にかき集めるとするか。一応足場の確保は重要だし」

 

霊夢

「私もこのお茶を飲み終わったら手伝いましょうか?」

 

麟「いんや、俺がやっとくから霊夢はもう少しのんびりしてな」

 

霊夢

「ありがと♪」

 

麟「(スタッ)よし…行くか!」

 

2人が雪だるま作りを一旦中断したタイミングで、麟は再び除雪作業を再開。

 

一方、場面は変わって

 

 

~魔法の森(霧の湖付近)~

 

 

ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

ザッ…ザッ…ザッ…

 

ピース(クラウンピース)

「ううっ…まったく冬ってのは寒くて敵わないぜ…しかも今日はいつもより吹雪が強いし…。なんでちょっと魔法の森を探検しようって時に限って…」

 

 

魔法の森内にて、地獄の妖精・クラウンピースが森内探検をしていた。しかし、魔法の森ではまだ猛吹雪が吹き荒れている最中であり、なんというバッドタイミングで魔法の森探索をしているのだろうか?

 

ヒュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

ピース

「くっそぉ…あたいの松明がこの吹雪で消えないからまだ凍らなくて済むけど、それでもめちゃくちゃ寒いなぁ…。こうなったら魔理沙の家でも探してちょっとお邪魔させてもらおうかな…?」

 

あまりにも猛吹雪が冷たいので、魔法の森に存在する霧雨魔法店を目指そうとしていた時

 

 

「「見つけたぞピース!」」

 

 

ピース

「ファッ!?な、なんだなんだ!?」

 

 

「「氷符〖アイシクルフォール〗!!」」

 

 

ズァォッ!!

 

 

ピース

「のわーっ!?業符〖ヘルエクリプス〗!」 グアッ…!!

 

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

ジュウァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ…

 

 

突然どこからともなく大声が聞こえて来るかと思えば、その声に意識をほんの少し取られた直後に氷属性のスペルが飛来。しかしクラウンピースは自身が所持する松明の炎を使ったスペルを発動して一瞬にして飛来してきたスペルを溶かしきった。

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

チルノ

「ちっ!相変わらず面倒な松明だな!」

 

 

もちろんクラウンピースに向かって不意打ちのスペルを放った犯人は、氷の妖精・チルノ。クラウンピースとは腐れ縁みたいな関係だ。

 

ピース

「い、いきなり何しやがる氷野郎(チルノ)!?」

 

スタッ

 

チルノ

「前にお前とあたいがけっとーした時、あたいがお前に負けただろ!?あの時のりべんじまっちってやつだ!」

 

ピース

「はぁ~?またこのクラウンピース様とやり合おうってのか?どうせこの松明の炎に怯えて負けるだけだってのに!」

 

チルノ

「うっせぇ!もしかしたら今回はあたいが勝つかもしれないだろ!?」

 

ピース

「ありえないありえな~い♪どうせ今回もあたいが勝つさ!」

 

チルノ

「なんだと~!?」

 

 

「「あらあら…随分と無謀な戦いに挑もうとしてるのね?チルノちゃん」」

 

 

ピース

「ん!?」 バッ!

 

チルノ

「(バッ!)あっ!?お、お前は…っ!?」

 

 

レティ(レティ・ホワイトロック)

「は~い♪」 フリフリ♪

 

 

チルノとクラウンピースによる、決闘という名の喧嘩を始めようとした瞬間の時だった、2人の前にレティ・ホワイトロックという雪女が現れた。

 

チルノ

「レティ!なんでお前がここに?」

 

レティ

「偶然2人の会話を聞いてたから、つい見に来ちゃった♪」

 

ピース

「やいお前!あたいとチルノの邪魔をしようってのか!?」

 

レティ

「あらあら~?そこの妖精は、また弱い者いじめをしようってのかしら?」

 

ピース

「弱い者いじめ!?そもそもあたいに喧嘩を吹っ掛けて来たのはチルノの方だから、弱い者じゃないぞ!これは決闘ってやつだ!」

 

レティ

「でも~…決闘って割には、あまりにも勝敗が見え見えよね?どう考えてもチルノちゃんに勝ち目は無いわよ」

 

チルノ

「え~っ!?」 ガーンッ!!

 

ピース

「やっぱりお前もそう思うよな!?」

 

レティ

「まあ、私はこの場にいなければって話だけどね?♪」

 

ピース

「…は?」

 

レティ

「チルノちゃん、私もこの決闘に参戦しても良いかしら?」

 

チルノ

「おっ!レティはあたいの味方をしてくれるのか?!」

 

レティ

「お互い氷を操る者同士、手を組みましょ~♪」

 

チルノ

「おう!」

 

ピース

「はぁ~っ!?2対1とか卑怯だろ!」

 

チルノ・レティ

「「問答無用!雪符〖ダイヤモンドブリザード〗!!」」 グアッ!!

 

 

ビュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

ピース

「どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

 

まさかのこのタイミングで、レティ・ホワイトロックとかいう雪女がチルノ側についてクラウンピースに攻撃。果たしてクラウンピースの運命は?

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