依姫と手合わせをし終えてから、約1週間が経過。
~博麗神社~
麟「(ノビーッ)うーんっ…集合日は今日だって言ったのに魔理沙の奴…」
アリス
「まあ…魔理沙はそういうタイプの子だから…」
久しぶりに皆で羽根を伸ばす為に、天界バカンスへ行こうとしていた。が…魔理沙だけ唯一遅刻のようだ。
霊夢
「でも珍しいわよね?魔理沙が麟の呼びかけに遅れるなんて」
咲夜
「そうかしら?別に珍しくも何とも私は思わないけど…」
妖夢
「むしろ予想通りな気がするけど?」
鈴仙
「咲夜さんと妖夢に同じく」
早苗
「わ、私も2人に同じく?」
霊夢
「はぁ…」 ガックシ…
ギュアァーンッ…!!
麟「(ピクッ)来たか」 チラッ
ブアッ…!!
スタッ…
魔理沙
「悪い悪い♪色々準備してたら遅れちまったぜ」
針妙丸
「…集合時間から15分くらい遅れてるけど?」
魔理沙
「悪い悪い♪」
あうん
「…もう少し悪びれても良いと思いますけど?」
鈴仙
「ていうか、一体何を準備してたら15分も遅れるのよ?」
魔理沙
「何って、水着の新調をしてたんだよ」
皆『水着?』
魔理沙
「だって天界には海があるんだぜ?水着を持ってかない訳にはいかないだろ!♪」
霊夢・咲夜
「「…はっ!?」」
魔理沙
「…その感じだと、忘れてたんだろ?」
早苗
「そうでした…天界には海があるんでしたね!」
鈴仙
「すっかり忘れてたわ〜…」
妖夢
「今からでも取りに戻った方がいいかな…?」
アリス
「もう手遅れでしょう…」
咲夜
「でも…せっかく海へ行くのだから…」
麟「なんか気難しくお前ら考えてるけど、天界で水着をレンタルすればいいだけの話だろ」
皆『え?水着をレンタル?』
麟「今の天界は地上との交流を広げる為に、天界での事業を拡大してるのを知らないのか?てか…その話、かなり前から皆にもしてたと思ったけど…」
皆『( ゚д゚)ポカーン…』
麟「ま…バカンスにウキウキだったお前らは、そんな話を聞いてるわけないよな…。聞いていたとしても、覚えてるわけないよな…」
早苗
「何も言い返せません…」
アリス
「天界の事なんて、そんなに興味無いから…ね」
麟「ひでぇ話だ…(汗)」
魔理沙
「てかよ、もう皆集まったんだろ?そろそろ行かないのか?」
麟「まだだ、まだあいつらが来てない」
霊夢
「あいつら?」
ビシュインッ…!!
ブアッ…
豊姫
「おっ待たせ〜っ!♪」
依姫
「遅くなりました」 ペコリ
咲夜
「わ、綿月姉妹!?」
鈴仙
「と、豊姫様!?依姫様ぁっ!?」
アリス
「い、意外なメンバーが来たわね…」
針妙丸
「麟の言ってたあいつらって…あの2人の事だったんだ…」
麟「待ってたぞ、2人共」
豊姫
「ごめんなさ〜い♪ちょっと地上バカンスの準備に手こずってたの♪」
依姫
「だから事前にある程度準備しておいた方が良いとあれだけ…」
豊姫
「はいはい、説教は後でにして!」
依姫
「はぁ…すみません師匠」
麟「大丈夫、2人は地上に来るのは久しぶりだから、準備に時間がかかると思って地上のメンバーより遅めにしといたから。…まあ、それでも魔理沙が遅刻するのは想定外だったけどな」
依姫
「え…そうだったのですか?」
魔理沙
「やめろ、私の遅刻を掘り返さないでくれ」
妖夢
「遅刻したのが悪いんでしょ」
魔理沙
「そうなんだけどよぉ…」
麟「まあそんなことはさておき、面子は全員揃ったな」
霊夢
「ええ、恐らく全員揃ったんじゃないかしら?」
咲夜
「で?どうやって天界へ行くのかしら?」
麟「俺が巡航形態に変身すっから、その背中に乗って天界に行きゃ良いんだよ」
アリス
「え…!?貴方の手を煩わせるの!?天界に行くだけなのに?」
麟「う〜ん(ポリポリ)別に行きだけはそうして、帰りは別の方法で帰りゃ良いだろ」
アリス
「そ、そうなんだろうけど…」
麟「アリスは俺の背中に乗るのは嫌か?」
アリス
「そ、そんなわけないでしょ!?///」
麟「なら問題ないな」
アリス
「なんでサラッとあんなセリフ言えるのかしら…///」 ボソッ…
魔理沙
(出たよ出たよ…麟の天然タラシが…)
早苗
(自然とそういうカッコイイ台詞を言える麟さん…流石です!///)
麟「うし!さっさと天界に行ってバカンスじゃい!」 ドゥッ!!
「「レディ!!」」
カッ…!!
依姫
「…!」
豊姫
「…あら?」
Take off!
Complete!
ZEUS!
麟(巡航形態)
『クアァァァァァァァァァァァァァァッ!!!』
READY? FIGHT!
The strongest wings bearing the fire of soul.
(魂の焔を纏いし最強の翼)
バサッ…!! バサッ…!! バサッ…!!
ドスンッ…!
麟『さあ、準備完了だ』
あうん
「わ〜っ!その姿を見るのは結構久しぶりですね!」
麟『しばらく変身してなかったからな〜』
妖夢
「な、なんか…以前よりも凄まじい力を感じますけど…」
麟『まあ、諸事情あってこの巡航形態も進化しました』
依姫
「さ、流石は師匠です…!あの時より凄まじい神力ですね!」
麟『そうかぁ?』
豊姫
「依姫が神降ろしで降ろすどの神より、凄まじい神力を放っている気がするけど…」
麟『気のせい気のせい。てか、無駄話はそこまでにしてさっさと背中に乗れよ皆』
皆『はーいっ!』
ボフッ☆
霊夢
「ああ…とってもフワフワ…」
咲夜
「この羽毛で枕や布団を作れば、きっと最高の物が出来るわね…」
麟『さあ、そろそろ飛び立つのでしっかり掴まりな。あ、博麗神社に結界はちゃんと張ったか?霊夢』
霊夢
「大丈夫、めちゃくちゃ強力なのを張ったわ」
麟『なら大丈夫だな』 グワッ…!!
バサッ…!!
バサッ…!!
バサッ…!!
魔理沙
「うおぉっ…!?つ、遂に動くか!」
早苗
「全員しっかりと掴んでてください!この巡航形態の速度は尋常じゃないので!」
咲夜
「ほ、本当に…!?」
針妙丸
「い、移動してる最中に吹っ飛んでったりしないよね?」
麟『…ファンネル!』
ビ!
ビ!
ビ!
麟『バリア展開!』
ビシュインッ!!
妖夢
「おお…!これはバリアですね!?」
麟『これがありゃ大丈夫だろ…多分』
皆『多分!』
麟『死にたくなきゃ死ぬ気で掴まっとけ!』
キィィィィィィィィィィィィィィィィンッ…!!
…ギュンッ!!
ガギュゥゥゥゥゥァァァァァァァァァァァァッ!!!
皆
『『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?』』
魔理沙・豊姫
「「いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!♪」」
巡航形態 天界行き、超スピードで天界へ突撃します。