華月麟の幻想記・Ⅱ   作:華月麟

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ちゃんとした女子会・3

早苗

「私は以上です。次は誰が?」

 

鈴仙

「…あ、私だ」

 

依姫

「次は鈴仙か…一体どんな話が聞けるのか楽しみだ」

 

豊姫

「鈴仙の恋バナ!期待しちゃうわよ〜♪」

 

鈴仙

「…期待するほどの大した話は出てきませんよ?」

 

霊夢

「で?あんたはどういう経緯で麟に惹かれたのかしら?」

 

鈴仙

「えっと…多分だけど、早苗以外は私達永遠亭組が異変を起こしたのを覚えてる…よね?」

 

魔理沙

「永遠亭組が起こした異変…ああ、あの永夜異変の事か」

 

鈴仙

「そう。異変が解決された後、私達皆の処分の話になって…そこで麟さんが、私やお師匠様に幻想郷での役割を与えてくれたの。霊夢なら覚えてるよね?」

 

霊夢

「あれよね?麟が紫の会話に割って入って『永遠亭の皆は、これから幻想郷の病院として活動しろ』みたいな事を言った事でしょ?」

 

鈴仙

「私達は…異変を起こした側の存在。本来はそれなりの罰を与えられてもおかしくない立場よ…それなのに麟さんは、私達を優しく受け入れてくれた…こんな事されたら、好きにならないわけないじゃない…♪」

 

依姫

「八意様が異変を起こしたのか…?」

 

鈴仙

「はい…私達が勝手に〖姫様が月に連れ戻される〗と勘違いして、本物の月を偽物の月と入れ替えたんですよ…」

 

豊姫

「…そんな事があったのね。でも、今の月の都は姫様を連れ戻そうだなんて少しも思ってないわよ」

 

咲夜

「それはまたなんでかしら?」

 

依姫

「理由は2つ。1つは、姫様の傍には元・月の頭脳でもある八意様がおられるからよ。流石に月の民達でも…八意様を敵に回したくないわ。色んな意味で…」

 

アリス

「元・月の民への情というところかしら…?」

 

依姫

「それもあるが…私やお姉様、ましてやサグメ様でも、八意様には敵わないわ」

 

豊姫

「八意様を敵に回せるほど、我々は強くないもの」

 

早苗

「なるほど…つまりは永琳さんが怖いというわけですね?」

 

依姫

「ま、まあ分かりやすく言ってしまえばそうだ」

 

魔理沙

「んじゃ2つ目は?」

 

依姫

「…師匠だ」

 

妖夢・鈴仙

「「え、まさかの麟さん?」」

 

魔理沙

「おーっと…こいつは意外な名前が出てきたような気がするぜ…」

 

霊夢

「…輝夜を月へ連れ去るという事は、麟を敵に回すって意味になるのかしら…?」

 

依姫

「そうよ…!師匠と姫様は親密な関係でしょう…!?」

 

アリス

「親密…まあ友人という意味では親密ね」

 

依姫

「そうでしょう…!?それに私は…過去に師匠に敗北を喫している…!それが民達にとってはあまりにも衝撃的な事件だったのよ…!」

 

豊姫

「あれ以降、月の民全員は…麟の姿を見ると必ず一礼するくらいには、恐れられてるわよ…(汗)」

 

霊夢

「…まさか天界だけじゃなくて、月の都でも麟って恐れられていたのね(汗)」

 

依姫

「だから師匠に無礼を絶対に働くなと、民達にはキツく言いつけているのよ…!」

 

早苗

「確か…妖怪の山の天狗達も、麟さんには無礼を働くなと言いつけられてませんでしたっけ…?」

 

霊夢

「あれは紫とか勇儀まで怒らせたとんでも事件だったから…。あ、これ以上話し続けてると話がどんどん脱線するから、一旦ここでこの話はストップしましょう。鈴仙、他に惹かれた点があるなら話してちょうだい」

 

鈴仙

「えっとね…あとは麟さんの目…かな?」

 

魔理沙

「目!?これは意外な部分が来たな…」

 

鈴仙

「かなり前だけど、麟さんがうちの射撃場を利用する事があったのよ。その時の麟さんの目が凄くキュンときたのよ…!」 ハァハァ…!

 

依姫

(鈴仙が興奮している…!?)

 

豊姫

「一体どんな目をしていたのかしら?」

 

鈴仙

「『狙った獲物は絶対に仕留める』と言わんばかり、狩人の目をしていました。それもとても冷たく冷酷な目を…かっこよかったなぁ…///」

 

咲夜

「麟は本気で相手を仕留める時は、背筋が少し凍るような目付きをするから…。でも鈴仙の言う事は分かるわ、確かにあの目はかっこいいわ」

 

※鈴仙と咲夜のい言う"目付き"のイメージ

【挿絵表示】

 

魔理沙

「かっこいいかぁ…?あの目付き…」

 

霊夢

「私は恐怖しか感じないわよ…?」

 

アリス

「感じ方は人それぞれよ」

 

早苗

「ですね」

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