麟(カチコチーンッ☆)
ガガッガガッガガッガガッ
針妙丸
「ど、どうしよう!?私の針で氷を突付いても、ほんの少ししか削れないぃぃっ!?」
ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!!
あうん
「い、いくら金槌で
ボォォォォォォォォッ…
ピース
「この氷、全然溶けないんですけど!?あたいの松明の効果が薄いってどんな氷してんだこれ!?」
針妙丸、あうん、ピースは氷漬けにされてしまった麟を救出する為にあの手この手で氷をどうにかしようと奔走中。しかし…チルノとレティが放った氷のスペルは想定外レベルの頑丈さで全く進展が無い。
霊夢
「チルノ!レティ!あんたらどうしてくれるのよ!?麟が氷漬けになっちゃったじゃない!」
チルノ
「そ、それはあたいも悪かったと思ってるよ…。本当はピースの奴に当てようとしたんだぞ?」
レティ
「そもそもあの妖精が彼の横を通り過ぎなければ、彼が氷漬けになる事はなかったのよ?」
霊夢
「そういう問題じゃないのよ!そもそもどういう経緯であんたらとピースはケンカしてるのよ!?」
レティ
「チルノちゃん、いっつもあのピースって妖精に決闘を挑んでるんだけど、毎回彼女が持ってる松明が強過ぎて負けちゃってるの。それなのにチルノちゃんったら、めげずにピースちゃんに再戦しようとするから…つい手伝ってあげたくなっちゃって…」
霊夢
「で、2対1の構図が出来上がって、ピースがあんたらに太刀打ち出来なくなり始めて逃げたって事ね?」
チルノ
「そうだ!あいつを追っかけてたら、ここまで来てたってとこだ!」
霊夢
「はぁ…あんたら2人も悪いけど、ピースも悪いと言えば悪いのかしら…?考えるだけめんどくさいわね…」
ピース
「霊夢〜!!この氷、全っ然溶けないよぉ!?このままじゃ兄ちゃんが凍死しちゃう〜っ!?」
霊夢
「と、とりあえず3人は氷を叩いたり削ったりを繰り返してて!(キッ!!)レティ!どうしたらあんた達の氷は壊せるの!さっさと対処方法を教えなさい!」
レティ
「対処の方法を教えろって言われても…私的には地底の鬼を呼んで、あの氷を砕いてもらうしか…」
霊夢
「そんな猶予あるかぁ!ほ、本当にどうしよう!?このままじゃ麟が…!」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…」」
ピース
「ん…?」
針妙丸
「な、なんか今…声が聞こえたような…?」
あうん
「え…何か聞こえました?」
パキッ…
パキパキ…
あうん
「わうっ!?こ、氷にヒビが!?」
ピース
「う、うおぉぉっ!?ほ、ほんとだ!?なんかいきなり氷にヒビが入り始めたぞ!?」
霊夢
「本当!?」
パキパキ…
針妙丸
「入ってる入ってる!ヒビが入り始めてる!」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!」」
霊夢
「(ピクッ)…!3人共下がりなさい!」 バッ!
ピース
「え、えぇ!?いきなりなんで!?」
霊夢
「良いから!」 グイッ!
ピース
「[グイッ!]オウフ!?」
霊夢
「針妙丸とあうんも早く!」
針妙丸・あうん
「「は、はいぃぃっ!!?」」 バッ!!
麟
「「だあっ!!!」」
バリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!!!
ピース
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
あうん
「氷が砕け散ったぁぁぁぁぁぁっ!?」
霊夢
「ま、まさかと思うけど…麟が気合いのみで内側から氷を破砕したの…?」
針妙丸
「うっそぉぉっ!?」
レティ
「あらー…」
チルノ
「すげー!」 キラキラ☆
パラパラ…
麟「ったく…まさかこんな寒い日に、俺が氷漬けにされるとはな!」
華月麟、まさかの気合いのみで氷漬け地獄から脱出。