ウィスキーピークで手に入れた「古代の地図」。そこには、グランドラインの通常の磁気流からは外れた場所に、**『神の果実が眠る場所』**という走り書きがあった。
マキナ「悪魔の実、か。アレンやライカのように、我々の戦力を底上げするには悪くない収穫だな」
マキナが航路を指し示し、黒舟(ヘカテ)号は霧の深い未踏の海域へと進路を取った。
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数日の航海を経て辿り着いたのは、島全体がうっすらと氷のような結晶に覆われた、幻想的で冷ややかな孤島だった。
アレン「……あー、だっる。ここ、妙に寒くないっすか? 俺の雷も、なんか空気が冷たすぎて放電しにくいっていうか」
アレンが『斬月』を担ぎ、鼻を啜りながらタラップを降りる。
ユリナ「贅沢言わんといて。ウチの食材、ここなら腐らへんから最高やわ。……って、マキナ、あれ見て」
ユリナが指差した先。島の中心部、巨大な氷の結晶がそびえ立つ祭壇のような場所に、一人の少女が座っていた。
高い位置で結ばれた金髪のポニーテール。吸い込まれるようなシアン色の瞳。そして、アレンたちと同じく、この世界には存在しないはずの**「死覇装」**を身に纏っている。
エリス「……Wait. 誰よ、あんたたち。ここ、私のプライベートゾーンなんだけど?」
少女が立ち上がると、その凄まじい肉体美が露わになった。Jカップという暴力的なまでの胸が死覇装を押し上げ、引き締まったウエストから続く安産型のデカい尻が、歩くたびに挑発的に揺れる。
アレン「……あ、同業者っすか?」
アレンが思わず口走ると、少女の瞳が鋭く光った。
エリス「Don't touch me! 気安く話しかけないでよ…最低。……って、あんたも『死神』の服? Why? どういうことよ!」
マキナ「……お前も、あのふざけた女神に送り込まれたのか?」
マキナが槍を構え、一歩前に出る。
エリス「女神……? あぁ、あのクソったれな女神ね! 忘れてたって言いながら、私をこんな極寒の島にポイ捨てしたのよ! I'm so angry!」
彼女の名前は**エリス・アイシクル**。女神がアレンたちを転送する際、手違いで一足先に、しかも別の場所に放り込んでしまった「7人目の転生者」だった。
エリス「Oh, wait...」
エリスがスッと目を細める。彼女の**見聞色の覇気**が、アレンたちの心の声を読み取り始めた。
エリス「……マキナ、ユリナ、ライカ……。あんたたちの心の音、不思議ね。みんなバラバラだけど、一つの『意志』で繋がってる……。それに、そこの赤髪の男」
エリスの視線がアレンに固定される。
エリス「……あんた、何考えてるのよ。……え、『Jカップ、マジかよ。顔埋めたい』? ……Disgusting! 本当に最低ね、あんた!」
アレン「ぐふっ!? なんでバレたし!!」
アレンが戦慄する。シズが横から「アレンさん、顔に出すぎですぅ……」と涙目でフォロー(?)を入れる。
マキナ「エリス、と言ったか。我々は死神海賊団だ。お前のような戦力、この船に必要だ。来い」
マキナの直球なスカウトに、エリスは頬を赤らめて「Huh!?」と声を裏返した。
エリス「な、何よ急に……! 私は一人が好きなの! Men are wolf! 男はみんな狼なんだから! 特にそこのアレンとかいうラッキースケベ野郎は!」
アレン「いや、違うんすよエリスさん! 俺のこれは、女神に掛けられた『呪い』で不可抗力なんすわ!」
アレンが必死に弁明するが、エリスは見聞色でアレンの心の「焦り」を読み取りつつ、鼻で笑った。
エリス「Liar. 呪いなんて、そんなラノベみたいな設定あるわけないでしょ? あんたがスケベなことを正当化してるだけ。……My heart tells me、あんたはただの『ド変態』よ」
アレン「……信じてくれねぇ……!!」
絶望するアレンを余所に、ライカが全裸に羽織スタイルでエリスに近づく。
ライカ「いいじゃんエリスちゃん! アレンは放っておいて、ウチらと一緒に旅しようよ。あんたのそのデカいおっぱい、ウチの船なら毎日揉み放題だよ?」
エリス「もう、やめてよ~!」
エリスはライカのスキンシップに赤面しながらも、どこか嬉しそうに身をよじらせた。見聞色で、ライカたちの心に「悪意」がないことを読み取ってしまったからだ。
エリス「……話は終わったかしら? 仲間になるかどうかは、あんたたちの『力』を見てから決めるわ!」
エリスが腰の銃剣**『フロスト・レクイエム』**を抜いた。
マキナ「来るぞ、アレン! お前が相手をしろ!」
マキナの指令。アレンは渋々『斬月』を構える。
アレン「……だっる。でも、やんなきゃいけないんすよね。いくっすよ、エリスさん!」
アレンが雷速で肉薄する。だが、エリスは動かない。
エリス「Too slow. あんたが右に回り込んで斬るの、全部聞こえてるわよ」
エリスは最小限の動きでアレンの一撃を回避し、フロスト・レクイエムの銃口をアレンの腹部に突きつけた。
エリス「**『フリーズ・バレット』!**」
放たれた氷の弾丸が、アレンの武装色をすり抜け、彼の細胞を表面から凍結させていく。
「冷たっ!? これ、熱を奪ってやがるのか……!」
エリス「My heart tells me... あんたの次の一手は、広範囲の雷撃ね。……無駄よ」
エリスが銃剣をソードモードに変形させ、アレンの雷撃を「吸収」し始める。
エリス「フロスト・レクイエムは熱エネルギーを冷気に変える。あんたの雷は、私の最高の『餌』なのよ!」
戦闘は数分続いたが、アレンの「月牙天衝」をエリスが氷の壁で相殺したところで、マキナが手を挙げた。
マキナ「そこまでだ。……エリス、お前の力は認めた。そして、お前も気づいているはずだ。アレンは本気で戦っていないということをな」
エリスは見聞色でアレンの心を探った。そこには、エリスを傷つけたくないという「優しさ」と、やっぱりおっぱいを気にしてしまう「煩悩」が半分ずつ混ざり合っていた。
エリス「……Hmph. 甘いのね、あんた。……Strawberry?」
アレン「え?」
エリス「いちごオレよ! この島、甘いものがないの! ……次に上陸する島で、最高に美味しいいちごオレを買ってきてくれたら、一緒にいてあげてもいいわよ。……感謝しなさいよね!」
エリスがツンと顔を背けるが、その耳は真っ赤に染まっていた。
アレン「……あー。了解っすよ。死ぬ気で探してくるっす」
アレンが苦笑いしながら手を差し出すと、エリスは「Don't touch me!」と言いつつも、一瞬だけアレンの手をギュッと握り返した。
こうして、女神の忘れ物にして最強のツンデレ氷使い、**エリス・アイシクル**が死神海賊団の7人目(実質8人目)として合流した。
マキナ「よし。次は……いちごオレがある島だな」
マキナの言葉に、一同一斉にズッコケたが、黒舟(ヘカテ)号は新たな華やかさを加え、再びグランドラインの荒波へと漕ぎ出した。
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