ドラム王国の夜は、外の吹雪を忘れさせるほどの「熱気」に包まれていた。
リース「……ん。アレン、昨日よりも出力を上げて。今日はライカも一緒。……逃がさない」
リースの冷徹な宣言と共に、工作室の奥のサウナ室の扉が閉まる。
アレン「ちょ、リースさん、ライカさんまで!? 俺、もう電池切れ寸前なんすけど!」
ライカ「いいじゃんアレン! 極寒の地には、熱い愛が必要だよー! ほら、脱いで脱いで!」
ライカが風を操り、アレンの死覇装を一瞬で剥ぎ取る。リースが『クラクラの実』の能力で、アレンの四肢を昨日よりも複雑な「愛の拘束具」でベンチに固定した。
「……ん。今日のメニューは、**『過熱官能・二重奏(ダブル・リビドー)』**。ライカ、いくよ」
ライカ「おっけー! ウチが風で感度を3000倍にしてあげる!」
リースの濡れた指先がアレンの肌を這い、ライカの熱い吐息と「風の愛撫」が全身を責め立てる。アレンのゴロゴロの実の電力は、彼女たちの快楽の糧として強制的に吸い上げられ、サウナ内の温度は限界まで上昇した。
アレン「あ、熱……っ、あぁぁぁぁ!! リースさん、そこ、ライカさん、耳元でその声は……っ、脳が溶ける!!」
一時間後、アレンは文字通り「出し切った」状態で、這うようにして自分のベッドへ辿り着き、意識を失うように深い眠りに落ちた。
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気づけば、アレンは真っ白な空間に立っていた。目の前には、相変わらずのゆるいファッションに身を包んだ、あの「クソ女神」が浮いている。
女神「やっほー、アレンくん! サウナ、楽しんでるぅ? リースちゃんとライカちゃん、攻めすぎだよねー! 羨ましいぞっ☆」
アレン「……あー、だっる。おい、クソ女神。……昨日のはなんだよ。『無限イチゴ』だぁ? おかげで俺はエリスさんに『最低』を連呼されたんだぞ」
アレンの瞳から、スパイを拷問した時のあの冷徹な光が漏れる。
女神「ひぇっ!? な、何その怖い顔! 女神相手にそんな殺気出さないでよぅ!」
アレン「……いいか。どうせお前の気まぐれだ。だったら、もっと実用的なものを寄越せ。リンゴ、バナナ、ブドウ、メロン……。ユリナさんの料理の幅を広げるための果物を全部、『無限』にして俺の部屋に転送しろ」
女神「えぇー、そんな一気に言われても……」
アレン「……やらねぇなら、今すぐここでお前を捕まえて、昨日あのスパイにした以上の『雷(ビリビリ)拷問』を24時間ノンストップで叩き込んでやるが……どうする?」
アレンの手の平で、漆黒の稲妻がバチバチと鳴る。
女神「や、やるぅー! やりますぅー! 今すぐアレンくんの部屋をフルーツバスケット状態にするから! だからその顔やめてぇー!!」
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翌朝。アレンの自室は、扉を開けた瞬間に芳醇な果実の香りが溢れ出す「フルーツの森」と化していた。
ユリナ「……アレン、あんた何したん。部屋が千疋屋(せんびきや)みたいになっとるやん」
ユリナが呆れつつも、高級メロンを手に取って目を輝かせる。
アレン「……あー。あの女神をちょっと『指導』したっす。……これで、船の中でも栄養満点っすよ」
リースとライカ、そしてエリスも協力し、ヘカテ号の甲板の一部を改造して、アレンの電力を熱源とした巨大な「ビニールハウス」が完成した。
エリス「My heart tells me... このイチゴたち、私たちの愛情を待ってるわね。……感謝しなさいよね、アレン。私が毎日手入れしてあげるんだから」
エリスが頬を染めてイチゴに霧吹きをかける。平和な時間が流れる中、一週間が経過した。
そして、その時は来た。
霧の向こうから現れたのは、ドクロの旗――それも、この時代を恐怖で支配する**ロックス海賊団**の分隊だった。
「ひゃはは! あの船に、例の『神の果実』があるんだな!? 全部奪い取って、この島を焼き払え!」
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マキナ「……来たか。私のイチゴ……いや、神の果実を狙う不届き者が」
マキナが槍『灰塵』を手に立ち上がる。その背後には、大切な果物(と自分たちの居場所)を守るために殺気を漲らせた死神たちが並んでいた。
アレン「ユリナさん、料理の邪魔をされたのは?」
ユリナ「……万死に値するわ。今日のメインディッシュは、こいつらの刺身やな」
アレン「リースさん、ライカさん、サウナの邪魔は?」
リース「……ん。……スクラップにして、燃料にする」
ライカ「ウチの風で、全員ミンチにしちゃうぞー!」
アレン「シズ、エリスさん……やるっすよ」
シズ「はい……! 傷の手当ては、後回しです!」
エリス「Wait. 私のイチゴに触れようとする奴は、全員絶対零度で粉砕(パルプ)にしてあげる!」
アレンが一歩前に出る。その手には『斬月』。
アレン「……あー、だっる。……一瞬で終わらせるっすよ」
ロックスの海賊たちが叫びながらヘカテ号に乗り移ろうとする。だが、彼らが目にしたのは、人の形をした「災害」だった。
アレン「**『月牙天衝・連撃』!!**」
アレンが放つ黒き三日月の斬撃が、空を埋め尽くす。
海賊船のマストが一瞬で断たれ、甲板にいた数十人がまとめて海へと消える。
「化け物め! 撃て、撃てぇ!!」
銃弾の雨が降り注ぐが、ライカの風の壁がすべてを弾き返す。
マキナ「**『灰塵・星墜』**」
マキナの槍が一閃するたびに、巨大な衝撃波が敵船を貫き、船体を粉々に粉砕していく。
アレン「エリス、頼むっす!」
エリス「Okay! **『フロスト・レクイエム・極大氷河』!!**」
エリスの放った絶対零度の弾丸が、海を瞬時に凍らせ、逃げようとした敵船を氷の中に閉じ込めた。
逃げ場を失った海賊たちの前に、漆黒の雷を纏ったアレンが降り立つ。
アレン「……おい。……俺たちのイチゴに、何か用か?」
「あ、あわわ……助けてくれ! 俺たちはただ……」
アレン「……あー、そのセリフ、聞き飽きたっすわ」
アレンの瞳から光が消える。
アレン「**『2億ボルト・雷神(アマル)』**」
島全体が蒼白い光に包まれた。轟音と共に、ロックスの分隊は一兵も残さず、海の藻屑と消えた。
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戦闘が終わると、アレンはだるそうに肩を回した。
アレン「……ふぅ。……これで当分、イチゴは安泰っすね」
エリス「アレン、お疲れ。……ほら、約束のいちごオレ。……私が搾りたてで作ってあげたわ」
エリスが、真っ赤な顔でグラスを差し出す。
アレン「……サンキューっす。……美味い。……やっぱ、これっすね」
リース「……ん。アレン、まだ電気が余ってる。……今夜もサウナ」
アレン「勘弁してくださいリースさん!!」
ドラム王国の雪原に、死神たちの笑い声が響く。
ロックスの驚異すら退けた彼らの伝説は、この「無限フルーツ」と共に、さらに加速していくのであった。
アレン「……おい、女神。……次はスイカも頼むぞ」
アレンの呟きに、天界で女神が「ひぃっ!」と悲鳴を上げたのを、見聞色を持つエリスだけが聞き取っていた。
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