ONE PIECE 死神伝   作:ぐちロイド

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Newtownがもう終わってしまった…Dear 13ro(ディアブロ)最高過ぎる!!!!!!!!!!叶、赤彩ペア(叶さんの配信を見ていたからか)がマジで最高だった。多分今まで見てきたVCRGTA1~3やMattownを抜いて一番好きかもしれない。
また次を見たいな… 

                    
                    by.Newtownの亡霊


第63話 死神流の組織論 アパート建設:死神工務店の始動

新世界の荒天を切り裂き、磁気すら届かぬ静寂の海域に浮かぶその島は、一週間前までの静けさが嘘のように、生命の拍動と建設の槌音に包まれていた。

 

「死神の理想郷(エデン)」――まだ正式な名は決まっていないが、アレンたちは便宜上そう呼んでいた。

島の北側に位置する緩やかな丘陵地帯。眼下にはエメラルドグリーンの入江が広がり、背後には霊子エネルギーを豊富に含んだ原生林がそびえる。そこが、聖地マリージョアから「解放(スカウト)」してきた総勢400名を超えるメイドと執事たちの居住区となる予定の場所だった。

 

ヘカテ号の会議室。

テーブルの上には、リースのホログラム投影によって詳細な都市計画図が浮かび上がっている。

 

マキナ「……ふむ。一週間で、最低限の食糧配給体制と、仮設の天幕(テント)設営は完了したな」

 

マキナが、窓の外でキビキビと動くメイドたちの姿を見下ろしながら呟いた。彼女の視線の先では、かつて天竜人に怯えていた娘たちが、自分たちの手で「自分たちの居場所」を作る喜びに燃え、泥にまみれながらも明るい表情で作業に従事していた。

 

リース「……ん。……マキナの指摘通り。……現在の居住密度、限界に近い。……衛生環境の維持、およびプライバシーの確保のため、恒久的な居住施設の建設を最優先事項に設定」

 

リースの指が空中で踊り、ホログラム図面が書き換えられていく。

 

アレン「……あー、だるい。……でも、せっかく連れてきたんだから、アパートくらいは一等好(いっとうい)いもんを作ってあげたいっすね」

 

アレンはソファに深く沈み込み、片手で三色団子を頬張りながら、リースの図面に目を向けた。

 

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リース「……まず、人数の内訳を整理する。……メイド380名、執事32名。……合計412名」

 

リースがリストを表示する。

 

 

リース「……マリージョアでの経歴をスキャン済み。……高等教育を受けた侍女から、宮廷料理人、庭師、さらには天竜人の資産管理を行っていた事務官まで多岐にわたる。……適材適所、役職を割り当てる」

 

マキナが図面の一点を指差した。

 

 

マキナ「……事務官たちは、リースの直轄とせよ。この島の資源管理と、将来的な建国事務を担わせる。……料理人たちは、中央食堂の運営だ。……そして、侍女たちは……」

 

アレン「……あ、俺、考えがあるっすよ」

 

 

アレンが団子の串を置き、身を乗り出した。

 

アレン「……メイドさんたちを、ただの雑用係にするのは勿体ないっす。……あの子たち、聖地で散々地獄を見てきた分、根性が据わってる奴が多い。……だから、『防衛メイド隊』と『生活支援部隊』に分けましょうよ。……俺が、護身術と流桜の初歩くらいは教えてやるっす」

 

マキナ「……ほう。アレンが教育をか。……面白い。……では、武装メイドの育成は貴様に一任する。……執事たちは、主に重労働とインフラ整備のリーダー、および『執事騎士団』として編成せよ。……奴らも、かつてはどこかの騎士だった者も多いはずだ」

 

マキナの言葉に、リースが淡々と追記していく。

 

 

リース「……了解。……組織図更新。……直轄事務局、中央厨房、島内防衛隊、生活支援班。……役職に応じた待遇の差別化は最小限に留め、全員を『死神の臣民』として等しく扱う」

 

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アレン「……で、肝心の住居っすけど。……アパート一棟じゃ足りないっすよね。……400人が快適に暮らせて、かつ、俺たち三人の『城』を囲むような配置がいいっすわ」

 

アレンがホログラムに手を伸ばし、建物の形状をいじる。

 

 

アレン「……マリージョアのあの豪華すぎるだけで無機質な部屋じゃなくて、もっとこう、ワノ国で見たような、木の温もりがある江戸風の意匠と、リースの作る近代設備が合体したようなのがいいっすね」

 

リース「……ん。……アレンの提案、採用。……ハイブリッド様式集合住宅『ヘカテ・ヴィレッジ』。……各部屋に個別の浴室、空調、霊子通信端末を完備。……共有スペースには、談話室と大規模浴場を設置」

 

リースの投影した3Dモデルは、白壁と黒い瓦屋根が美しい、モダンな集合住宅群だった。

 

マキマ「……よし。設計は決まりだ。……問題は、建設スピードだな。……資材は島にあるが、人力で組み立てていては数ヶ月かかる」

 

マキナがアレンをチラリと見た。

アレンは溜息をつきながら立ち上がった。

 

アレン「……はいはい。結局、俺の出番っすよね。……だるいけど、メイドさんたちの笑顔のためなら、一肌脱ぐっすわ」

 

---

 

 

三人はヘカテ号を降り、建設予定地の丘へと向かった。

そこでは、メイドたちが切り出した材木を運び、執事たちが土地を均していた。

 

アレン「……皆様、お疲れ様っす! ……危ないから、一度下がっててくださいねー!」

 

アレンがメガホン(リースのビット)を通して叫ぶ。

メイドたちが不思議そうに作業を止め、離れた場所に集まると、アレンは島の中心で、二振りの斬月をゆっくりと抜いた。

 

アレン「……マキナ様、資材の固定、頼むっすよ」

 

マキナ「……心得た。……アレン、やれ」

 

アレンの瞳が深紅に染まり、全身から漆黒の霊圧が噴き上がる。

 

 

アレン「『卍解』」

 

アレンは空中に跳躍した。

 

 

アレン「……流桜の極致、見せてやるっすわ。……切るんじゃない。……魂を込めて、『形』を刻む!!」

 

アレンが閃光のごとき速度で動き回る。

山積みにされていた巨大な岩石や霊子鉱石、そして大量の材木が、アレンの『月牙』によって一瞬で均一な規格の建築部材へと切り分けられていく。ただの斬撃ではない。流桜を流し込むことで、断面は寸分の狂いもなく磨き上げられ、結合部には複雑な「継ぎ手」が瞬時に彫り込まれていく。

 

アレン「……はぁっ!!」

 

アレンが地面を叩くと、青い稲妻が走り、地面が正確な基礎の形に隆起した。

そこへ、マキナが手を掲げる。

 

マキナ「……王者の重力、そして支配の力。……浮遊せよ、資材ども!!」

 

マキナの覇気が物理的な重力操作へと転化し、アレンが切り分けた数千、数万の部材が空中に舞い上がった。

 

 

マキナ「……リース! 位置指定(アサイン)だ!!」

 

リース「……ん。……空間座標確定。……全ビット展開。……結合開始」

 

リースの浮遊ビットがレーザーを照射し、空中の部材を一点の狂いもなく導く。

ガコン、ガコン!! という巨大な機械音とともに、部材同士が吸い込まれるように噛み合い、一瞬にして三階建ての美しいアパートが、一棟、また一棟と組み上がっていく。

 

メイドや執事たちは、その光景を口を開けて見守っていた。

 

 

「……し、信じられない……。家が……家が空から降ってきて、勝手に出来上がっていく……!」

 

「……これが……私たちが仕える、死神様たちの力……」

 

わずか一時間。

荒野だった丘には、四百人が余裕を持って暮らせる、最新設備を備えた美しい集合住宅群が完成していた。

 

---

 

 

 

アレン「……ふぅ。……だるい。……腰が痛いっすわ」

 

アレンが人型に戻り、首を回す。

目の前には、完成したばかりのアパートを見上げて涙を流すメイドたちの姿があった。

 

マキナ「……皆。……今日からここが、貴女たちの家だ」

 

 

マキナが、慈悲深い女王のような声で告げた。

 

 

 

マキナ「……鍵はリースから受け取れ。……部屋割りは既に決めてある。……今日一日は、自分の城を整えることに費やすがいい。……明日からは、この島を世界一の楽園にするため、私にその忠誠を捧げろ」

 

「……は、はい!! マキナ様!!」

 

メイドたちが一斉に膝をつき、感謝の言葉を叫ぶ。

その声は、かつてマリージョアで漏らしていた絶望の溜息とは、全く異なる響きを持っていた。

 

リース「……ん。……アレン。……お疲れ様。……ご褒美に、後で最高のメンテナンス(マッサージ)をしてあげる。……マキナと一緒に」

 

アレン「……マジっすか。……それを楽しみに、明日の護身術の稽古メニューでも考えるっすわ」

 

アレンは、真新しいアパートのベランダから、嬉しそうに手を振り合うメイドたちの姿を見て、少しだけ鼻を高くした。

 

アレン「……原作じゃ、誰もこんなことしなかったっすからね。……いいっすね、死神が作る、平和な国。……意外と、俺に向いてるかもしれないっすわ」

 

夕陽が沈む新世界の海。

地図にない島に、初めて「家庭の灯火」が灯った。

死神海賊団の領地開拓。それは、破壊の象徴である彼らが、初めて「生命」を育み始めた瞬間でもあった。

 

 

転スラの二次創作主人公でやって欲しい種族は?

  • 精霊
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  • 上位悪魔
  • その他(他作品とのクロスオーバー)
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