ONE PIECE 死神伝   作:ぐちロイド

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第70話 暴虐の果て、死神の帰還 リースの寝室:絶対支配の檻

 

 

アレン「……足りねェ。全然、足りねェんだよ……!!」

 

新世界の空を割るアレンの咆哮は、もはや人のそれではない。

怒りが臨界点を超え、理性の箍が外れたアレンは、握りしめていた二振りの『斬月』を、乱暴に空間の歪みへと放り込んだ。武器など不要。今の彼に必要なのは、己の内に眠る古龍の根源的な破壊衝動を、目の前の「害獣」どもに叩きつけることだけだった。

 

アレン「……オラァッ!!」

 

アレンの体が膨張し、真紅の鱗が全身を覆い尽くす。

全長数百メートルに及ぶ、天を穿つ**『完全獣型・古龍形態』**。

カイドウの青龍を凌駕するその威容に、ビッグ・マムのプロメテウスすら恐怖で火を小さくした。

 

アレンは巨大な口を開く。

そこには、**『ゴロゴロの実』**の極限まで圧縮された漆黒の雷花と、**『リュウリュウの実』**の太陽にも等しい超高温の炎、そしてアレンが極めた**『流桜(りゅうおう)』**の破壊的覇気が、螺旋を描きながら一箇所に収束していた。

 

アレン「……消えろ、クソトカゲ。……クソババァ」

 

**『古龍極法:雷炎・破砕息(らいえん・はさいそく)』!!**

 

ドンッ!!

 

視界のすべてが白銀と漆黒の光に塗りつぶされた。

放たれたブレスは、ビッグ・マムの『威国』を消滅させ、カイドウの『熱息』を飲み込み、二人の四皇を真っ正面から貫いた。

新世界の海面が数キロメートルにわたって蒸発し、海底の岩盤が露出する。

 

「ぐ、おあああああああああああああッ!!?」

 

二人の絶叫は、爆鳴の中に消えた。

光が収まった時、そこにはもはや「四皇」としての威厳など微塵もなかった。カイドウは全身を焼かれ、角が片方折れた状態で海面に突き刺さり、ビッグ・マムは雷撃によって意識を奪われ、白目を剥いて海へと沈んでいった。

 

完全なる、沈黙。

世界最強の一角を担う二人が、一撃で、同時に「気絶」したのだ。

 

---

 

 

 

アレン「…………あ」

 

人型に戻り、空中に浮遊していたアレンは、変わり果てた海域を見渡して、急激に血の気が引くのを感じた。

 

 

アレン「……やりすぎた。……マジで、やりすぎたっすわ……」

 

ヤクザのような口調はどこへやら、いつもの気怠げな声に戻ったが、その顔面は蒼白だ。

 

 

アレン「……カイドウもババァも気絶してる……。これ、ここで死なせたら原作が粉々どころか、消滅するっすよ……。ルフィたちの出番がなくなるっす……」

 

冷や汗が止まらない。だが、それ以上に彼を恐怖させたのは、脳内に直接響いてきた「通信」だった。

 

リース『……アレン。……今、島が揺れた。……私の観測機器が、新世界の裏側まで検知できるほどの高エネルギー反応を記録した。……それも、私の愛機(アランカル号)が溶かされた直後に。……覚悟は、できている?』

 

リースの、感情の欠片もない声。

しかし、その背後にはマキナの「……ふふ、今夜は楽しみだな」という、冷徹な愉悦の声も混ざっていた。

 

アレン「…………シエル。……全速力で、帰るっすよ。……俺の、遺言を……誰かに託しておいてほしいっす……」

 

アレンはフラフラになりながらアランカル号へ着艦し、捕食者(プレデター)たちの憐れみに満ちた視線を浴びながら、自らの「処刑場」へと向かった。

 

---

 

 

 

「ゴッドエデン」に帰還したアレンを待っていたのは、歓迎の言葉ではなく、リースのビットによる「強制連行」だった。

 

アレンは、リースの私室である、無機質ながらも清潔感に満ちた寝室へと引きずり込まれた。

扉が閉まり、電子ロックが幾重にもかけられる音が、アレンの死刑宣告のように響く。

 

リース「……おかえり、アレン。……船の修理見積もり、出た。……天文学的な数字。……それと、約束を破ったことへのペナルティ。……加算される」

 

部屋の中央、キングサイズのベッドの上に座っていたリースは、既に寝巻き……というにはあまりにも過激な、薄絹一枚の姿だった。彼女の瞳は、いつも以上に妖しく光り、その指先はキーボードではなく、アレンを縛り上げるための霊子拘束具のスイッチを弄んでいる。

 

アレン「……リースさん。……あー、その、本当にごめんなさいっす。……カイドウがあんまりにだるいことしたから、つい……」

 

リース「……言い訳は、不要。……アレンの体力が回復するのを、待っていた。……四皇二人を圧倒したそのバイタル。……私の『実験』、および『性欲処理』に耐えるには、十分」

 

アレン「……え、実験……?」

 

リース「……ん。……アレンの龍の生命力が、極限まで高まった時、その精髄がどこまで濃密になるか。……そして、私の身体がどこまでそれを受け入れられるか。……検証が必要」

 

リースが立ち上がり、アレンの胸元に指先を這わせる。彼女の体温は低いが、アレンに触れる場所だけが、じりじりと熱を帯びていく。

 

リース「……マキナも、後で来る。……でも、まずは私の番。……アレンが壊した船のパーツの数だけ、私も……アレンの中を、壊す」

 

---

 

 

アレン「……っ、ちょ、リースさん……!? そこは、ダメっす……!!」

 

アレンの手足は、ベッドの四隅から伸びた漆黒の霊子触手によって固定されていた。

リースはアレンの体の上に跨り、無表情のまま、その指先でアレンの最も敏感な部分を正確に愛撫(メンテナンス)していく。

 

リース「……アレン。……脈拍、180を突破。……霊圧の循環が、下半身に集中している。……正常な反応。……これより、高出力の吸引(処理)を開始する」

 

アレン「……あ、ああぁぁッ!!」

 

リースの、一切の迷いがない、機械的かつ超高等な技術による奉仕。

彼女はアレンの反応をデータとして収集しながら、彼の理性を一欠片も残さず削ぎ落としていく。アレンが絶頂に達しようとする瞬間、リースは霊子拘束具を用いて、その解放を強制的に阻止(ストップ)し、絶頂の苦しみだけを長引かせる。

 

リース「……おあずけ。……まだ、船のメインエンジンの修理代分にも届いていない。……アレンの龍の精髄が、空っぽになるまで……逃がさない」

 

リースの肌が、アレンの覇気を受けて桜色に染まる。

彼女はアレンの首筋に歯を立て、彼の龍の血を、そして魂を直接吸い上げるかのように、激しく腰を動かし始めた。

 

リース「……アレン……すごい……。……龍の熱が、私の中に溶けていく……。……壊れそう。……でも、もっと……もっと注いで……」

 

冷徹な科学者であったはずのリースの声が、甘く、淫らな熱を帯びていく。

アレンはもはや、自分が四皇を倒した死神であることを忘れ、ただリースの欲求を満たすための「苗床」として、激しく、何度も、何度も、魂の深淵から搾り取られていった。

 

---

 

 

数時間が経過しただろうか。

アレンが白目を剥き、もはや指一本動かせないほどに枯渇しかけていた時、部屋の扉が再び開いた。

 

そこに立っていたのは、紅いドレスを脱ぎ捨て、黒い下着に身を包んだ女王――マキナだった。

 

マキナ「……ふふ。リース、だいぶ楽しんだようだな。……アレン、まだ息はあるか?」

 

アレン「……マ、マキナ様……。……もう、勘弁……して……」

 

マキナ「馬鹿を言え。貴様の罪は、まだ半分も償われていないぞ。……さあ、ここからは『女王の時間』だ。……アレン、貴様のその傲慢な牙、私が直々に、甘く、優しく、粉々に砕いてやろう」

 

マキナがベッドに上がり、リースの隣に座る。

二人の美女に囲まれ、再びアレンの体内の霊圧が、強制的に再起動させられていく。

 

リース「……ん。……マキナ。……アレンの『芯』は、まだ折れていない。……これからが、本当の『お叱り』」

 

アレンの絶叫は、防音の行き届いたリースの私室から外へ漏れることはなかった。

ゴッドエデンの夜は、あまりにも長く、あまりにも濃厚だった。

 

四皇を圧倒した死神も、自分の愛する女たちの前では、ただの「愛欲の奴隷」に過ぎない。

翌朝、腰が完全に砕け、幽霊のように真っ白になったアレンが、プレデターたちの前で「もう船は溶かさないっす……」と涙ながらに誓うことになるのは、言うまでもない。

 

 

転スラの二次創作主人公でやって欲しい種族は?

  • 精霊
  • フェンリル
  • ドラゴン
  • 吸血鬼
  • 上位悪魔
  • その他(他作品とのクロスオーバー)
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