ONE PIECE 死神伝   作:ぐちロイド

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にじさんじのAPEX とガンダムの大会が終わったしまった…
だが改めてAPEX を見ると良いゲームだなーって思う。やったことはない。て言うかやれるハードを持っていない。

それにストグラの方でも何か進展があったみたいで早くみたい。

最後にやるかどうかは分からないのですが転スラの二次創作をやる時主人公異世界なのでアレンの種族に付いてアンケートを設置しますので気軽に参加してください。期限は決めていません。


第72話 聖地の炎上、1000の魂と三人の少女

 

マリージョアの夜は、常に静寂と偽りの平穏に包まれている。赤い土の大陸(レッドライン)の頂、雲を眼下に見下ろすその場所は、下界の喧騒とは無縁の神域。

だが、その静寂は、一人の男の「だるい」という一言で、地獄の業火へと塗り替えられることになった。

 

アレン「……じゃあ、タイガーさん。合図したら始めてください。……俺が、派手に打ち上げてやるっす」

 

タイガー「……恩に切る、アレン。……行くぞ、野郎ども! 同胞を救い出すんだ!!」

 

タイガーの号令と共に、影が動いた。アレンはそれを見届けると、マリージョアの中央広場、最も象徴的な「天駆ける竜の紋章」が刻まれた大通りの真ん中へと躍り出た。

 

アレン「……さて。……一世一代の、デカい花火っすわ」

 

アレンの全身が膨張し、紅い鱗が夜の闇を裂いて輝く。

**『リュウリュウの実・人獣型』。**

背中には漆黒の翼が広がり、その周囲を『ゴロゴロの実』の青白い稲妻が龍の如くのたうち回る。

 

アレン「……ほら、起きろよ、クソ天竜人ども。……夜遊びの時間だ!!」

 

アレンが天を仰ぎ、大きく口を開く。

その喉元に、圧縮された炎と、激流のような雷、そしてアレンの濃密な霊圧が収束し、どす黒い光の球体を作り出す。

 

**『古龍極法・炎雷震天咆(えんらいしんてんほう)』!!**

 

ドォォォォォォォォォォォォォン!!

 

夜空を貫いたのは、巨大な光の柱だった。

マリージョアの上空に広がる雲が、一瞬にして蒸発し、衝撃波が聖地全体の建物の窓ガラスを粉砕する。夜空は昼間のような明るさに染まり、その圧倒的な「光」と「音」に、マリージョア中の衛兵と天竜人がパニックに陥った。

 

「な、なんだ!? 何が起きた!!」

「敵襲だ! 龍だ……龍が攻めてきたぞ!!」

 

---

 

 

 

アレン「……よし、注目は集まったっすね」

 

空中で翼を羽ばたかせ、アレンは混乱の極みに達した居住区を見下ろした。

タイガーが奴隷たちの檻を次々と破壊し、解放された者たちが一斉に逃げ出し始める。海軍の増援が四方八方から駆けつけるが、アレンは空中から正確に雷を落とし、彼らの進路を塞いでいく。

 

アレン「……さて、俺の仕事(スカウト)も始めるっすよ。……リース、サーチお願いっす」

 

船内に残っているリースのホログラムが、アレンの脳内に直接データを送り込む。

 

 

リース『……ん。……バイタルおよび覇気の資質、選別。……逃げ惑う群衆の中に、特筆すべき個体を多数検知。……座標、転送(マーキング)開始』

 

アレンは空から弾丸のように急降下した。

 

アレン「……あんた、いい体してるっすね。……巨人族の戦士っすか? ……俺の国で、壁の建設でもやらないっすか?」

 

「え、えぇ!? お前は……!?」

 

アレン「……詳しい話は後っす。……あっちに黒い船(アランカル号)が停まってる。……乗り込めば、自由っす」

 

アレンは逃げ惑う奴隷たちの中から、強靭な肉体を持つ巨人族、手先の器用そうなミンク族、そして意志の強い瞳をした人間たちを、次々と拾い上げていく。

邪魔をする衛兵やCPの役人たちは、アレンの『指銃』から放たれる小さな雷撃一発で、面白いように吹き飛んでいった。

 

アレン「……500人……いや、あいつも良さそうっすね。……あっちのミンク族の姉ちゃんも、料理が上手そうっすわ。……あー、選ぶの、だるいけど……止まんないっすね」

 

当初の予定は500名だった。しかし、いざ目の前で「見込みのある魂」が絶望しているのを見ると、死神の蒐集癖が疼き出す。

巨人族100、ミンク族150、人間250……。気づけばその数は倍の**1000人**に達していた。

 

アレン「……ま、マキナ様に怒られたら、リースの部屋で掃除当番でもするっすよ。……全員、アランカル号へ走るっす!!」

 

---

 

 

 

アランカル号への誘導をほぼ終え、アレン自身も撤退しようとしたその時。

燃え上がる路地裏の片隅で、他の奴隷たちとは明らかに違う「質の高い」覇気の揺らぎを感じた。

 

崩れた瓦礫の影に、三人の少女が身を寄せ合っていた。

一番大きな少女が、二人の妹を庇うようにして、震えながらも鋭い眼光を、迫り来る炎に向けている。

 

アレン「……あ」

 

アレンは、その特徴的な黒髪と、誇り高い瞳に見覚えがあった。

後の「海賊女帝」、ボア・ハンコック。そしてサンダーソニア、マリーゴールド。

彼女たちは、まだ『メロメロの実』などの能力を無理やり食わされる直前か、あるいは食わされたばかりの、最も脆弱な時期にいた。

 

アレン「……あんたたち。……こんなところで、何やってるんっすか」

 

アレンが静かに降り立つと、ハンコックは怯えながらも、手近な石を拾ってアレンに向けた。

 

 

ハンコック「……近寄るな! 私たちを、またあの薄汚い部屋に戻すつもりか!!」

 

アレン「……あー、いや。……俺、ああいうデブの天竜人と一緒にされるのは、心外っすわ」

 

アレンはしゃがみ込み、彼女たちの首に嵌められた忌まわしい首輪を、指先で軽くなぞった。

 

 

アレン「……この首輪、だるいっしょ? ……外してあげるっす」

 

パキィィィィン!!

 

アレンが流桜を込めた指で弾くと、爆弾が作動する暇もなく、首輪は粉々に砕け散った。

三姉妹は、呆然として自分たちの首に触れた。

 

アレン「……自由になりたいなら、俺と一緒に来るっす。……あ、別に俺の奴隷になれって言ってるんじゃないっすよ。……俺の国、ゴッドエデンで、少し体を休めていくといいっすわ」

 

ハンコック「……ゴッド……エデン……?」

 

アレン「……そう。……世界で一番、自由で、だるい場所っす」

 

アレンは、泣きじゃくるマリーゴールドとソニアを軽々と抱え上げ、ハンコックに手を差し出した。

 

 

アレン「……行くっすよ、ハンコック。……お前は、こんなところで終わるタマじゃないはずっすからね」

 

ハンコックはその名前を知っていることに驚きながらも、アレンの差し出した、温かくて大きな手を取った。

 

---

 

 

アランカル号の甲板は、1000人の解放された奴隷たちで埋め尽くされていた。

巨人族が端に座り、ミンク族が人間を世話し、皆が、燃え上がるマリージョアを、信じられないような形相で見つめている。

 

タイガー「……アレン! 船は限界だ! これ以上乗せたら沈むぞ!!」

 

タイガーが、自分たちの船へ乗り込みながら叫ぶ。

 

アレン「……了解っす! ……リース、アランカル号の重力制御、最大出力! ……浮上するっすよ!!」

 

リース『……ん。……超過積載。……計算外の人数。……アレン、後で、たっぷり、お叱り。……離脱を開始する』

 

リースの声と共に、アランカル号が青白い光を放ち、垂直に浮上した。

聖地の衛兵たちが放つ銃弾や砲弾は、アレンが空中で一刀両断に切り捨て、巨大な盾となって船を守る。

 

甲板の隅、アレンのコートに包まれたハンコック三姉妹は、自分たちの地獄だった場所が小さくなっていくのを、じっと見つめていた。

 

ハンコック「……ねぇ、お兄ちゃん。……私たちは、どこへ行くの?」

 

ハンコックの問いに、アレンは水平線の先、自分たちが創り上げた理想郷の方向を指差した。

 

アレン「……ゴッドエデン。……とりあえず、そこであんたたちの傷を治すっす。……その後、帰りたくなったら、あんたたちの故郷『女ヶ島(にょうがしま)』まで送ってあげるっすよ」

 

ハンコックはその瞳に、初めて「希望」という名の光を宿し、アレンの横顔を見つめた。

 

夜が明け、赤い土の大陸の向こう側から太陽が昇る。

一千人の命と、未来の女帝を乗せたアランカル号は、黄金の光の中に溶け込むようにして、死神たちの国へと帰還していった。

 

マリージョア襲撃事件。

フィッシャー・タイガーの英雄譚の裏側で、死神アレン・コルテスが成し遂げたこの「一千人の徴収」は、後に世界政府を、そして九蛇の歴史をも大きく変えることになる。

 

 

転スラの二次創作主人公でやって欲しい種族は?

  • 精霊
  • フェンリル
  • ドラゴン
  • 吸血鬼
  • 上位悪魔
  • その他(他作品とのクロスオーバー)
  • その他(コメントで書いて下さい)
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