真夜中、御蔵家。
ユウジ「ハァ…ハァ…!う、うぅ…」
ゴーストタウンとなった場所で闇取引する異星人達が謎の少年によって全滅されている頃、眠っていたユウジはベッドの上で魘されていた。
『ほぉ…?貴様、なかなかの素質があるな…!どれ、今はまだ様子を見ようじゃないか…!フハハハァ…!!』
ユウジ「や、やめ…!」
ユウジが見ている夢の中…所謂、精神世界。
その空間に、黒くて邪悪な何かがユウジに語り掛けて来て、彼にそう言った途端に低くておぞましい笑い声を上げながらその場から消え去った。
・・・・・・・・・・
ユウジ「っ!!?……ゆ、夢…か…」
ユウジはベッドから飛び起きて夢から目を覚ます。
ゴモラ『グー…グー…』
リトラ『ピー…ピィ…』
ポコ『ムニャムニャ…』
ベムラー『スー…スー…』
ユウジ「…んにしても、相変わらずかわいいやっちゃな~お前らって…♪」
ユウジは夢の事に疑問を抱きつつも、自分のスマホの横に置いてあるバトルナイザーを手に取って、内部でまだ眠っているゴモラ達やポコの姿に癒されながらそう呟き、夢の事は忘れた。
ユウカ「ユウジー、おはー」
ユウジ「あ、姉ちゃんおは」
ユウカ「…って、アンタなんか凄い寝汗かいてンじゃん。悪い夢でも見た?」
すると、目が覚めたパジャマ姿のユウカがドアを開けて入って挨拶し、彼の大量の寝汗に心配してくる。
ユウジ「あ、ううん。大丈夫だよ姉ちゃん。……てか、姉ちゃんこそなんでマグラー抱いてるン?」
左脇に縮小サイズのマグラーを抱いてる姉に気付いたユウジはそう聞く。
マグラー「グルル…♪」
ユウカ「いやー実はさ…この子、勝手に出てきてアタシと一緒に寝たがってきたから、それで可愛くてつい~…でも棘が少し痛かったかなー…」
ユウジ「で、でしょうね」
ユウジは、姉との会話ですっかり夢の事など忘れてしまい、いつも通りの元気な朝を迎えて学校に登校するのだった。
・・・・・・・・・・
ー円高、1年G組ー
それから登校して教室に着いてからの数分後。
ユウジのクラスで、蛇月が今日も生徒達の目の前に立って朝のHRを始めようとしていた。
蛇月「おはよーさん♪今日はお前らに、大事なお知らせがあるぞぉ?」
ユウジ「大事な知らせ?」
飄々としながらも蛇月が挨拶をして報告を始める。
蛇月「この円高の1年G組に、転校生が来ることになった。けどソイツは1人暮らしするほど、いろいろ訳アリらしくてねぇー…まっ、困った事があったらいつでも先生がなんとかするけどな」
カミナ「流石蛇月先生!」
カミナがそう言うと、蛇月の合図も無しに噂の転校生と思われる少年が扉をガラッ!と強めに開けて教室へ入ってくる。
その少年は、昨夜に異星人らを全滅させた銀髪サイドテールのレイオニクスだった。
「……」
ユウジ「うお!?ビクッた~…」
蛇月「…黒崎、待つの嫌だったか?周りが驚くから、次は気を付けてなぁ?」
「……ああ」
担任の教師である蛇月に注意されても、少年は敬語無しにふてぶてしく返事をし、黒板の前に歩んで名前をチョークで書く。
イワミ「…んだよアイツ…」
「なんか目付き怖…」
「どんな訳アリなんだ…?」
「顔はカッコいいのに…」
ユウジ「ま、まあまあ」
その様子にユウジ以外で、イワミや周りはザワつき始める。
すると黒板に名前を書いた少年は前を向いて口を開く。
レン「………黒崎レン…」
ユウジ「へぇー、黒崎って言うんだー…。……(って、え?終わり!?名前だけで他になんか言うんじゃ…)」
ユウジは、転校生の『黒崎レン』があんまりな自己紹介の仕方に内心驚く。
蛇月「んー…黒崎ぃ…まあ、今の気持ちやクラスに馴染めないのは分かる。けどな?あんまそーしってとさ、やり過ぎて友達できなくなるぜ?」
レン「……」
レンは蛇月に少し心配されてそう注意され、無言で頷く。
蛇月「…んじゃ!お前の心を開いてくれるのにピッタリな教え子を紹介しよう!ユウジって男子の隣の空席が、今日からお前のここのクラスで通う席だから、仲良くするといいぜ?♪」
ユウジ「へ?あ、ウス」
レン「…!」
蛇月はこのクラスでレンの心を早く開いてくれる素質があるのはユウジと確信し、レンにユウジの隣の空席を指す。
レン「……」
ユウジ「よ、よろしくね!レン♪俺、御蔵ユウジ♪」
レン「……ああ」
隣の席に座ってきたレンは、気さく且つ笑顔で優しく声を掛けたユウジに対し、無愛想に軽く返事をして対応した。
ユウジ・イワミ・カミナ『…!!!』
カミナ(え…!?)
イワミ(この感じ…まさか…?)
ユウジ(レイオ…ニクス…!?…レンも!?)
すると。このクラスにいるユウジを含めたレイオニクス達は、レンから同じ力を後から感じ始め、彼もレイオニクスであると悟った。
蛇月(ほぉーん…?コイツも…か…。少々生意気な小僧だが、実力は確からしいねぇ~)
蛇月はその反応に気付いており、いろいろ悟りながら内心そう呟く。
・・・・・・・・・・
ー怪獣倶楽部、部室内ー
レン「……この学校はレイオニクスが多いな…」
ユウジ「まぁな~♪」
数時間の昼休み。ユウジは部員たちを部室に集めてレンを紹介し、皆は自己紹介などを終えて彼に話し掛けていた。
ユウジ「まさか、レンもレイオニクスだったなんてな♪新しい友達が出来て嬉しいよ♪」
カミナ・メユ『だね♪』
ポコ(…あの人に見られると少し悪寒がするような…気のせい…?)
ユウカ「何かあったら蛇月先生やアタシ達を頼っていいよ?」
イワミ「……よろしく…」
虚介「あ、せや!歓迎に皆の怪獣とかも紹介してみん?黒崎君て、どんな怪獣が相棒なんか?」
それぞれが優しく迎い入れ、虚介がそう言った途端、レンは冷たい目付きになって口を開く。
レン「……オイ。何を勘違いしてんだ?俺は別にお前らの様な実力不足と仲良くするつもりなんて無いよ」
ユウジ・カミナ・メユ『えっ…?』
イワミ・虚介・ユウカ『…は?』
レンの冷たい態度と発言に周りは困惑し始めるが、お構い無く彼は話を続けた。
レン「当たり前だろ?いいか?俺はな、仲良くする為にわざわざこの薄汚い部屋に来たんじゃなく、俺の家族を殺した異星人を探してんだ。…そこのシラミ。お前みたいなのは見るからに弱くて違う…殺されなくて運が良かったな?じゃあな、俺は1人になりたいから教室に戻る」
ユウジ「ちょっ!?お、おいレン!」
冷酷な物言いの後、部屋から出ようとしたレンをユウジが彼の手を引っ張ろうとした…その瞬間。
イワミ「…オイ」
虚介「待てやコラ」
レン「あ?」
ポコ(ヒエッ)
ユウジ(ま、マズい…流石に皆キレてる…!!)
ユウジ以外の部員達は、レンの態度と酷い発言に対して不快感を持っていた。
ユウカ「ねえ、後輩君。ご家族を異星人に殺されたってさりげなく言ったけどさ、だからって一匹狼ぶってウチの弟や友達に、あんな事言うのはどうかと思うよ?」
虚介「せやで黒崎君?ワイの大切なダチのポコはんに、そげな物言いはアカンがな?」
イワミ「俺達もこんないじめっ子みてぇに圧掛けて喋んの、凄くダルいんよ。でも、今のはホンッッッッ…トに言い過ぎだぞオイ…?」
カミナ「異星人に家族を殺されて辛いのは分かる…けど流石に一回、ポコちゃんやユウジに謝って」
メユ「それな?」
ユウジとポコ以外の部員達は、レンの発言には流石の限度を超えていた為にかなりキレていた。
レン「フンッ」
ユウジ「お、落ち着けって皆!らしくねぇって!?ま、まあ…俺もポコに対してあんな酷いこと言ってきたら怒りたくもなる。けど!流石に圧掛けすぎって!」
カミナ「うっ…で、でも…」
ユウカ「いや…ユウジの言いたい気持ちは分かるけどさ…レンの言い方…流石にアレ最低な言い方だから、皆怒るよ普通に…?」
虚介「ま、まあ…怒り過ぎて確かに圧掛けすぎてもうたわ…」
ユウジ「皆…」
多少の反省を感じながらも、レンがポコや周りへの酷い態度に怒る気持ちはユウジも否定できなかった。
すると。レンはバトルナイザーを取り出し、ユウジに向ける。
ユウジ「!?な、なんだよ…?」
レン「…俺の気持ちや、“相棒”が知りたいんだろ?なら教えてやる。…レイオニクスバトルでな…!」
ユウジ達『れ、レイオニクスバトル!!?』
ユウジは、レンに特訓の模擬戦ではない“本気の戦い”…『レイオニクスバトル』を申し込まれてしまった。
・・・・・・・・・・
ー疑似空間内ー
虚介「勝ったれ御蔵君~!」
イワミ「ダルくても気張れー…!」
メユ「やっちゃえ~!」
カミナ「ユウジ…!」
ユウカ「負けるな~!姉ちゃん応援してるから~!!」
ポコ「あわわ…!」
レイオニクスバトルをレンに申し込まれたユウジは、フィールド生成装置を使って疑似空間に来ており、ポコの横で部員5名が向こうでユウジを大声で応援していた。
レン「…フンッ、小バエ並みにうるさい連中だ…」
ユウジ「!お前…!ホントさ、言い過ぎだろそれ…!?」
少し庇ったユウジも、遠くで応援してくれる友達に対するレンの失礼極まりない物言いに、幾らなんでも遂に耐えきれず怒りを覚え始める。
レン「御蔵ユウジ。俺は、お前の様な“甘ちゃん”に現実ってのを教えたいんだよ?何も知らずにヘラヘラして…出会った瞬間からイラついてたんだ…!俺が…俺が家族を殺された復讐鬼としての気持ちも知らずにな…!!!」
ユウジ「…!だからって…だからって俺の友達にまで八つ当たりしていいなんてこたぁ無ぇだろうが!?お前に何があったかは知らない。だからこそ!俺や俺の友達に協力できることがあるなら、お前と友達になって、その抱えてるレンの気持ちを解決してやりたいよ!!だから…俺はお前と戦うなんて…」
レンの周りに対する不快感を買ってくるような態度と物言いは気に入らないしなんとかそれを沈めたい。そして、そんな人間不信になったレンの気持ち等をどう解決するか、ユウジは今必死になって彼と向き合おうとすべく説得をしていく。
だが…。
レン「もう友達面か?だったらさ、お前のその“綺麗事”をちゃんと、俺に勝って分からせてみろ。…ある程度は否定しないでやるからさ…!」
ユウジ「…っ!……わ、わかった…!なら、死ぬな!!」
レン「……フンッ…」
ユウジはレンの真剣勝負を覚悟し、両者互いにバトルナイザーを向けて相棒をそれぞれ召喚する。
ユウジ「頼むよ…!ゴモラ!!」
レン「…出番だ」
《バトルナイザー、モンスロード!!》
ゴモラ「キシャオォォォォンッ!!!…っ!!」
ユウカ達『!!?』
ユウジ「…えっ!?あ、あの怪獣って…まさか…!?」
ポコ「う、嘘…でしょ…!?」
咆哮を上げながら召喚されたゴモラは、目の前にいるレンが召喚した怪獣見て、ユウジと一緒に驚愕した。
その怪獣は、この世界の第一次大怪獣時代で人類が最も苦戦を強いられ、そして恐怖し、圧倒的な知名度を持つ。
黒い姿と黄色の発光部分で2本の角を持ち、無機質さから溢れ出る不気味さ…。
その怪獣を知らぬ者は殆どいない。
レン「フッ、刮目したか?そうだ、俺の相棒は…」
ゼットン「ピポポポポ…!!ゼットォォォォンッ…!!!」
そう。かつて、別世界の地球で、あの初代ウルトラマンを倒した最強の怪獣…『宇宙恐竜ゼットン』であった。
ポコは勿論知っているが、ユウジ達も知っているのは、この世界のゼットンが「最強の怪獣娘ゼットン」として存在し、高い人気と知名度を持つ。
故に、元になった“本物の”情報がネットや書物などにたくさんあるからだ。
ユウジ「あ、あれが怪獣娘のゼットンさんの…元になった本物のゼットン…!?」
カミナ「は、初めて見たけど…凄い威圧感…!」
ゴモラ「ぐ、グルル…!!」
ゴモラとユウジ達は、怪獣娘のゼットンと邂逅する前に本物のゼットン(怪獣)を目にすることになったが、レンのゼットンから放たれる強者としての威厳や威圧感は、前に戦ったヒッポリト星人には全く無いものだった。
ゼットン「ピポポポポ…!ゼットォン…!」
レン「御蔵、怯えてるのか?」
ユウジ「…正直、そうかも…!……でも…やってやる!!」
ゴモラ「ガウッ!!キシャオォォォォンッ!!!」
ゼットンに対する正直な“恐怖”を答えてから気合いを入れ、ユウジはバトルナイザーを向けて戦いを始める。
ゴモラもユウジの覚悟と気合いを深く感じ取り、
レン「…ゼットン」
ゼットン「っ!ピポポポポ!!」
ゴモラ「っ!?グガァッ!!?」
メユ「ユウジ君のゴモラが!」
レンは軽くバトルナイザーを向けると、ゼットンは突進してきたゴモラに裏拳で殴り付け、疑似空間内にある岩に叩きつけた。
ユウジ「ゴモラ!?…うっ…!?」
ゴモラがゼットンの凄まじい裏拳を喰らった際、ユウジは自分の顔面に大きな痛覚を覚え、鼻血が垂れる。
どうやらレイオニクスバトルの影響でゴモラのダメージがシンクロしており、ユウジ本人もダメージを受けてしまうようだ。
レン「どう?綺麗事で済むとは限らんだろ?」
ユウジ「…!ま、まだ負けてないし…!ゴモラ!!」
ゴモラ「ぐ、グウゥ…!!キシャオォォォォンッ!!!!!」
ゴモラは立ち上がって体勢を整える。
レン「フンッ、それでいい。ゼットン、能力無しで潰してやれ」
ゼットン「ゼットォォォン…!!」
レンはそう指示するとゼットンは深く頷き、ゴモラに勢い良く向かってくる。
ゼットン「ゼットン!!」
ゴモラ「!!?キャオォォォッ!!!」
勢い良く向かって殴り掛かってきたゼットンに、ゴモラは腕などでガードしたりする。
だが、自身よりも経験が明らかに豊富なのか、これまで相手にしてきた怪獣とは違ってレンのゼットンは、凄まじい程のフィジカルを持っていた。
ヤクザキックをすれば片足を軽く上げて脛辺りで防いでカウンターをしたり、腕を大きく振れば片腕で防いでまたカウンターをし、掴み掛かろうとするとバク転で距離を取りながら回避して思い切り飛び蹴りを喰らわせてきた。
ゼットン「ピポポポポ…!!ゼットォォォォン!!!」
ゴモラ「ぐ、グウゥ…!!ガァッ!!!」
ユウジ「ゴハッ!?ゲホッ…!ゲホッ…!!カハッ…!つ、強い…!」
ゼットンの圧倒的な戦闘力の高さで繰り出される攻撃を、攻撃しようとしても先に喰らってダメージを与えられてしまうゴモラとユウジ。
2人はもう既に立つことすら必死で、喀血や痣が出始めていた。
ユウカ「ね、ねぇ…?…流石にアレ止めないとヤバいんじゃない!!?」
イワミ「だ、だな…!!やめろユウジぃ!!お前、死ぬぞぉ!!?」
カミナ「もう止めてぇぇ!!!」
ユウカ達は、ゴモラとユウジが今までとは違って危険な状態であるのを悟り、止めようとし始める。
レン「……ゼットン、もういい…」
ゼットン「!ゼットォン…?……ピポポポポ」
レン「…ああ、すまん。俺もまだまだ、甘いかもな…」
ユウジ「っ!!!…へ、へへっ…」
ユウカやカミナ達の悲痛な声になって静止してくる姿を見たレンは、少し鬱陶しがりながらも内心どこか罪悪感を感じたのか、ゆっくりとバトルナイザーを上げてゼットンに指示する。
その様子にゼットンは不思議になるが、
その様子を見たユウジは、どこか安心した表情になる。
レン「…ん?……オイ、なんだその安心したような表情は…?舐めているのか?」
ユウジ「ハァ…ハァ…!舐めてないよ…?…お、お前にも…レンにもまだ“良心”があったんだなって理解できたからさ…!!」
レン「なっ…!」
ユウジ「ハァ…ハァ…!!ぐっ…お、お前の言う通り…レイオニクスバトル…やってよかったかもな…?気持ちを知れたからさ…!!うぅ…」
ゴモラ「…っ!!キシャオォォォォンッ!!!」
ユウジはそう言うと、遂に限界が来て倒れそうになったが、ゴモラはその瞬間に右手を付き出して彼を受け止めた。
レン「…!」
ユウジ「あ、ありがとなゴモラ…でもごめん…負けちゃって…」
ゴモラ「グルル…!キシャオォォンッ…!!」
ゴモラは「気にしないで」と言ってるかの如く、首を横に激しく振ってユウジを励ます。
ユウジ「あ、ありがとう…!も、もう休んでいいよ…うぅ…!」
ゴモラ「グウゥ…」
ゴモラは心配しながらも頷いて、バトルナイザーへと戻る。
すると、カミナ達がやってくる。
カミナ「ユウジぃぃ!!!」
イワミ「おいユウジ!?しっかり!!」
ポコ「ちょ、丁度ボクが作った回復装置を使えば包帯を軽く巻くだけの程度に治せますよ!!」
レン「……」
かなりのダメージを受けたユウジの元に、駆け寄ってきたカミナ達は心配しながら集まって空間内を出ようとした。
そんな様子にレンは顔を下に向けて、罪悪感を感じた。
ユウカ「…!ねえちょっと…!」
レン「あ…?っ!!」
レンの様子を見て限界が来たユウカは、レンに平手打ちを喰らわせる。
ユウカ「あんなこと言って、挙げ句の果てには大事なウチの弟を怪我させて…!今さら反省?ふざけないで!!!だったら、最初から八つ当たりなんかしないで素直に謝ればよかったじゃん!!」
レン「…お、俺は…!」
メユ「ユウカの言う通りだよ黒崎君?先輩の私から良いこと教えてあげる。…君、まだ弱いよ」
レン「……!!…なら近い内、もう一度アイツと…“ユウジ”と戦う…それで何も分からなかったら、二度とここに来ない…」
ユウカ「……ハァ…なら、弟の電話番号、教えとくよ。今日は最低な日だったね」
レン「……」
レンはユウカの言葉に対し、謝罪を言おうとしたが言えず、血が滲む程に手を握り締めた。
御蔵ユウジはこの日、正真正銘の初“敗北”を刻まれるのだった…。
果たして、ユウジはどうなるのか?
次回に続く!
次回予告!
転校生にして実力主義の復讐鬼レイオニクス、黒崎レンに完璧な敗北をしたユウジ。
復讐心に囚われて異星人狩りをしていた事で、レンの心が歪んであんな物言いになってしまうのを知った怪獣倶楽部のメンバーたち。
ユウジは悩みながらもレンの気持ちを知るために、そしてリベンジマッチで勝利をおさめる為に特訓を始める。
そこでユウジは、最強の怪獣娘ゼットンと出会う…!
次回、第11話「リベンジマッチ!!ゴモラVSゼットン!!!」
お楽しみに!!