普通科ですが   作:リクルート7

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二十三話です
爆豪VSAFO戦です


第二十三話

戦場の各地ではほとんどが制圧が完了していた。

ヴィラン連合達のリーダー達も無力化され、残る戦場は国立多古場競技場の『嬰兒樹ギャシュリー』、そして死柄木弔とAFOだった。

 

♢♢♢♢

 

オール「疾い…」

 

そして爆豪とAFOの戦いが始まった

目にも止まらぬ速さでAFOの上を獲る。

 

爆豪は死柄木との死闘を経て何かを掴んでいた。

 

爆豪(この副作用を活かせ!もっと!まだ!もっと!!)

 

AFO「もういい…後にする」

 

死柄木の元へと行くのを諦め、AFOは標的を爆豪に変えた。

 

 

目にも留まらぬスピードで移動するAFO

AFO自身、爆豪をエンデヴァーやオールマイトほどの脅威は感じていなかった、だが

 

爆豪「痛ったァハハハ疾っすぎて止まんねぇ」

 

自信に追いつくほどの速度を見せた爆豪。

 

AFO(何なんだこいつは)

 

爆豪は過去の自身の言葉を思い出していた。

 

爆豪(なぁ出久俺まだお前に追いつけるかな)

 

だが今の彼は追い越せる自信に満ち溢れていた。

 

♢♢♢♢

 

爆豪の戦いの様子をモニター越しで見守る彼の両親

過酷な戦いに目を逸らす二人だが笑っている爆豪を前にしっかりと向き合うのだった。

 

♢♢♢♢

 

AFO(さっきから…!何故この石塊になぜ僕はオールマイト以上の)

 

AFOは昔を思い出していた、それはOFA2代目の駆藤を殺した時のことを

 

AFO(こいつが手を差し伸べなければ…僕が最も憎いのは)

 

両者ともに吹き飛ばされる

 

AFO「お前のせいだ駆藤!!!」

 

爆豪「ボケが来たかよバァアカ!俺ァ爆豪のかっちゃんだ!」

 

AFOは爆豪の眼がかつてオールマイト以上の憎き相手、OFA2代目継承者『駆藤敏次』と同じものを感じていた。

自身から弟を奪った男、彼の血縁さらにそれに近しい女も子供もすべて根絶やしにしてきた。

その眼が時空を超えてAFOを阻んでいた。

 

AFO「……もういい、弔のための余力を残しておこうと思っていたが……お前を殺すのもゴールも譲渡も……一括だ!!」

 

 

AFO『全因解放 すべては一つの目的のために(オール・フォー・ワン)

 

AFOを取り囲むエネルギーが個性がどんどん膨れ上がっていく

それらは一つの力となってAFOを形成していた

 

AFO「押し通る」

 

その様子をオールマイトは見ていた。

 

オール(膨大なエネルギーを推進力に一気に総取りするつもりか……赤ん坊まで戻るぞ!賭けに出たか!)

 

オール「避けろ少年!!」

 

膨大な力を前に爆豪は冷静にその様子をみていた。

 

爆豪「…馬鹿がてめぇんなもんか勝てるわけなーだろ」

 

爆豪(お前が生かしてくれたおかげで感覚は掴めた)

 

AFO「死ねぇ!!!」

 

ついにAFOの渾身の一撃が放たれようとしていた

 

爆豪(頼む、爆ぜろ)

 

爆豪「爆ぜろ!」

 

 

 

BOOM!!

 

 

AFO「!?」

 

次の瞬間、AFOの口の中で何かが爆発した

狙い定めていた攻撃の軌道が大きくずれる

 

AFO(何だ!?奴は今何の挙動も見せていなかった筈!)

 

爆豪「雨で威力がおちっからよぉコーティングして飛ばしといた!」

 

彼は自身の爆破する汗と普通の汗で時間差で混ざって他の刺激で起爆するようにしていた。

 

AFOが駆藤の怒りをあらわにしていたあの時にすでに仕組んでいたのだ。

 

爆豪「恩人がキッカケを作るチャンスを作ってくれたからなぁ!個性は一つありゃ充分だ!!」

 

ダメージによって力が乱れるAFO

 

AFO「これは僕の物語だ…!!」

 

AFO「どけぇ!!モブがぁあ!!」

 

再び攻撃に移るが

 

爆豪「ハウザーインパクト!!!」

 

腕が悲鳴を上げてもやめない

 

爆豪「んだらあああ!!!!!」

 

爆豪「うぅぅるっせえぇぇえええンんだよォオオオオおおお!!!!」

 

永遠とも言えるほどの爆破がAFOを襲う

 

AFO(おかしい!因子の結合がうまくいかない、こんな爆破ごときで崩れるなどありえん!)

 

彼は身体が幼く脆くなったことや負の感情に振り回されていたのだ

 

そしてついに爆豪の爆破が本体であるAFO自身を捉える。

 

AFO(これは僕の物語だ…)

 

爆豪(そうじゃねぇ、そうじゃなかったんだこの身体も夢も)

 

爆豪「これは俺たちの物語だ!!!」

 

爆豪の右手の極大な爆破がAFOを討ったのだった。

 

 

 

オール「皆が少しずつ与えてきたダメージと苛立ちがついに…AFOを今度こそ」

 

 

 

爆豪「俺一人で勝てるわけねーンだよ」

 

だがそこには赤子となったAFOの姿があった

 

AFO(あと少し進むだけだ、僕の個性を弔に譲渡するんだ…まだ勝機はある…あと少し…)

 

その前に爆豪が立ち塞がる

 

爆豪「まだ…消えねーのかよ…」

 

だが爆豪自身も立っていられるほどの状態ではなかった

 

爆豪(流石に無茶しすぎた…身体が言うこと聞かねー…足が震える…立ってられねぇ)

 

AFO(どけぇ!!)

 

爆豪(…もう消えかけだ、放っておいてもいずれ消える…)

 

 

 

 

爆豪『倒れねーってのはクソ強ぇだろ』

 

かつて自身の強さに悩む切島に言った自分の言葉を思い出す。

 

そして

 

引寄『完璧に勝つんだろ?背中押してやるよ』

 

この戦場に送り出してくれた引寄の言葉が頭をよぎる

 

爆豪「っぶねぇ…!そうだよなぁ!完全に勝たねーとなぁ!?」

 

倒れそうになる身体をなんとか持ち堪えた。

 

AFO(来るな!!)

 

赤子のAFOの口から棘が放たれるが

それを口で破壊する爆豪

 

爆豪「オネンネの時間だAFO」

 

AFO(嫌だ…感情に支配されていたんだこんなの僕じゃない…!!嫌だ…)

 

AFO(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い)

 

巻き戻しのエネルギーがAFOを包み込む

そしてついにAFOの身体は完全に消えてなくっていったのだった。

 

爆豪(ああくっそ…オールマイトのスタンディングしたかったのに)

 

限界を迎えた爆豪はその場に倒れ込んでしまった。

 

爆豪「出久頑張れよ」

 

爆豪は緑谷に後を託すだった。




AFO戦決着です



ヒロアカmore最高でした
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