今回はオリジナル要素が多めです
時は遡り、黒霧の参戦により相澤とプレゼントマイクは孤島に分断され、ずっと身動きが取れない状態だった。
だが、相澤の呼びかけによりずっと停止していた黒霧が再び動き出したのだった。
無事帰還した相澤は塚内に連絡を入れる。
相澤『塚内さん!』
塚内『イレイザー!無事だったのか!?今までどこに?』
相澤『話は後で!物間は動けますか?』
塚内『物間?ああ今も彼は墜落してしまったが天空の棺にいるはずだ』
相澤『わかりました、合流次第また連絡します』
塚内『合流?』
相澤はすぐさま物間の場所へと向かう。
♢♢♢♢
物間『イ、イレイザー!!無事だったんですね』
相澤『物間!簡潔に説明する!すぐに俺と来い!コピーはまだ使えるな?』
相澤は事情を話し、行動へと移す。
物間『じゃ…行ってきますかね』
引寄『ああそっちは頼むぞ!俺は相澤先生と一緒に行く!』
ブラド『おい!お前は重症だろ!大人しく休んで…』
引寄『ブラキン先生!緑谷がまだ戦ってるんですよ、ここで戦わきゃ何のためにあの時俺がヒーローを決意したのかわかりません!!』
ブラド『引寄…』
物間『…ブラキン先生、今の意思は引寄はテコでも動きませんよ』
ブラド『……わかった俺も行く、絶対無茶するんじゃないぞ!』
引寄『はい!』
♢♢♢♢
相澤達と引寄は雄英に戻り、戦闘可能な人たちを集めに戻る。
相澤『黒霧が使えるようになりました!防衛特化のヒーローを残して集めてください』
引寄も手分けして動ける人たちに声をかけ続ける
『俺も行かせてくれ!』
『俺も無名だけどヒーローなんだ!一緒に戦わせてくれ!』
次々とヒーロー達が集まる
その様子を見ていた市民が声を上げる。
『これ…!怪我したヒーローに渡せねぇか…?』
『これも少ないけど持っていって』
引寄『ありがとうございます!必ず届けます』
『頑張ってね』
引寄『はい!』
引寄(あんなに自分のことで精一杯だった人たちが今は他人のために動いてる…)
引寄は人々の思いを胸に相澤の元へと向かう。
相澤(戦いはすでにほぼ制圧完了している!物間にはあと残すところの国立多古場競技場の赴いてもらっている)
♢♢♢♢
国立多古場競技場では、13号を中心にヴィランと対峙していた。
13号(嬰兒樹ギャシュリー…個性『嬰群』…厄介すぎる)
面制圧と長持久戦で犯罪史に名を残すダツゴク『嬰兒樹ギャシュリー』彼の個性、嬰群は体内のエネルギーを元に擬似生命体の赤子を生み出し操る個性、赤子一人一人は力はほぼないが、その特出する点はほぼ無尽蔵に生み出せるというものである
彼はその赤子を数万から数十万まで生み出し続け、物量で戦うというものである。
ギャシュリー「…限界ですかね?」
13号(……みんなの体力もギリギリだ、何とか活路を見出さないと)
周りの赤子に動きを封じられていたその時、空中に黒いモヤが現れる。
物間「おまたせみんな!」
鎌切「アッヒャアーー!!!」
取陰「助けに来たよおおお!!」
ワープゲートをコピーした物間がヒーロー達を連れて現れたのだった。
ギャシュリー「…援軍」
駆けつけたヒーロー達によって次と倒されていく嬰群
それでも次々と数を増やしていくギャシュリー
ギャシュリー『嬰児氾濫』
だがそんな中、取陰の個性で浮遊する拳藤の姿があった。
拳藤(高く飛べば個性に邪魔されない…本体を叩くのがベスト)
ギャシュリー「気づいてないとでも?」
ギャシュリーは嬰群を高く積み上げ、拳藤まで迫る
たが拳藤に届く前にポニーの角が拳藤を運ぶ
角取「ワタシが運ビマスよー」
徐々にギャシュリーへと迫るがポニーが嬰群の餌食によって角のコントロールを失ってしまう。
もう一歩のところで届かず落下する拳藤、だが拳藤は空中で着地する
ギャシュリー「何!?」
円場『エアプリズン!足場に使え!』
拳藤「ありがとうみんな!」
円場の空気凝固によって踏み場を作られた拳藤は右手を大きくし、ギャシュリーに振りかぶる
ギャシュリー『嬰児防壁』
自らの周りに赤子の軍隊の壁を張るギャシュリー
ギャシュリー「惜しかったですね」
13号「まだ僕がいる…生徒ばかりに頼るわけにはいかないからね」
他のヒーローの手によって身動きが取れるようになった13号のブラックホールによって壁を引き剥がされる。
ギャシュリー「あの者またしても」
ブラックホールによって剥き出しにされたギャシュリー、そこに拳藤の大拳が捉える
拳藤『撃大拳!』
渾身の一撃によりついにギャシュリーを撃破したのだった。
ギャシュリー撃破の朗報は相澤の耳にも入る
相澤「よし!よくやってくれた!あとは分断作戦フェーズ3」
♢♢♢♢
残る死柄木を乗っ取ったAFOに集まったヒーロー達が次々と集結する。
緑谷「先生…!」
相澤「動いたらだめだ…腕失ってどのくらいだ」
緑谷「…わかりません…どのくらい時間が経っていたか…」
死柄木の精神の中で崩壊の影響を受け、両手がなくなってしまった緑谷
だが、相澤は避難していた市民の中でエリちゃんから自身の巻き戻す角を預かっていた
相澤(巻き戻しのエネルギーは充分に溜まっていない、巻き戻せる時間も極めて僅かだ)
だがその2、3分程度でも緑谷の手は形を戻していったのだった
相澤「エリちゃんが言っていた、みんなの為に歌を歌いたいそうだ、お歌聴くまで死ねないぞ」
その言葉に涙する緑谷
引寄「緑谷…みんな気持ちは同じなんだ、どんなに自分たちがボロボロになっても、緑谷が頑張ってるのを見てると体が動いちまうんだよ!!」
切島「お前らもかよ」
芦戸「相澤先生が黒霧を味方につけたって聞いて」
上鳴「友達がまだ戦ってんの見て…」
八百屋「行かずにいられましょうか」
蛙吹「意識がある内はどこへだって」
物間「まだまだ僕らの力が必要だろ?」
拳藤「一緒に戦おうよ緑谷」
引寄「今日踏んばれなきゃ、俺は…俺たちは何のためにヒーロー目指したか分からねーよな」
緑谷「みんな…」
引寄「俺たちが来た!!」
A組、B組そして多くのヒーロー達が集結したのだった。
二十六話でした
ギャシュリーの性格、個性、戦闘シーンは完全に自分の想像です
次回もよろしくお願いします