転生したら最強スーパーロボットになった件!【服従の機械首輪で敵をメイド化&ハーレム要員に!美しきメイドを操作して戦う!】 作:幸福野郎
「どわあああああ!?」
「きゃああああ!」
悲鳴を上げて廊下を疾走するカメ朗たち。
そして鳴り響く轟音!!
彼らの背後には、大きな鉄塊が迫っていた!
「カメ朗さまァッ!! お待ちになってぇえええ!!」
「いやだあああッ、待つかーッ!!」
「そんなに恥ずかしがって、いけずーッ」
「やかましいわぁああ!!」
その鉄塊は、ゴリラの如きボディと、オークの如き容姿を併せ持った……ようするにオーク+ゴリラのロボ! スーパーロボット!!
カメ朗と同種の存在である!!
廊下の壁を削りながら、ロボットはカメ朗を追跡する。
「うふふふふッ、たっぷり可愛がってあげるわーッ!! ぐへへへ!!」
「おれの知り合いにイケメンいるからー! そいつで勘弁してーッ!! やだぁー!!」
さりげなくブレインを生贄に捧げるつもりのカメ朗に、冷ややかな目を向けるリリ。彼女の頭にはまだ犬耳が。
それをモフモフしている楽しい時間を取り戻すため、カメ朗はなんとかせねばと奮起。気持ちだけで、特に逃げる以外の行動は起こさないが。
あんな恐怖に立ち向かえないのだ。
「うわあああ! ジゼルなんとかしてーー!」
「か、カメ朗さま……!」
■カメ朗の言葉に応じるように、ジゼルの目が鋭く細められる■
■彼女は覚悟を決めたように、右腕を水平に思い切り振った■
「ぬわあああッ!? なによォ!! これェッ!!」
まるでガトリング砲のような兵器が複数、壁や床から出現し、オークロボット目がけて多数の小さな槍状物体が射出される。
その勢いは凄まじく、カメ朗ですら自分に向けられた場合を少し想像し、ひやりとするレベル。
射出音がその場に響き渡り、鼓膜を勢いよく叩いていく蹂躙の音色を奏でる。
「……さらばですわッ。心苦しいですが、スクラップになってくださいまし」
顔をしかめながらも、冷酷にして冷徹な声色で粉砕を告げるジゼル。普段とのギャップに、カメ朗はまたしてもひやりとした。
正直ちょっと自分の嫁が怖いと感じてしまう。
気のせいでなければ、悪役のようなオーラすらあるのでは?
「……カメ朗さま。申し訳ありませんわ。お騒がせして」
「い、いや。別にいいんだけど……一体あいつは」
■カメ朗が、行動停止したオークロボに目を向ける■
■と■
「……ちょっとォ!! お肌に傷ついちゃうじゃなぁい!!」
「!?」
凄まじい攻撃の嵐を受けて、なおも動き出すオークロボの姿。その耐久力にカメ朗は目を丸くした。
これはさすがにマジヤバいかもしれんと。
そしてついに、主人からの命が下された。
「くそったれ、リリ! 出番だ!」
「ええ!? 無茶言わないでよッ!」
「大丈夫だ! おれの操作技術はあの時の比じゃない!」
「ゲームの話でしょうがッ」
■リリの鋭いツッコミも気にせず、ラジコンを取り出すカメ朗■
「いっけー! おれのメイドー!! ……某モンスターゲームみたいだ!」
「ノリノリね、このゲスッ」
■リリは魔導具ナイフを取り出し、ロボに立ち向かう!■
「って、なんで四足歩行になってるのよー!?」
「あ、いっけね。さっきの操作感がまだ残ってた」
「このアホガメ! ちゃんと操作しなさいよ!」
「任せろって! いざって時には頼りになるところを見せてやる!」
上手く操作すれば、肉体面をステータス以上に強化することが可能な、カメ朗の人体支配機能。
だが、肝心の操作技術がダメダメの極みであった。
リリは犬のように吠えながら、やけくそになってオークロボットへと突進する。
彼女は四つん這いで尻を突き出したような体勢のため、カメ朗は操作に集中できない。
「もうヤケよ、やってやろうじゃないッ」
「なによアンタ! カメ朗様に操作されるなんて羨ましい!」
「代わってくれないかしらっ、それならぁっ! 屈辱!」
ロボットへと飛びかかるリリの体躯。
動き自体は強化されていて、その勢いはまさしく俊敏な獣の如く!
カメ朗はリリのパンチラに気をそらされながら、それなりに上手くなった操作テクニックを発揮する!
「なによ。大して速くないじゃなーい」
「うぐあっ!?」
■勝負は一瞬で着いた■
「リリちゃんつっかまっえーた♪」
「そ、そんな!? こんなにあっさりと!?」
オークロボに鷲掴みされるリリ。
確かにカメ朗の操作によって動きは増したが、元々の能力値が低いために捉えるのは楽勝MAXだったようだ。
捕まったリリは屈辱に声を震わせながら、カメ朗たちに向けて助けを求める。
「た、たすけてー!? なんでいつもこんな目にッ!」
「よし、今の内に逃げるぞ! リリの犠牲を無駄にしてはいかんっ」
「さすがですゲス朗様!」
「リリー、ありがとうーッ! 僕は親友だと思ってたよぉ~」
「ごめんなさいリリっ。強く生きて!」
■わりと全員割り切りが早い!■
「ほらやっぱりー! やっぱりこれー! いっつもわたしだけのけ者! わたしだけ貧乏くじー!! 二人組つくってーじゃないのよおおお!?」
「うっふん、なによアンタ……よく見れば結構かわいいじゃなーい。お人形さんみたいねぇ」
「ひィ!?」
■リリは泣きそうになった!■
■そして数秒後、彼女の悲鳴が響く■
●■▲
「こっちだZE! 仲間は絶対に見捨てねぇ!」
「はいっ」
「うわー。説得力ないなぁ~カメ朗君。あはは」
■カメ朗を先頭にして、一行は全速力で駆け抜ける■
■そのまま広い中庭へ!■
■綺麗な花々や池、ベンチなどによって心ゆったり出来るスポットだが、今は全然休まらない■
「ひとまず外に出ないとなっ。さあ、ジゼルもっと説明を」
「は、はい……。あの、ジゼル改は――」
■ジゼルによる説明開始!■
【カメ朗様のような、超高性能ろぼっとぉおおおおお。作ってみせますわー!!】
■終了!■
「なるほど。それで、作成に失敗したと」
「てへぺろですわ」
「かわいいから許す! でもなんで、おれを狙っているわけー!」
「さっぱり分かりませんわっ。わたくしはただ、当然の知識をインプットしただけなのにっ」
■ジゼルの回想■
【カメ朗様は素晴らしい……最高……唯一無二……至高……!】
■元凶は明らかであった!■
「ふーむ、かわいいドジっ子嫁に対する説教(という名の愛でるタイム)はあとでするにして」
「申し訳ありません……うぅ。なんなりと処罰を」
「ふ、いいんだYO。そういうところも含めてジゼルなんだから!」
「カメ朗さまぁ! 好き!!」
■熱烈に抱きしめ合う二人は、凄まじいラブラブオーラを放っている■
■メイド長とシエルは白い目を向けている■
■追われている緊張感はまるでなし!■
「ふぅ……まあ問題は、あのロボットに対抗する方法だ」
■ようやく真面目になった模様なカメ■
■現在、リリと交戦中のはずだが……■
「――んっふふ、見ーーつけた!」
「ぞくり」
■噂をすればなんとやら■
■無駄に甘い声が聞こえて来た■
「あ、リリーっ。なんて姿に~」
館から出てきたジゼル改。
彼女(?)が右手に掴んでいるものに、シエルは驚きの声を上げた。
「ううう……ぬるぬるするぅー。もうやめてぇ……」
めっちゃてかてかしているメイド・リリ。顔も腕も、そしてその美脚も。やたらと艶めかしい光沢を放っていて、かなりセクシーさを強調していた。特に太ももからふくらはぎにかけてのラインが宝石のような輝きを持ち、メイド長とカメ朗が視線を強めまくっていた。
そして、敗北した彼女は力なく掴まれている。何をされたのかは、きっとリリに聞いても答えてはくれないだろう。
「あちゃー、魔導は封じていたからなぁ。アレ危険だし」
■周囲の被害が半端ない&自分にもダメージ&お色気展開など■
■様々な理由で彼女は魔導を使えなかった!■
■しかし時間稼ぎにはなったようなので、カメ朗は後でなでなでしてあげようと思ったりしているが、絶対逆効果である■
「なかなか骨があったわよ。リリちゃん。もっともっと愛でたかったけどぉ」
「ウうう……」
「でも、今はじゃま」
■ジゼル改は、中庭に設置されたベンチにリリを優しく寝かせた■
「リリも敗北かよっ。まいった……ていうか、なんでぬるぬる?」
「さあ……?」
リリに何が起きたかは、ジゼルにも分からないようだ。
だが、敗北したら同じ末路を辿るだろうという、そんなイヤな予感がカメ朗たちの頭をよぎった。
リリのめそめそと泣く声が聞こえてきて、さすがのカメ朗もちょっと申し訳なくなる。
「さーて、どうしたもんかね」
カメ朗は頭を悩ませる。
しかし、彼の背後に立つ彼女は……。
「ふふ、もうやることは決まってるんじゃないかなー?」
「……シエル」
■金髪の猫耳メイドが、カメ朗の前に出る!■
■すれ違う際に、一瞬だけ彼に熱っぽい視線を向けた■
「リリは元仲間だし、仇はとらないとー。あんな劣等生でもぉー」
「ほう、自信ありかよ」
「ボクを誰だと思ってるのー? ご主人様ー。バカかなぁー?」
■彼女は歩く■
■怪しい笑みを浮かべ、大きな山を揺らしながら!■
「大魔導連盟の幹部、【開拓者】のシエルだよー?」
「ふふん、アンタもわたしの奥義でぬるぬるしてあげるわよ」
「えー、それは困るなー? ご主人様の前でそれは、はずかしいしー」
■シエルは邪悪な眼光を攻撃対象へと向け■
「ボク、攻める方が好きだからー。スクラップにしてあげるよオーク君」
■ドSメイドがその牙を剥き出しにした!■
「それにーこんなクズであほなカメだけどー、ボクの愛しいご主人様にはちがいないし~。――わたさないよ? みにくい泥棒猫なんかには~」