転生したら最強スーパーロボットになった件!【服従の機械首輪で敵をメイド化&ハーレム要員に!美しきメイドを操作して戦う!】   作:幸福野郎

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銀髪美女魔導師の末路ッ!!

「~♪」

 

 夕陽の下、屋敷の中庭で雪かきを行っている巨乳金髪メイド。銀世界の中で映える金が、彼女の美貌も相まってより一層美しい。

 降る雪は少し前より少なくなり、ちらほらと降るだけになっていた。

 シエルは、それなりに楽しくメイドとしての業務を行っているようだ。

 

(この後は~、ジゼルお嬢様に薦められたアニメでも~)

 

 彼女の仕事場での人間関係は、それなりに良好だ。

 ジゼルの趣味に興味を持ち、最近はアニメ鑑賞を楽しんでいたりする。

 元々陽キャ的な性格のため、カメ朗との相性もそんなに悪くはない。

 ただ、あのカメの調子に乗った邪なオーラをもっと抑えて欲しいとは思う。

 

「んん~、しかし雪合戦かー。あの無駄に戦争じみた行事~」

 

 同僚のリリもお供として同行した、ナゴミノ地区のイベント。

 経済的な意味というよりは習慣的な意味のそれは、優勝賞品がそれなりに興味深いものであった。

 アバウトな名前の商品なのは、あそこの地区長の性格を考えればおかしくはない。

 

(お嬢様は欲しがっていたみたいだけどー、連盟の幹部としては……一応、阻止すべきなのかなー? まぁ~労力に合わないクソポンコツメカの可能性も~あるけどぉ~)

 

 そんなにすごいカラクリなら、まずオーバーテクノロジーである可能性は高いだろう。

 それを使って、カメ朗陣営がさらに強化されることもあるかもしれない。

 結果、現在の奴隷生活から解放なんて状況が遠のくのだ。

 

(まあー、正直ボクはそれなりに楽しいけどー)

 

 命を狙ったにしては、ずいぶんと温厚な扱いを受けていると思うシエル。

 きちんとした食事も貰えるし、アニメや漫画だって楽しめる環境。福利厚生がきっちりしている感がある。

 亀やメイド長がもう少しまともならば、シエルは特に不満はないのだった。

 

(さすがにまだ、お出かけするときは誰かと一緒だけど~、もともと一人で行動するのは好きじゃないしね~)

 

 そんなわけで、シエルは特にそこまで解放されたいとは思っていない。新しい友人も出来たのだし。

 ご主人様たちの帰りを待ちながら、それなりに真面目にメイド業務に励むのだ。

 

「おおー、噂をすれば~」

 

 鉄格子の門扉の向こうに見える、見覚えのある人影たち。

 人数は四人。

 しかしその中に……。

 

「おやおやおや?」

 

 銀髪の同僚。

 真面目クール系を気取っている、ドジっ子ポンコツスナイパーの姿が見える。

 さらに言えば、彼女……コレットは麻袋に首から下を覆われていて、頭だけを外に出した状態である。

 さらにさらに、袋の上からワイヤーで全身を縛られていて、イモムシ状態も追加。

 

「くっ、私をこんな目に遭わせて……ただじゃすみませんよっ。今すぐ解放しなさいっ。この鬼畜ガメっ。私をどんな卑猥な目に遭わせる気ですかっ。変態っ。エロ同人っ」

 

「はいはい。分かったから大人しくしてようね~。純白パンツ魔導師ちゃん」

 

「なぁっ!?」

 

 その上、彼女は袋から伸びたロープによってカメ朗に引きずられている。その顔は羞恥と屈辱で赤くなっていて、逃げようともがくが無駄な抵抗であった。

 所々破損したカメ朗は、黒い布で覆われた大きな物体を背負いながら、コレットを引いている。

 その背後には、くたくたで疲れた様子のジゼルとリリの姿あり。

 

「あちゃー、新しい捕虜かぁー。ほんと使えないなぁ~あのポンコツ自称天才~」

 

■コレットの首に巻かれた首輪が■

■新しいメイドの証■

 

「ま、歓迎会でも開こうかなぁー。敗者の愚痴でも聞いてやりますかぁ~」

 

■シエルはのんきにそう言い■

■門の方へと駆けだした■

 

●■▲

 

「こ、これは……」

 

 豆電球が光る下、夜の作業場で戦果を眺めるジゼル。

 目の前にあるのは、大会の優勝賞品としてもらったカラクリであるが。

 

「間違いなく、オーバーテクノロジーッ!!」

 

 なんか無駄に激しく機械音を発する、文字で表現するのが難しい形状をした【めっちゃすごいカラクリ】。

 彼女の職業故なのか、心が騒いで、いますぐコレをいじりたくなってしまう。

 というか弄る!!

 

「ぐふふふ……今夜は徹夜ですわぁああああ……!! 絶対に寝かせませんわよッ。ふひひひ!!」

 

 涎を垂らしながら顔を歪める様は、どう見てもマッドな人種。目前のからくりをめちゃくちゃに●すべく、メカオタクであるジゼル嬢は気品を明後日の方向に封印した。

 カメ朗がこれを見ていたら、また新たな波乱の予感を激しく感じていただろう。

 メイド長がどういう反応を示すかは未知数である。

 

「ひゃはあああああああッ!! いただきますうう!!」

 

■ジゼルは、今回のイベントで見たカメ朗の姿を忘れないだろう■

■いつか、もっと落ち着いたら、あの時見た光景を本人に伝えてもいいかもしれない■

 

●■▲

 

■そしてカメは■

 

【カメ朗様――本当にありがとうございますっ】

 

【いいってことよ】

 

■【深奥】にいた■

 

「ふふ……」

 

 嫁の嬉しそうな顔を思い浮かべては、クールに笑うカメ朗。

 そこには、今までの彼にはない雰囲気があった。

 

(彼女の愛に応えられただろうか)

 

 目を閉じ、たしかな達成感を心中に感じている彼。

 右手にはワイングラスを持ち、中に入った赤いオイルを静かに揺らしている。

 ソファーに座るそのさまは、夜の都会を練り歩くモテる男のオーラすら感じた。

 

(ふ、らしくないぜ)

 

■ニヒルに笑った彼は■

 

「――さて、尋問を開始しようか。コレット君」

 

「くたばってください。」

 

■目前に座る、純白のロンスカメイド服(右足部分にスリットが入った)のコレットへと顔を向けた■

■彼女の首・腕・足・腰は、鎖によって拘束椅子に固定されている■

■腕は後ろ手に固定、足は閉じた状態で衣服ごと何重もベルトを巻かれて封じられていた■

 

(な、なんなんです? ここは)

 

 彼女が囚われた場所は、窓のない陰気な部屋。

 灰色の壁と床が不気味にも思える。

 こここそが捕虜たちの【尋問室】。ジゼルたちにも位置が分からない、館内におけるアンタッチャブル的な領域なのだ。

 

「ふん、悪いがおれは敵に容赦せんぞ!! ジゼルを狙ってきやがって!」

 

「……絶対に吐きませんっ」

 

「へへへ。その威勢が果たして何日程度持つか、楽しみだYO~」

 

 カメ朗は真面目な顔でコレットを見ているが、いったいどんな尋問を行うのかは未知数。

 コレットは覚悟を決め、どんな苦痛にも耐える準備。

 今にもくじけそうな心を強く保ちながら、激しく眼光を強めている恐怖のロボットを睨む。

 どこか遠くで女性の悲鳴が聞こえた気がしたが、気のせいと思うことにした。

 

(生半可な拷問では私は崩せない。組織について探ろうと無駄!)

 

「そうだな、まずは……お風呂ではどこから洗う?」

 

「は?」

 

「もしくは、ここに息を吹きかけられると弱いってポイントを……」

 

「……」

 

 いきなり始まった尋問は、大魔導連盟に関する情報とはズレまくったものだ。はっきり言って意味不明。

 しかし、カメ朗の目がまじなので彼女は戦慄する。

 

「――は、ハレンチなぁあああああッッ!! いやああああぁ!!」

 

■コレットの覚悟はたやすく崩れた!■

■(カメ朗だけが)シリアスな尋問は数時間続いたという……■

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