転生したら最強スーパーロボットになった件!【服従の機械首輪で敵をメイド化&ハーレム要員に!美しきメイドを操作して戦う!】 作:幸福野郎
コレットに着ているメイド服(胸元が大きく開いた)を指摘され、シエルは顔を赤らめながら狼狽する。
彼女はなんとか抑えていた羞恥心が復活し、さっきまでの態度が嘘のようにしおらしい態度になってしまう。反射的にその腕が両胸を隠す。
「はぁ……やはりあのゲスカメの掌の上。このままでは何もかもしゃぶられかねませんっ。かつてない危機です。しかし対策もめんどうくさい。本当にめんどう」
「おおげさだなぁ~。あのカメ朗君は基本的に小物だからぁ、そんな大それたことはできないよぉ~。ちくちくせこいエロおやじ風を吹かせるぐらい~のことしかできない、セクハラ変質者ロボットだから」
「十分害悪な気がするのですが……。寒気がしてきました。なんとかしてください」
「人任せナマケモノ~。まあまあ、割と悪くない労働環境だよぉ。ジゼルお嬢様とメイド長は優しいしね~。労働条件通知書は見た~?」
「いえ(面倒なので)見ていません。それが何か」
「――週休3日」
「!?」
週休3日。
それは働く者にとっての夢、めちゃくちゃ遠い理想郷。
自他ともに認める怠け者であるコレットも無論例外でなく、その言葉を聞いた瞬間に目の色が超絶変化した。
「衣食住完備・医療費完全負担・一日の労働時間6時間で基本給6万……。これは結構真っ白なホワイト~かもね?」
「まじですか。その労働条件はまじなんですか。サボってもスルーしてくれます?」
「この期に及んでまだサボる~? 大まじだよ~。いやぁ~、大魔導連盟に所属していた時と比べると給料は低いね~。どっかの怠惰な魔導師さん的には、どっちの職場が良いかは分からないけどぉ~?」
「く……!! なんてことっ。悪魔のささやきっ」
シエルから伝えられた情報によって、コレットの中に眠るザ・ニートソウルに火が点いた。
大魔導連盟の幹部として、月に一定の給料が振り込まれているコレットだが、それを受け取るためには組織に貢献し続けなければならない。
最近、その仕事がだるく感じているのは事実だろう。
「そ、そんな誘惑には乗りませんっ。……本当ですよ」
「本当かなぁ~? さっきに比べると声が震えているんじゃないかなぁ~。どうしようもないぐうたら星人のコレットがぁ、この甘い環境に引き寄せられるのは抗えないでしょう~」
「ぐぬぬ……貴方は本当に一体どちらの味方なのですかっ。さっきから愉悦し過ぎでしょう!」
シエルの言葉は転落するコレットを愉しむもので、とても攻め攻めな声色であった。
彼女のそんなSっぷりは理解しているが、味方に回しても厄介であることを再認識したコレット。
しかし連盟幹部クラスともなれば、これぐらいは【普通】の範囲に収まる性格破綻レベルであるのが恐ろしい話だ。
「……重要な情報を漏らしてはいないでしょうね?」
「ははは~、それは大丈夫~。わりと尋問ぬるいから~。あのカメに、そんなR18指定行為を行う度胸はないない」
「……ある意味おぞましいですがッ。女性の敵でしょうアレは……!」
「まあー、特にキミにとってはそうかもねぇ。ハレンチハレンチうるさい学級委員長さん?」
「む、リリ先輩に聞いたのですか。魔導学院での私の様子を」
「そうだよぉ~。男子生徒からラブレターもらったぐらいで、赤面しまくって翌日に休んだ初心委員長さん~。あははは!」
「な、なにを言いますかっ。あ、あれは少し動揺したというか……。もう少しステップを踏んで親密な関係をというかっ。そういうアレコレですっ」
「いやいや、普通にラブレター送るのすら前段階が必要なのぉ? 付き合う頃にはおばあちゃんになってそうだね~。へたれへたれ~」
「へたれじゃないですっ」
■寝転がりながらお菓子バリバリ食すナマケモノと、それをからかって楽しむ金髪女王の会話■
■捕虜とは思えない自由っぷりは、しかし大して気にした様子もないカメ朗■
「う、ううっ、わたしなんて、わたしなんて、死んだ方がいいような、なんの価値もないような、そんな才能なしダメダメ人間なのよっっ」
「そ、そんなことねぇYO!! 才能なんかなくたって、お前は頑張っているYO!!」
「はぁ!? わたしが落ちこぼれだって言いたいのっ!??」
「ええっ!?」
■彼はリリの愚痴やメンヘラ的絡みに付き合い、若干泣きそうな顔になっている■
■現在のリリの相手をするには、不足すぎる様子■
■そしてジゼルお嬢さまは■
「うむむ……ですわ」
「お嬢さま?」
■ジゼルの視線は新入りのナマケモノへ・その姿を見たメイド長は不思議に思いながらも、ビデオカメラでその様子を撮影している■
■歓迎会はそのまま普通(?)に進んでいき……■
「……?」
■ある違和感に気付くカメ朗■
(なんだ? なにかを忘れているような……)
そのことで頭を悩ませる彼は、必死になって思い出そうとするが、なかなか思い出せない。
ふと、テーブルの上に置かれた大皿に目が行く。
サラダに添えられたトマト……。
(トマト、赤い、赤い髪……あ)
■刺激される記憶が、ある人物を連想させた■
「ブレイン忘れてた……」
雪合戦で消滅したままのブレインが、うざい顔で親指を立てている絵が思い浮かんだ。
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