リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
「ふわぁ~~~~・・・・暇だな」
彼の名前は如月一真。神々のどうでもいい喧嘩に巻き込まれ死んでしまった青年だ。現在は転生者となり『ネギま』の世界で生活したことがある。本来なら二度目の人生を終えた時点でその魂は天界へと行きそこで生活するはずだったのだが、一真は神々に気に入られさまざまな世界に行く権利を与えられた
「・・・・こんな時はハーモニカでも吹くか」
一真はポケットからハーモニカを取り出すと目を閉じ吹き始めた
「~~~~♪」
ハーモニカを吹きだした(吹いている曲はポケモンDP映画第一弾でアリスが吹いていた曲)。一真がハーモニカを吹きだすと、小鳥たちなどが集まりだし、一真の吹く曲を静かに聞き始める。そして、曲が終わると後ろから拍手が聞こえた
「ん?」
「相変わらずハーモニカを吹くのが上手いですね」
一真が振り返ると、そこには10人中10人が振り返るほどの美女が立っていた
「貴方がここに来るなんて珍しいなアテナ」
そう、今一真が話しかけた美女こそ一真を転生させた人物、オリュンポス十二神に一人である戦女神アテナである
「改めてお久しぶりです一真さん」
「ああ大体・・・4か月ぐらいか?」
「そうですね」
「そんな事より女神であるアンタがこんな所にいていいのか?今頃部下の人が血眼になって探してるのが目に浮かぶんだが」
一真がそう言うと
「大丈夫です。ちゃんと書置きをしてきましたので。それに、偶には体を動かさないと鈍ってしまうますので」
アテナが体を伸ばすと、母性の象徴である二つの山が大きく揺れた
「(いかんいかん、煩悩退散、煩悩退散)それで、ここに来たってことは俺に用が有ってきたってことだろう?」
「どうしてそう思うんですか?」
「ん~~~~しいて言うなら勘かな」
「・・・私が特典として挙げた上げた『超直感』と自分で習得した『直観』、神である私が言うのもなんですが、本当に人外に近づいてきてますね」
アテナが苦笑いで言うと
「あのおっさんに比べれば俺なんてまだまだだ。チート並みの能力を貰ったのに勝てたのは一回きりだからな」
一真は血をどぱどぱと流しながらもピンピンしているおっさんの姿が頭に浮かんだ
「まぁ、いいです。一真さんの言うとおり今日、ここに来たのは貴方の次に行く世界が決まったのでそのお知らせに来たんです」
「ほぉ~~~因みに今度行く世界はどんな世界なんだ?」
一真がアテナに尋ねると
「貴方がいた世界でも有名なアニメ『魔法少女リリカルなのは』です」
「・・・・・」
「もしかして知らないんですか?」
「いや、聞いたことはある。友達が一緒に映画観に行こうぜって誘われたけど、その時すっげー眠かったから開演と同時に寝ちまったな」
前々世の事を思い出し苦笑いをする一真
「それはそれは・・・所で一真さん、ネギまの世界で手に入れた刀は持っていますか?」
「ああ」
一真は自身の横に置いている刀『菊燐』を手に取った
「少し預かってもいいですか?」
「まぁべつにいいけど」
一真はアテナに刀を渡す
「それと、今付けている魔法発動体も貸して貰っていいですか」
「はいよ」
「じゃあ、少しの間待っていてくださいね」
一真から刀と指輪を受け取ったアテナは転移でその場から居なくなった。それから一時間後
「お待たせしました・・・これを」
一真のもとに戻ってきたアテナは紅い宝玉の嵌った指輪を一真に手渡した
「・・・・これは?」
手渡された指輪を横目に見ながらアテナに尋ねる一真
「一真さんはウルカヌスと言う人物を知っていますか?」
「・・・確か、アンタと同じオリュンポス十二神の一人で鍛冶神と言われてる神だよな?」
「はい。そのウルカヌスに頼み、一真さんの刀と指輪を合成しデバイスにしてもらいました。因みにデバイスの本体は嵌っている紅い宝玉です」
「何でもありだなおい。まぁ、持ち運びが楽になったから良いけど」
「ふふ、神ですからね。使い勝手は変わりないと思います」
「そうか」
一真は受け取った指輪を右手に嵌めると立ち上がった
「では、新たな生を楽しんできてくださいね」
アテナが持っていた杖で軽く地面を小突くと魔方陣が一真の足元に展開され、一真は『リリカルなのは』の世界へと転生した
「っあ!一真さんの他にも転生者が二人いるってこと言うの忘れてました!?・・・・まぁ、大丈夫でしょう。二人のうち一人は友好的なかたですから。もう一人は・・・思い出すだけで吐き気が」
一真を送った後、天界ではこんな場面があったらしい