リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第05話

 

 

 

   一真 side

 

 

 

 「バーナウ・ファー・ドラグ!風の精霊500柱、集い来りて敵を射て!!魔法の射手・連弾雷の500矢!!」

 

 俺はダイオラマ球にて日課である戦闘訓練を行っている。放たれた500本の矢が海上にある的に次々と当たって数を減らしていく

 

 「次!バーナウ・ファー・ドラグ!影の地統ぶる者、スカサハの、我が手に授けん、三十の棘もつ霊しき槍を!雷の投擲!!」

 

 魔力で出来た帯電状態の槍を複数形成し、大きめの的目掛け放つ。槍は的を突き破り海の中へと消えた

 

 「次!」

 

 次の魔法を詠唱しようとしたとき

 

 『カズマ、少し休んだらどうだ?もう4時間休み無しで訓練しているぞ』

 

 ゼオンがそう言ってきた

 

 「いや、俺はまだ・・・」

 

 『そんなこと言って倒れたりしたら桜に説教されるのはお前だぞ?』

 

 「っう!そいつはやだな。母さんに似てあいつの説教長いからな」

 

 『だったら、俺の言うとおりにすることだな』

 

 「・・・・はぁ~~、解ったよ」

 

 俺はゼオンの言う通り訓練をやめ、木にかけておいたタオルで汗を拭き、虹の実で作ったジュースを飲み始めた

 

 「しかし、今日(現実時間)に限って桜は『今日お兄ちゃんは台所に入っちゃだめ』って言うんだ?俺の誕生日でもあるまいし」

 

 ダイオラマ球(ここ)に来る前に桜が言っていたことを思い出していた。桜が俺を台所に入れない日は大抵誕生日のぐらいなんだけどな

 

 『お前、明日が何の日か覚えてないのか?』

 

 「え?明日何かあったけ?」

 

 『・・・・今の話は忘れてくれ』

 

 「おいおい、すっげー気になるんだが?」

 

 『明日になれば嫌でも解るだろう』

 

 「さいですか。・・・・さて、訓練の続きでもするか」

 

小休止を止め、立ちあがると対人戦の訓練に入るため、ある物を取りに行くことにした

 

 

   一真 side end

 

 

   なのは side

 

 

  

 「え~~~と、材料はこれで良しと」

 

 私は台所でこれから作るのに必要な物が全部あるかどうかを確認していた

 

 「うん・・全部揃ってる。じゃあ始めようっと」

 

 早速調理を始めようとしたとき

 

 「なのは~~何してるの?」

 

 お姉ちゃんが台所に入ってきた

 

 「お姉ちゃん、明日渡すチョコレートを作ろうとしてるんだ」

 

 「チョコレート?ああ、そう言えば明日はバレンタインデーだったね。でも、誰に渡すの?もしかして好きな子が出来たの?」

 

 「何!?それは本当かなのは!?」

 

 お姉ちゃんが冗談でそんなことを言うと、お兄ちゃんが血相を変え顔を出した

 

 「ち、違うよ。この間、助けてもらったお礼もかねて渡すだけだよ」

 

 「お礼?ああ、転校してきた如月一真君だったけ?この間ナンパどもから助けてもらった」

 

 「うん」

 

 「確かたった一人で4人を倒したんだったよね?」

 

 「うん、すごかったよ」

 

 あの時の光景を思い出す。どんな訓練をしたらあんなことが出来るんだろう

 

 「ふ~~~ん。一度会って見たいな~~・・・って、恭ちゃん、木刀持ってどこに行く気?」

 

 「何、なのはをナンパした奴らをまっさ・・・懲らしめに行こうと思ってな」

 

 「今、抹殺って言おうとしたよね!?」

 

 「気のせいだ。じゃあ、行ってくる」

 

 「駄目だって恭ちゃん!お母さ~~ん、恭ちゃんがバーサークモードになっちゃった、元に戻すの手伝って~~」

 

お姉ちゃんはお兄ちゃんにしがみ付き、お母さんのことを大声で呼んだ

 

 「にゃははは」

 

 そんな光景を乾いた笑みで見ながら私はチョコレート作りに取り掛かった

 

 

   なのは side end

 

 

   一真 side

 

 

 

  

 

 「おぉおおおおおおっ!!」

 

 俺は高速で剣を振い襲い来る、杭の嵐を捌く。今、俺が戦っているのはネギまに出てくるフェイト・アーウェンルンクスで、奴は『万象貫く黒杭の円環』を放ってきたからだ

 

 「まだまだーーー!!」

 

 剣戟の速度を上げ向かってくる杭を全て弾き飛ばす。前世じゃこいつの相手はネギに任せたから俺との決着はつかずじまいだったからな

 

 「解放固定〈千の雷〉!掌握!術式兵装〈雷帝〉!」

 

 全ての杭を弾き飛ばした後、俺は『闇の魔法』を使い魔法を肉体に取り込んだ

 

 「さぁ、決着をつけようぜ!!」

 

 俺はフェイトとの戦闘を続けた

 

 

 

 「いや~~・・・今日は暴れたな~~~」

 

 別荘での修行を終え、現実時間に戻ってきた俺は自分の部屋から出ると、桜とケロ助がお茶を飲んでいた

 

 「あ、お兄ちゃんお帰り」

 

 「今日の訓練はもう終わったんか?」

 

 「ああ。付けられなかった決着も付けれたしな」

 

 「「?」」

 

 俺の言った意味が解らず二人は首を傾げる

 

 「それより桜。今日の夕飯何がいい?」

 

 「う~~ん、オムライスが食べたい!」

 

 「あいよ」

 

 桜のリクエストに少し笑いながらも、夕飯の準備に入った

 

  

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