リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
『カズマ、ヴィヴィオから写真付きのメールが届いたぞ』
独立機動部隊『セイバーズ』の部隊長のオフィスで仕事をしているとゼオンがメールが届いたことを教えてくれた
「写真付きのメール?開いてくれ」
『あいよ』
仕事の手をいったん止め、送られてきた写真付きメールを開くと、友達二人と一緒に写っている画像を見てふと笑っちまった
「いつまでも手を休めちゃだめだよ一真君」
「っんが!?」
画像を見ていたら、いつの間にか背後に来ていたすずかに書類の束を頭の上に乗せられ変な声をだしちまった
「っ~~~~!!また追加の書類か!?勘弁してくれ」
書類の束を見て俺の補佐であるすずかに愚痴を言うと
「泣き言ってないで頑張ろう?一真君だったら30分で終わる量だよ」
すずかに励まされ俺は止めていた手を動かし机にある書類と追加で来た種類の撤去に取り掛かった
「や、やっと終わった」
すずかが言った通り何とか30分で書類の山を片した俺は机に突っ伏している
「お疲れ様」
労いの言葉と共にすずかがお茶を置いてくれた
「サンキューすずか。それにしても相変わらず書類仕事は面倒で嫌になるぜ」
「ふふふ、4年前にはやてちゃんもそんな感じだったんじゃないかな?」
「いや、あいつは嬉しそうに仕事してたぞ?なのはとフェイトもな。その歳でワーカーホリカーってどんだけよってあの時は思った」
「あははは」
俺の話を聞きすずかは苦笑いをした
「さて、ストレス発散もかねて前線部隊の訓練でもしてやるか」
お茶を飲み干した俺は机に置いているゼオン(待機状態)を取り立ち上がる
「やり過ぎないようにね」
「・・・善処する」
その後、セイバーズの訓練場では複数の隊員の悲鳴と一人の隊員の歓喜の声が響いた
一真 side end
ヴィヴィオ side
パパ達に写真付きのメールを送った後、私、コロナ、リオは図書館に来て本を読んでいた
「あ、メールが返ってきた」
「そう言えばヴィヴィオって自分専用のデバイス持ってないんだよね?」
「それ普通の通信端末でしょ?」
リオとコロナが私の通信端末をみて聞いてきた
「そ~~なんだよ~~・・家のパパとママ達が厳しくて『基礎を勉強し終えるまでは自分専用のデバイスとかいりません』『それまでは私が代役を』だって」
私はなのはママが言ったことを思い出しため息を吐く
「そーかー」
それを聞いたコロナとリオは苦笑いしてる
「リオはいーなー自分用のインテリ型で」
「あははーー」
『すみません』
リオが持っているデバイスを羨ましい表情で見ているとメールが返ってきた
「あ、丁度なのはママからのメールだ」
「何かご用時とか?」
「あー平気平気、早めに帰ってくるとちょっと嬉しい事あるかもよ・・・だって」
「そっか」
「じゃ、借りる本決めちゃおう」
「うん!」
私達は借りる本を決め、図書館を出て家へと帰った
「たっだいまー!!」
家に着き中に入ると
「おかえりーヴィヴィオ」
「あれ?フェイトママ!?」
9人いるママのうちの一人であるフェイトママがエプロンを着けてキッチンにいた
「バルディッシュも」
『Hello lady』
「フェイトママ艦の整備で明日の午後までお休みなんだ。だから、一真やなのは達と一緒にヴィヴィオのお祝いしようかなって」
「そっか・・ありがとフェイトママ!」
「お茶を入れるから着替えてくるといいよ」
フェイトママにそう言われ、私は部屋に行き普段着に着替え始める。私には一人のパパと9人のママがいる。何でも全員パパに助けられたり、励まされたりしてパパのことが好きになっちゃったんだって。学校の友達や先輩たちの家庭と違うけど、パパが『余所は余所ウチはウチだ』って言ってたっけ?
「ん?どうしたのヴィヴィオ?」
「ううん、何でもないよフェイトママ。そうだ、前から聞こうと思ってたんだけどママ達って今幸せなの?」
「え?」
「だって、ママ達の表情を見てパパと結婚できて嬉しいって言うのは何となく表情を見て解るんだけどその」
「・・・・自分の他にも一真のことが好きな人がいて納得してるのかって事?」
「・・・うん」
フェイトママの言葉に私は頷いた
「・・最初のころは色んなこと思ってたよ。多分、私だけじゃなく他の皆も。でも、一真やヴィヴィオ、なのは、はやて、すずか、結衣、束さん、スバル、ティアナ、ギンガと一緒に生活していくうちにそんな思いどこかに行っちゃったんだ。それぐらい今の生活が楽しいんだってフェイトママは思うな」
フェイトママが笑顔で私に自分の思いを言ってくれた
「ヴィヴィオは一真や私、他のママ達との今の生活は楽しくないの?」
「勿論楽しいよ!さっき言った通りちょっと気になったから聞いてみただけだよ」
その後はパパ達が帰って来るまでフェイトママとお茶をしながら学校の事やフェイトママがいなかった間の事を話し合っていた