リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第03話

 

 

 

 

 

    一真 side

 

 「あ~~~食った食った」

 

 家族全員(エリオとキャロ除く)が集まりヴィヴィオの四年生進級祝いのパーティーも終わり、食後のお茶を飲んでいると

 

 「さて、今夜も魔法の練習しとこーーーっと」

 

 ヴィヴィオが魔法の練習をしに行こうと席から立ち上がる。その時、全員が俺の方を向いたので俺は頷くと

 

 「あーヴィヴィオちょっと待ってーー」

 

 なのはがヴィヴィオに待ったをかけた

 

 「?」

 

 「ヴィヴィオももう四年生だよね」

 

 「そーだけど?」

 

 「魔法の基礎も大分できてきたからね。皆で話し合ってそろそろ自分のデバイスを持っていいと言うことが決まったんだ」

 

 「ほ、本当!?」

 

 なのはの話を聞くと、ヴィヴィオが俺達全員を見回す。俺達は笑みを浮かべながら頷くとヴィヴィオの顔が明るくなった

 

 「実は今日、私がマリーさんから受け取ってきました」

 

 フェイトがヴィヴィオのデバイスの入った箱をヴィヴィオに渡す

 

 「そのデバイスは束、マリーさん、ジェイルの3人が合同で作った奴だから性能は抜群だ」

 

 「それで、束ママはこのごろ遅くまで起きてたんだ」

 

 「まぁね~~。大事な大事な愛娘へのプレゼントだからね、いい物を作って渡したかったんだ~~~」

 

 「開けてみて」

 

 「うん!」

 

 ヴィヴィオが箱を開けるとそこには

 

 「うさぎ・・・・?」

 

 うさぎのぬいぐるみが入っていた

 

 「あ、そのうさぎは外装というかアクセサリーね」

 

 「中の本体は普通のクリスタルタイプだよ」

 

 「因みに外装は私が決めたんだよ~~」

 

 なのは、フェイト、束の順に説明している中、うさぎが箱の中をよじ登り、空に浮かび上がる

 

 「・・・・・」

 

 ヴィヴィオが驚いている中、うさぎはヴィヴィオに挨拶をする

 

 「ととと、飛んだよ!?動いたよ!?」

 

 「ははは、予想通りの反応だな」

 

 予想していたヴィヴィオの反応を見れた俺は大いに笑う

 

 「それは・・・」

 

 「束さんとマーちゃんがおまけでつけた機能だよ」

 

 フェイトが説明しようとしたとき束が間に入って話した

 

 「あ・・・・」

 

 うさぎがヴィヴィオに近づき腕の中に納まる

 

 「束さんとマリーさんが色々とリサーチもしてヴィヴィオのデータに合わせた最新式ではあるんだけど・・・中身はまだ殆どまっさらな状態なんだ」

 

 「名前もまだないからつけてあげてってマリーさんが言ってたよ」

 

 「カッコいい名前を付けなあかんでぇ?何せ一度決めたら二度と変えられへんからな」

 

 「えへへ・・・実は名前も愛称ももう決まってたりして」

 

 はやての問いにヴィヴィオは笑顔で返すと

 

 「そうだなのはママ、束ママ!リサーチしてくれたってことはアレ出来る!?アレ!!」

 

 「勿論できるよー!」

 

 「懐かしいわね~~」

 

 「そうだね、4年前のあの日、私達も今のヴィヴィオのような顔してたのかな~~?」

 

 「そうよ、スバルとティアナも今のヴィヴィオとおんなじ顔をしてたわよ」

 

 ヴィヴィオの事を見て昔のことを思い出していたスバルとティアナに結衣が言う

 

 「そう言えば結衣さんのデバイスは誰が造ったんですか?やっぱり束さん何ですか?」

 

 「ううん一真が作ってくれたのよ。簪ちゃんのも一真作よ」

 

 「・・・ねぇティア、カズ兄に出来ないことってあるのかな」

 

 「・・・私に聞かないでよ」

 

 二人が俺のスペックの高さに呆れていると

 

 「あれ?そう言えばギン姉は?」

 

 「ああ、ギンガなら実家に電話をしに行ってるぞ。何でも重要な案件だとか」

 

 「ふ~~~ん」

 

 「皆、ヴィヴィオがデバイスを起動するから一緒に見よう!」

 

 なのはが声をかけてきたので俺達はテラスにへと近づきヴィヴィオのデバイスへの認証を見始める

 

 「マスター認証、如月ヴィヴィオ。術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリット。私の愛機に固体名称を登録、愛称は『クリス』、正式名称『セイクリッド・ハート』」

 

 「あら」

 

 ヴィヴィオのデバイスの正式名称を聞いた途端、なのはは顔を顔を赤くして驚き、他の全員は羨ましそうな顔でなのはを見た

 

 「行くよクリス!セイクリッド・ハート!セーーーットアーーーップ!!」

 

 ヴィヴィオはクリスを手に取り起動させると、身長が高くなり大人へと変わった

 

 『っ!!??』

 

 俺の隣で見ていたフェイトとティアナはそれを見て大層驚いていた

 

 「ん・・・!やったぁーーー!なのはママ、束ママありがとーー!!」

 

 「あー上手くいったねーー」

 

 「excellentだよヴィヴィオ」

 

 ヴィヴィオが喜んでいると、フェイトとティアナが力無く床に座り込んだ

 

 「フェイトママ、ティアナママ?」

 

 「「・・・っあ」」

 

 「か、一真・・・ヴィヴィオがヴィヴィオがぁぁーーー!」

 

 「何で、何で聖王モードになってるんですか!?」

 

 二人が涙目で俺の腕にしがみ付いてきた

 

 「お、落ち着いてフェイトちゃん」

 

 「ティアも落ち着いて」

 

 「ちょ・・なのはママ、スバルママ!何でフェイトママとティアナママに教えてないの!?」

 

 「いやその・・・」

 

 「ついうっかり」

 

 「うっかりってーー!!」

 

 「お前らもう少し声を落とせ近所迷惑だぞ」

 

 「そうやで皆」

 

 俺とはやては4人を呆れた表情で見、二人を落ち着かせるために数十分かかった

 

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