リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
「それじゃあ、パパ、ママ行ってくるね」
「うん、張り切り過ぎて怪我しないようにね」
「は~~~い」
ヴィヴィオがクリスを手に入れた翌日、ヴィヴィオは数年前に保護し、いまだ眠っている古代ベルカの王『冥府の炎王イクスヴェリア』に会いに聖王教会へと向かった。その後、仲良しである二人と一緒に近くのジムでノーヴェからストライクアーツを教わるそうだ
「ヴィヴィオも行ったことだし俺もそろそろ行くとしますか」
「一真、仕事なの?」
行く準備を始めているとフェイトが聞いてきたので
「ああ、陸士107部隊の部隊長さんに戦技教導を頼まれたんだ。何でも入隊したばかりの連中が少し調子に乗っている部隊員を懲らしめて欲しいんだと魔法を使わずにな」
「そう言えば、一真は魔法無しでも強かったっけ?前にクロノが魔法無しで本局の武装隊のエリート部隊の二個中隊を瞬殺したって聞いたけど本当なの?」
「まぁな。あの連中は魔法に頼り過ぎて基礎を疎かにしてたからなきつめの灸を添えてやっただけだ。夕飯までには帰る」
「うん、いってらっしゃい」
準備を終えた俺はなのは達に見送られ車で陸士107部隊の隊舎へと向かった
一真 side end
ヴィヴィオ side
「皆、ご機嫌よう~~~♪」
入院しているイクスへのお見舞いを終えた私は中庭でお茶をしているオットー、ディード、ウェンディ、ディエチに声をかけた
「ああ、これは陛下」
「陛下、イクス様のお見舞いはもう?」
「うん、ディード。一杯話したよ」
「あたし等はもう戻るけどお前らは?」
ノーヴェがウェンディとディエチに声をかける
「あ!あたしも」
「私はもう少し」
「陛下、よろしければこれを。自信作のクッキーです」
「わ♪ありがとオットー♪かわいいー♪」
御暇しようとしたときオットーがバスケットに入ったクッキーを渡してくれた。後でみんなと一緒に食べようっと
「んじゃ、あたしは3人を送って来るなー」
ノーヴェ、セイン、ウェンディと一緒に教会の入り口まで来ると
「しかしいいのかヴィヴィオ?双子からの陛下呼ばわりは・」
「え?」
「前は『もー、陛下って言うの禁止―――』っとか言ってたろ?」
「あーー・・・まあ、もう慣れちゃったし。あれも二人なりの敬意と好意の表現だと思うし。パパなんて当初は『閣下』呼ばわりされてたからね。まぁ、なのはママ直伝のお話でその呼び方を治させたみたいだけど」
「あれは凄かったなー」
一昔前の事を思い出し苦笑いする私。ノーヴェのあの時の事を思い出して苦笑いしてる
「まぁ、その話は置いとくとして。あの二人はなんかズレってからなぁ」
セインと別れた後、私は待ち合わせ場所であるミッドチルダ中央市街地でコロナとリオと合流し中央区にあるストライクアーツ練習場でノーヴェにストライクアーツを教わり始めた
ヴィヴィオ side end
一真 side
「はぁ~~~お前ら本当に前線部隊のメンバーか?情けないことこの上ない」
俺は陸士107部隊の訓練場で倒れている若い魔導師達を見下ろしため息を吐く
「今やったトレーニングメニューは俺の部隊である『セイバーズ』のメニューを半分にしたものだ。それだってのにこの体たらく呆れて何も言えねぇ」
『うぅうううう・・・・』
「そんな目をしても無駄だ。訓練校で優秀な成績を取っていようがこの場ではそんな物、何の役にも立たない。悔しいんだったら立ち上がって俺に有効打を一撃当ててみろ!そうすれば訓練は終わりにしてやる」
『う、うぉおおおおお!!』
それから30分後
「・・・取りあえず、今日の特別訓練は終わりだ。二週間後にまたここに来る」
俺はボロボロになっている新人たちにそう言い隊舎へ戻った。その途中、足を止め
「悔しかったんなら弱音を吐かずに今日やったメニューを二週間こなしてみろ。俺に口先だけじゃないことを証明したいならな」
話を終えると今度こそ俺は隊舎へと戻って行った
「お疲れ様でした如月一佐」
訓練着から着替え終え外に出ると107部隊の部隊長が労いの言葉をかけてくれた
「今日は本当にありがとうございます。これで新人達も少しは態度を変えるでしょう」
「だといいんですけどね。でも、エリート意識の高い奴は態度を変えないかもしれませんが」
「その時はまたお呼びいたします」
部隊長の言葉に俺は苦笑いしてしまう
「では、自分はこれで」
「はい。帰りにはお気を付け下さい。このごろ、格闘系の実力者が次々襲われていますので」
「そう言えば・・・・被害届はもう出たんですか?」
「いえまだです」
「まぁ、その襲撃者も局員を襲うと言う馬鹿なことはしないでしょう」
「そうですね」
俺は部隊長と少し話をした後家へと戻った