リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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読者の皆様、新年あけましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いします

では、本編をどうぞ!!


第06話

 

 

 

 

   一真 side

 

 

 陸士107部隊の戦技教導が終わった俺は車で家に向かっていた

 

 「この調子でいけば夕飯までには帰れるな。そう言えば今日の当番は誰だったけ?」

 

 『今日の当番は結衣だ』

 

 「っと言う事は今日は和食だな」

 

 信号が赤になったので車を止め外の景色を眺めていると、見慣れたものが目に入った

 

 「ん?あれはエアライナー?ノーヴェの奴こんな時間に何やってんだ?」

 

 エアライナーの上を滑っているノーヴェを見つけた。服装から見るに誰かと戦っているようだ。ノーヴェが視界から消えると数秒後、エアライナーが消えてなくなった。信号が変わると俺は車を近くの場所まで移動させエアライナーが有った場所まで行くとノーヴェが倒れていた

 

 「ノーヴェ、大丈夫か?」

 

 「兄貴?どうしてここに?」

 

 「仕事帰りだ。それにしても手ひどくやられたな」

 

 「油断してたわけじゃないんだけどな。兄貴、ちょっと頼んでもいいか?喧嘩の相手は例の襲撃犯、きっちりダメージもブチ込んだし、蹴りついでにセンサーもくっつけた。今なら直ぐに捕捉できる」

 

 「解った。ゼオン、家にメール送っておいてくれ。少し遅くなるってな」

 

 『解った』

 

 

 

 「センサーから反応だとこのあたり何だがな~~」

 

 ノーヴェが付けたと言うセンサー頼りに襲撃者を追っているとコインロッカーのある場所にたどり着いた

 

 「しっかしまた何で自称覇王様からの反応がここからするんだ?」

 

 『案外、荷物をここに置いてストリートファイトをしてるのかもな』

 

 「んなことあるわけ・・」

 

 無いと言おうとしたとき倒れている少女を見つけた

 

 「気を失ってるな見た所魔力ダメージって所だな」

 

 『カズマ、この子からセンサーが発せられてる』

 

 「じゃあ、この子が襲撃犯ってことか」

 

 『どうする?』

 

 「連れて行く。幸い道場の隣に寮があるからそこに寝かせる」

 

 俺は倒れている少女を抱え、ロッカーにあった荷物を取り出しノーヴェを回収すると車で家に戻った

 

 

 

 

 

   一真 side end

 

 

 

   3人称 side

 

 

 「!?」

 

 少女は気が付くと知らない場所に居た

 

 「よう、やっと起きたか」

 

 声をかけられ隣を見ると昨日戦ったノーヴェが隣で寝っころがっていた

 

 「・・・・・・あの、ここは・・・・・?」

 

 少女がここがどこなのか尋ねた時、ドアがノックされた

 

 「はい」

 

 「おはようノーヴェ」

 

 ノーヴェが返事をするとドアが開き私服姿のティアナが部屋に入ってきた

 

 「それから・・・」

 

 ティアナは少女の方を見ると

 

 「自称、覇王イングヴァルト。本名、アインハルト・ストラトス、Stヒルデ魔法学院中等科1年生」

 

 少女、アインハルトの名前を言う

 

 「ごめんね、コインロッカーの荷物出させて貰ったの。ちゃんと全部持ってきてあるから」

 

 ティアナは荷物を無断で持ってきたことについて謝る

 

 「制服と学生証持ち歩いてっとは随分とぼけた喧嘩屋だな」

 

 ノーヴェがからかい気味で言うと

 

 「学校帰りだったんです。それに、あんな所で倒れるなんて・・・」

 

 アインハルトが顔を赤くして言うと

 

 「あー皆、おはよー!お待たせ♪朝ご飯でーす」

 

 エプロンを着けたスバルがお盆に料理を乗せ部屋に入ってきた

 

 「おお、ベーコンエッグ!」

 

 「あと、野菜スープね」

 

 アインハルトが唖然としているんかティアナは簡易テーブルを組みたて始める

 

 「あ・・・初めましてだねアインハルト、スバル・N・如月です。事情とか色々あると思うんだけど、まずは朝ご飯でも食べながらお話し聞かせてくれたら嬉しいな」

 

 スバルは優しい表情でアインハルトにスープを渡しそう言った

 

 

 「んじゃ、一応説明しとくぞ。ここはこいつ・・・・あたしの姉貴の夫が造った道場にある客室」

 

 「うん」

 

 「っで、その姉貴の親友で兄貴の妻の一人で本局執務官」

 

 「ティアナ・L・如月です」

 

 「お前を捜して保護してくれたのはこの場にいない兄貴だ。まぁ、今度会ったお礼ぐらい言っとけよ」

 

 そう言い、ノーヴェはスバルとティアナの紹介を終え料理を食べる

 

 「でもダメだよノーヴェ、いくら同意の上の喧嘩だからってこんな小っちゃい子に酷い事しちゃ」

 

 「こっちだって思いっ切りやられてまだ全身痛ぇんだぞ。されに、正体が中学生だったなんて思わなかったんだよ」

 

 スバルが注意するとノーヴェは痛む体を指さしそっぽを向いた

 

 「格闘家相手の連続襲撃犯が貴方って言うのは・・・本当?」

 

 ティアナが尋ねると

 

 「・・・・・はい」

 

 アインハルトは正直に答えた

 

 「理由を聞いてもいい?」

 

 「大昔のベルカ戦争がこいつの中ではまだ終わってないんだとよ。んで、自分の強さを知りたくて、後はなんだ?聖王と冥王をブッ飛ばしたいんだったか?」

 

 アインハルトの変わりにノーヴェが理由を話すと

 

 「最後のは・・・・少し違います。古きベルカのどの王よりも覇王のこの身が強くあることそれを証明できればいいだけで」

 

 「聖王家や冥王家に恨みがあるわけではない?」

 

 「はい」

 

 アインハルトの答えを聞くとスバルとティアナはほっとする

 

 「そうならよかった」

 

 自分達の表情に疑問を感じたアインハルトにティアナが教える

 

 「その内の一人は私達の子でね。もう一人の子はねスバルと仲良しなの」

 

 「そうなの」

 

 スバルが笑顔で答える。その後は朝食をとった4人は近くにある署に行きその後、アインハルトを学校へと送った

 

 

 「成程、事情は大体分かった。連絡してくれてサンキューなティアナ」

 

 『いえ。一真さん、アインハルトは』

 

 「話を聞く限りだと、彼女は先祖の過去に囚われてるな。あの子とは別のパターンだな」

 

 『どうしたらいいのかなカズ兄』

 

 「如何とも言えないな。一番手っ取り早いのは彼女が先祖の過去を乗り越え前に進むことなんだが難しいだろうな」

 

 スバルの問いに難しい表情で答える一真

 

 『じゃあ、やっぱり』

 

 「ヴィヴィオに賭けるしかないだろう。時間が出来たら俺もその場に同席する。場所は何時もの所なんだな」

 

 『はい。お仕事中ごめんなさい。それじゃあ』

 

 「ああ、また後でな」

 

 一真は二人との会話を終えると立ち上がり外の景色を見る

 

 『どうしたんだカズマ?』

 

 「いや、アインハルトって子もそしてあの子も違いがあるとは言え過去振り回されてる。そう思うとな古代ベルカの王に怒りが芽生えちまうのさ」

 

 『だが、あの子はその過去を少しだけとはいえ乗り越えた。きっと彼女も乗り越えることが出来るさ』

 

 「・・・・だな」

 

 ゼオンとの会話を終えた一真は再び山踏みになっている書類の撤去作業に取り掛かった

 

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