リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
ヴィヴィオ side
「はぁ~~~~」
家に帰ってきた私はベッドに横になる枕に顔を埋めた
「(あの人からしたら私はレベル低いのに不真面目で、がっかりさせちゃったんだ・・・私が弱すぎて。・・・・私だってストライクアーツは『趣味と遊び』だけじゃないけど)」
私は今日の放課後の事を思い出していると
『ヴィヴィオ、そろそろ晩飯だぞ』
ドア越しからパパの声が聞こえてきた
「・・・・」
『入るぞ』
ドアが開きパパが部屋に入ってきた
「やけにしょんぼりしてるな、一体どうしたんだ?もしかしてアインハルトに言われたことがそんなにショックだったのか?」
「・・・・!?」
パパの話を聞くと私は体を震わせ、パパの方を向く
「どうして知ってるのかって顔だな?大体の事情はスバル、ティアナ、ノーヴェから聞いたからな」
そう言うと、パパはベットに座った
「ヴィヴィオは隠しているつもりだろうが、俺には何でヴィヴィオがストライクアーツを始めたのか、何で強くなりたいのか何となく解ってるつもりだ」
パパの言葉を聞いて私はパパは本当は超能力者じゃないのかと思った
「来週の試合でその思いを拳に乗せてアインハルトに伝えればいい」
「・・・そんなこと出来るのかな私に」
「出来るさ。なんたってヴィヴィオは俺の自慢の娘だからな」
私が不安がっているとパパは笑顔で私の頭を撫でながら言ってくれた
「・・うん、私やってみる」
「それでこそヴィヴィオだ。それじゃあ、夕飯を食べに行くぞ。その後、久しぶり稽古をつけてやる」
「本当!だったら一杯ご飯食べて体力つけておかないと!」
久しぶりにパパが稽古を付けてくれることを知った私は急いで下に降りた
ヴィヴィオ side end
3人称 side
「今日はありがとうございました」
ヴィヴィオと別れたアインハルトはスバル、ティアナ、ノーヴェと共に夕食を取った後、3人にお礼を言う
「また明日連絡すっから」
「何か困った事があったらいつでもあたし達にね」
「じゃあ、車で送って来るから」
「うん」
アインハルトの事をティアナに任せ見送ると、スバルは心配そうな表情でノーヴェに話しかける
「ねーノーヴェ、アインハルトの事も心配だけどさ、ヴィヴィオ、今日の事ショック受けたりしてないかな?」
「まぁ、多少はしてんだろうけど、さっき、メールが来てたよ。姉貴の娘であり、あたしの修業仲間はやっぱりそんなにヤワじゃねー。今、兄貴に稽古を付けて貰ってるってさ」
「カズ兄の稽古!?・・・・ヴィヴィオ、明日学校に無事行けるかな?」
スバルは遠い目をしながら六課での一真の訓練を思い出していた
「ま、まぁ、さすがに兄貴も実の娘にそんな厳しい稽古はしないだろう」
「甘いよノーヴェ、普段のカズ兄はそんなに厳しくないけど、厳しい時はとことん厳しい人なんだよ。多分、ティアやエリオ、キャロも同じことを言うと思うよ。遅いかも知れないけどカズ兄に〈あんまりやり過ぎない様に〉ってメールうっとかないと」
スバルはMCを取り出して一真にメールを打ち始めた
「ん?」
家の道場でゼオンにメールが届いたことを知った一真はメールを見た後、頬を掻きながら道場で寝ているヴィヴィオを見た
「ゼオン」
『どうした?』
「俺、やり過ぎてないよな?」
『・・・多分な』
一真は眠っているヴィヴィオを抱えると家に戻り、ヴィヴィオをベッドに寝かせ、自分も一日の疲れを取るため寝室に向かった