リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
ヴィヴィオ side
アインハルトさんとの模擬試合から早2週間、試合には負けちゃったけどノーヴェ達から聞いた話だとアインハルトさんは私の事を認めてくれたらしい
「ゴ~~ル!!」
朝の日課であるジョギングを終え家の中に入ると
「おかえり~~~」
ママ達が朝食の準備をしていた
「ただいまママ。あれ?パパは?」
何時もならリビングにいるパパの姿が見えなかったのでなのはママに尋ねたら
「地上本部との会議でもう出かけたよ」
答えを聞いた私はシャワーを浴びてくると言い浴室に向かい、ジョギングで掻いた汗を流し終えた後、ママ達と一緒に朝ご飯を食べ始めた
ヴィヴィオ side end
一真 side
「ふわぁ~~~」
俺は管理局本部の会議室であくびを掻きながらくだらない話を聞いていた。だってよ、毎年毎年同じ話なんだぜ、今期の訓練校を卒業する魔導師達を地上又は本局のどちらに行かせるか
「未来ある若者たちを一生地上と言う牢獄に閉じ込める気か」
「そうは言っておらん!本局に所属させること自体は異存はない!だが、全員を所属させるのに文句があるのだ!!」
「管理世界は多々あるのだ。その全ての世界を守るためにも人員は多い方がいい!!」
「地上はどうでもいいと言うのか!!」
レジアスのおっさんと本局のお偉いさんの公論はすでに一時間は続いており、この場にいる全員が呆れ果てている
「いつまで同じことを延々と話続けるつもりだ?」
いい加減ムカついてきたので俺は話に加わった
「毎年毎年同じことで言い争いやがって。聞いているこっちの身になってくれないか?」
「しかしだな如月一佐、この案件はとても・・・」
「重要ってんなら通信越しでアンタら二人だけで言い争ってろ。俺達を巻き込むな」
本局のお偉いさんが何か言ってきたが睨んで黙らせた
「今季の訓練校の卒業生は上位者と下位者、それぞれ半々を地上本部、本局に移動させる。何か質問は?」
俺は立ち上がり、意見を述べ周りにいる人たちに尋ねると
『異議なし』
満場一致で決定した
「お二人もそれでい・い・で・す・ね?」
そして、言い争っていた二人にいい笑顔+半分脅しごしの口調で尋ねると
『・・・はい』
渋々と納得した
「それじゃあ、次の議題は・・・」
次の議題へと話は変わり、会議が終わったのは昼過ぎだった
「ったく、あの頑固爺どもが」
会議が終わり、部隊に戻った俺は部屋に戻るなりソファーに座り体を休め始めた
「お疲れ様。はい、お茶とお昼ごはん」
すずかが苦笑いをしながらお茶と弁当を机に置いてくれた
「サンキュー・・・じゃあ、いただきます」
すずかに礼を言った後、俺は遅めの昼食を取り始めた
「そう言えばそろそろだったな恒例のあれは」
「うん。はやてちゃん達は仕事で今回は行けないみたいだよ。エリオとキャロは行けるってさっきなのはちゃんから教えて貰ったよ」
「あいつも忙しいからな~~。今度埋め合わせでもしてやるか。ごちそーさまでした。さて、遅れた分の仕事と仕事の引き継ぎやらないとな」
昼食を取り終えた俺は今日の仕事と休暇時の引き継ぎ作業に取り掛かった。余談だが、全てが終わったのは夜の11時だった。あのくそ爺共が~~~!!
一真 side end
3人称 side
「試験終了お疲れ様」
「皆、どうだった?」
如月家でなのはとフェイトが前期試験を終えたヴィヴィオ達に尋ねた
「花丸評価頂きました!」
「三人揃って」
「優等生です」
リオ、ヴィヴィオ、コロナの順に試験の結果を見せながらなのは達に言う
「わ~~~皆、凄い凄――い」
「これならもう堂々とお出掛けできるね」
試験の結果を聞いたなのはとフェイトは拍手をしながら三人を褒める
『堂々とお出掛けできるって、フェイトちゃんさすがにそれは無いと思うで。もう三人とも4年生なんやから』
仕事の為、通信でヴィヴィオ達の結果を聞いていたはやてはフェイトに突っ込む
『でも、3人ともよぉ~~~頑張ったな~~。これから行くんやろ?た~~~っぷり楽しんできてな~~』
「うん、また後で連絡するねはやてママ。後、お土産も持って帰ってくるからね」
『楽しみにしとくわ。ほな、私は仕事の続きをせなあかんから切るで~』
ヴィヴィオに笑顔で言った後、はやては通信を切った
「じゃ、リオちゃんとコロナちゃんは一旦お家に戻って準備しないとね」
「はい」
なのはの話にリオとコロナは揃って答える
『Good job』
レイジングハートはヴィヴィオを褒めており
「ありがとRH」
ヴィヴィオは嬉しそうにRHに答える
「お家の方にもご挨拶したいから車出すね」
「あ、じゃあ準備すませて私も行く」
「あーーヴィヴィオは待っててね、お客様が来るから」
そんなヴィヴィオをなのはが待ったをかけた
「お客様?」
なのはの言葉に不思議がっていると
『いらっしゃったようです』
家のチャイムが鳴り出てみると
「こんにちは」
アインハルトとノーヴェが荷物を持って玄関に立っていた
「アインハルトさん!?・・・っと、ノーヴェ」
「あたしはついでかよ」
ヴィヴィオの言葉にノーヴェは苦笑いで言う
「異世界での訓練合宿とのことでノーヴェさんにお誘いいただきました。・・・同行させていただいても宜しいでしょうか?」
「はい!もー全力で大歓迎です!!」
アインハルトも一緒に行くと知ったヴィヴィオはハイテンションで答え、握手すると腕を上下に振った
「ほらヴィヴィオ、上がって貰って」
「あ、うん!」
フェイトの声で元のテンションに戻ったヴィヴイオは手を離すと
「アインハルトさん、どーぞ」
「お邪魔します」
アインハルトを家に招き入れた
「あの子が同行するって教えなかったの正解だねノーヴェ」
「はい。予想以上に」
フェイトが小声でノーヴェに話しかけると、予想以上の反応だった為、ノーヴェは乃が笑いで答える
「始めまして・・・アインハルトちゃん。ヴィヴィオの母の一人の如月なのはです。娘がいつもお世話になっています」
リビングに入ってきたアインハルトになのはが挨拶をする
「いえ・・・あの、こちらこそ」
「これからも仲良くしてあげてね。それより、格闘技強いんだよね?凄いねぇ」
なのはがアインハルトの事を褒めると
「は・・・・はい・・・」
アインハルトは照れたのか顔を赤くする
「ちょ、なのはママ!アインハルトさん物静かな方だから!」
「えーーー?」
「さて・・・・ここから出発するメンバーはみんな揃ったし。途中で二人の家に寄ってそのまま出かけちゃおうか」
『はーーーーい』
フェイトの提案にヴィヴィオ、ころな、リオの三人は元気よく答えた
「あ、ヴィヴィオ、着替え着替え」
「あーそうだ!クリス、手伝って」
コロナに言われ、ヴィヴィオはクリスを連れて急いで二階に向かった
「賑やかになりそうですねー」
「ああ」
リオの言葉にノーヴェは相打ちをする
「そう言えばスバルさん達は別行動なんですか?」
「スバルとは次元港で待ち合わせ。ちょうど仕事終えてるころじゃねーかな。兄貴達とも次元港で待ち合わせだけど、弟子二人を迎えに行ってから来るって言ってたぜ」
リオの問いにノーヴェは答えた
「カズ兄!遅い!!」
一真がブライト家に到着すると、エステルが腕を組んで仁王立ちしていた
「エステル、一真さん達は仕事を終えてから来たんだから遅くなるのは当たり前だと思うけど?」
不機嫌なエステルをヨシュアが宥めていると
「そうよエステル。本当だったら自分達で次元港まで行かないといけないのに迎えに来てくれたんだからお礼を言っても文句を言うのは失礼よ」
「でも」
「でもじゃありません。まったく、一真さん家に娘が本当すみません」
エステルとヨシュアの母、レナが一真に謝った
「気にしてませんよ。それじゃあ、四日間の間、二人を預からせて頂きます」
「はい。それとうちの人が『遠慮せずにビシバシやってくれ』って言う伝言を預かってるわ」
「ははは、あの人らしいや。それじゃあ、行くぞエステル、ヨシュア」
「うん!お母さん行ってきます!」
「行ってきます母さん」
「はい、行ってらっしゃい」
レナに見送られ、二人は一真の車に乗ると、一真は車を走らせ次元港へと向かった