リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第09話

 

 

 

 

 

    一真 side

 

 

 「皆、いらっしゃ~~~い♪」

 

 無人世界カルナージに着いた俺達は宿泊先に到着するとアルピーノ家が出迎えてくれた

 

 「こんにちはーー」

 

 「お世話になりまーす」

 

 「皆で来てくれて嬉しいわー。食事も一杯用意したからゆっくりしてってね」

 

元地上本部の守備隊に所属していた義母のクイントさんの同僚のメガーヌ・アルピーノさんはこの世界で娘のルーテシアと一緒に静かに暮らしている

 

 「ありがとうございます」

 

 なのは達が世間話をしている中、子ども組はそれぞれ自己紹介をしていた

 

 「そう言えば、エリオとキャロはまだなんですか?」

 

 メガーヌさんに尋ねると

 

 「ああ、二人は今ねぇ」

 

メガーヌさんが説明しようとした時

 

 『お疲れ様でーす』

 

 巻き拾いを手伝っていたであろうエリオ、キャロ、フリードが戻ってきた

 

 「久しぶりだなエリオ、キャロ。エリオ、お前また背が伸びたんじゃないか?」

 

 久しぶりに会う、息子の頭を撫でながら言う

 

 「そ、そうですか?」

 

 「キャロも・・・・伸びたのか?」

 

 「1,5cm伸びました!」

 

 「はははは、悪い悪い。元気そうで安心したぜ二人とも」

 

 剥れているキャロに宥めると、俺は二人を抱きしめた

 

 「えへへへ」

 

 「と、父さん。は、恥ずかしいです」

 

 俺に抱きしめられるとキャロは嬉しそうに笑い、エリオは顔を赤くした

 

 「紹介するねアインハルト。この二人は私達の家族で・・・」

 

 「エリオ・M・如月です」

 

 「キャロ・R・如月と飛竜のフリードです」

 

 俺の介抱が終わったのを見計らいフェイトがアインハルトに二人を紹介する

 

 「一人ちびっ子がいるけど、三人で同じ年」

 

 「何ですと!?」

 

 ルーテシアがからかい半分の言葉にキャロは涙目になった

 

 「まったく、ルー、からかうのも程々にしろ」

 

 「は~~い」

 

 ルーテシアに注意をするとアルピーノ家の使い魔であるガリューが魚を捕って戻ってきたとき、一騒動あったが直ぐ解決した

 

 「じゃ、大人組は着替えてアスレチック前に集合にしよう」

 

 「はい!」

 

 「こっちも水着に着替えてロッジ裏に集合!」

 

 「はーい」

 

 大人組と子供組に別れ、それぞれが行動を始める中、俺はヨシュアに話しかけた

 

 「ヨシュア、お前はどうするんだ?エステルは川に遊びに行くようだが」

 

 「僕はなのはさん達の方に行こうと思います。・・・あの中に入る勇気は流石に在りませんよ」

 

 ヨシュアはエステル達のほうを見つめ苦笑いで答えた

 

 「確かに、女子だけの中で男一人ってのはしんどいからな~。まぁ、なのはの訓練は俺よりは優しいがそれなりにきついから程々にやるように」

 

 「一真さんはアスレチックに行かないんですか?」

 

 「読みかけの本があるからな、午前中は持ってきた分の本を全部読もうと思ってる。午後からは訓練に参加するさ」

 

 「次元船の中でも読んでましたけど、一体何を読んでいるんですか?」

 

 「別荘を片付けてる時に見つけた魔術書さ」

 

 ヨシュアに言うと、俺は宿泊所に入り、ラフな格好に着替えると本を読み始めた

 

 「しっかし、読めば読むほど懐かしい魔法が記されてるな」

 

 そう、この本には生前、俺がプレイしていたテイルズ系の魔法が記されているのだ

 

 「(ネギまの世界で整理した時は見つからなかったってことはこの世界に来てから新しく入ったってことになるな。でも、一体誰が?)」

 

 本を読みながら考えていると、一人の人物が浮かび上がった

 

 「(アテナが入れたのか?でも何でだ)これ以上考えてもらちが明かないからやめるか」

 

 半分ぐらい読み終えたので本を閉じ、身体を伸ばす

 

 『どうだカズマ、本に書かれている魔法は物に出来そうか?』

 

 「別荘を使って練習すればすぐに物にできると思うが、もうしばらく今のペースで覚えてこうと思う。ゆっくり覚えるってのも偶にはいいだろう」

 

 ゼオンが聞いてきたので俺は今のペースで覚えていくと言う

 

 「っにしても、こんなにのんびりと過ごすのは久しぶりな気がするぜ。ミッドでの休日は有ってないようなもんだからな~~」

 

 窓を開け外の景色を眺めていると

 

 「一真く~~ん、そろそろお昼ご飯だよ~~」

 

 外からなのはに声が聞こえてきたので

 

 「今いく」

 

 返答すると下に降りていく

 

 「お~~うまそうだぜ!・・・ん?ヴィヴィオ、アインハルト、体が震えてるがどうした?」

 

 外に出て料理を見ているとヴィヴィオとアインハルトが体を震わしていた

 

 「二人で水斬り練習ずーーーっとやってたんだよ」

 

 「ったく、限度を覚えろ。『ディスペル』」

 

 ノーヴェの言葉に呆れ、俺は二人の肩に手を置くと回復魔法をかけ体の疲れを取ってやった

 

 「体の疲れがとれた?」

 

 「ありがとうパパ」

 

 「これに懲りたら今度は限度を守って練習しろいいな?」

 

 「うん」

 

 「は、はい」

 

 二人の返事を聞いた俺は二人の頭を軽く撫でた後、席に座り全員で昼食を取り始めた

 

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