リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第12話

 

 

 

   なのは side

 

 「皆、集合―!」

 

 私が大声で言うと、陸戦場で訓練をしていた皆が集まったんだけど、一真君と一夏君が来てないんだよね~・・・何処で特訓してるんだろう

 

 「じゃあ、合宿初日の午後の訓練はここまで!」

 

 そのうち来るだろうと思った私は先に訓練終了だと言った

 

 『ありがとうございました!』

 

 スバル達がお辞儀をすると

 

 「少し遅かったか?」

 

 一夏君を肩に担いだ一真君がこっちに向かって歩いてきた。って!?

 

 「い、一夏君、大丈夫!?」

 

 私が声をかけると

 

 「に、煮るなり、焼くなり好きにしてくれ~~」

 

 「・・一真君?」

 

 一夏君の言葉を聞き、一真君の方を見ると

 

 「はははは、少しやり過ぎた」

 

 笑った後、バツが悪そうな表情で答えてくれた

 

 「この疲れようとテンション少しってレベルじゃないでしょう」

 

 一夏君の状態を見て結衣ちゃんが一真君に聞いた

 

 「少しだって、両手両足に10㎏の重りを付けてランニング、その後にウォールアクト10セット勿論重りを付けた状態のままでな」

 

 『それは少しじゃなくてかなりやり過ぎだよ(よ)!』

 

 私、フェイトちゃん、結衣ちゃん、途中から参加した束さん、すずかちゃんが揃って言った

 

 「何言ってんだよ、俺からしたら少しぐらいだぜこのぐらい。因みに俺は15㎏の重りでランニング20キロ、ウォールアクト20セットだぜ」

 

 『一真(君)みたいな人外と一夏君を一緒にしちゃダメだ(よ)!』

 

 「自分で人外だってのは認めてるが、他人、しかも自分の妻に言われるとかなり傷付くんですけど」

 

 私達が言うと一真君は落ち込んでしまった

 

 「なのは、結衣、すずか、束少し言いすぎだよ。一真、元気出して」

 

 「フェイト~今この場で俺の見方はお前だけだ~~」

 

 一真君はフェイトちゃんを抱きしめながらそう言い。ふと、フェイトちゃんの顔を見ると顔を赤くし私達に少し舌を出して私達を見ていた

 

 「(もしかしてフェイトちゃん、これを狙っていたの!?)」

 

 「はぁ~~~少し癒されたぜ。さて、なのは達はこれから練習の仕上げするんだろう?」

 

 「う、うん」

 

 一真君の問いに私は頷いて答えた

 

 「どんな事をするか知らないが、俺対5人の模擬戦にしないか?正直言ってまだ暴れ足りないんでな」

 

 苦笑い気味で一真君が私達に言う。私達は互いを見て頷くと一真君の提案を受け入れた

 

 

 

  なのは side end

 

 

 

 

   3人称 side

 

 

 陸戦場の空中で一真はなのは、フェイト、結衣、すずか、束の5人と対峙しようとしていた

 

 「ルールを確認するぞ。ルールはいつも通りどっちかが倒れたら終わ又は降参だと認めたらだいいな?」

 

 一真が5人に問うと5人は頷いた

 

 「それともう一つ・・・・今回は俺も・・・・それなりに本気で行かせてもらう」

 

 5人にそう言うと、一真は左手を後ろに引くと

 

 「解放、固定『雷の暴風』・・・掌握!〈疾風迅雷〉!」

 

 魔力の塊を自身の肉体に取り込み電撃を纏った。それと同時に両者の6人の間にカウントが表示されたディスプレイが現れる。一真の姿を見たなのは達は表情を引き締める

 

 「荒れるぜ、止めてみな!!」

 

 そして、カウントが零になると同時に

 

 

 「はぁああああっ!!」

 

 「やぁあああああっ!!」

 

 前衛であるフェイトと結衣が一真に突っ込んでいく。一真は二人の二段攻撃を躱すと反撃に移る為に動こうとしたら

 

 「アクセルシューター・・・シュート!」

 

 なのはの放った20個の魔力球、束の放った魔力弾、ソニックアローから放たれたすずかの魔力矢がそれを阻んできた

 

 「そらぁ!!」

 

 一真は魔力弾と魔力矢は躱し、魔力球は刀で全て叩き斬ると鞘を取り出し刀を納め居合いの構えを取る

 

 「(まず狙うは後方からだな)」

 

 そして、虚空瞬動で最初の標的であるなのはとの距離を一気に詰めると刀を抜刀したが

 

 「へぇ~~~今の速度に反応するかやるじゃねぇかフェイト」

 

 その一撃は両者の間に入ったフェイトにより防がれていた

 

 「今纏ってる雷状の魔力のおかげか?」

 

 「真・ソニックドライブ。前に使っていたソニックドライブの強化版だよ。今の私はソニックフォーム状態並みに速いよ」

 

 「見たいだな、〈疾風迅雷〉状態の俺の速さについてこれたのが証拠みたいだしな・・・だけど、スピードは同じでもパワーは俺の方が上なんだぜ。おらぁ!!」

 

 一真は右腕に力を込め、なのは諸共フェイトを弾き飛ばした。追撃を行うため動こうとしたら動けず、自身の体を見ると両足に氷の枷が巻かれていた

 

 「アイスバインド・・・・捕まえたよ一真君」

 

 「俺の気づくより早くバインドで捕まえるなんざやるじゃねぇかすずか」

 

 「皆の援護が主に私の役目だからね。今だよ皆!」

 

 「喰らいなさい一真、アブソリュートゼロ!」

 

 「エクセリオンバスター!」

 

 「トライデントスマッシャー!」

 

 「スターライトシャワー!」

 

 すずかの合図で結衣は冷気を宿した砲撃を、なのははディバインバスターの上位版である砲撃を、フェイトは電撃を纏った3つの砲撃を、束は12の砲撃を一真へと放つ

 

 「計17の砲撃か・・・・俺の障壁でもこの数は防げないな」

 

 『全部が全部高威力だからな、っで、どうするんだ?』

 

 「・・・迎え撃つ」

 

 ゼオンの返答に答えると一真は刀に魔力と闘気を込める

 

 「紅牙・・十字閃・滅破!!」

 

 一真は十字を描くように刀を振い紅い剣圧を飛ばし襲い来る17の魔砲にぶつけ一瞬で全ての砲撃を相殺した

 

 「クライマックスと行こうぜ!」

 

 両足に付いた氷の枷を壊すと一真は虚空瞬動でなのは、フェイト、結衣、束、すずかの順にそれぞれの背後に移動し蹴り飛ばし5人を1か所に集める

 

 「爆炎剣・竜巻斬り!」

 

 一真は刀に炎で出来た竜巻を纏わせ、振い、竜巻でなのは達を拘束する

 

 「どうするまだやるか?」

 

 竜巻に捉えられているなのは達に一真が尋ねると

 

 『・・・・降参です』

 

 5人はデバイスを納め一真に言った

 

 「はぁ~~~今回は行けると思ったんだけどな~~」

 

 BJを解除し陸戦所を見渡せる場所でなのは達は小休止を取っていた

 

 「はははは。そう言えば、明日のチームの組み合わせは決まったのか?」

 

 一真は笑うと、なのはに尋ねる

 

 「うん、ノーヴェが作ってくれたんだ」

 

 なのはは一真にチームの組み合わせ表を渡した

 

 「どれどれ?」

 

 紅組

 

 FA アインハルト、ノーヴェ、鈴、エステル

 GW フェイト、結衣、ヨシュア

 WB コロナ

 CG ティアナ

 FB キャロ

 

 青組

 

 FA スバル、ヴィヴィオ

 GW エリオ、リオ、一夏

 WG すずか、簪

 CG なのは、本音

 FB ルーテシア

 

 

 「綺麗に割り振られてるね」

 

 「そうだな・・・同じポジションが接戦になりそうだな」

 

 隣で一緒に組み合わせを見ていたフェイトが言うと、一真はそれに同意した

 

 「面白い試合になりそうだね~~」

 

 同じく組み合わせを見ていた束が言う

 

 「負けないよなのは、すずか」

 

 「私達だって負けないよ!ね、すずかちゃん?」

 

 「うん」

 

 こうして合宿1日目は終わった。余談だが、夕食を取り終えた一真は、何故かなのは達と一緒に風呂に入ることとなった

 

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