リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第05話

 

 

 

     一真 side

 

 

 「つまり、あのなのはとアルフは記憶をもとに闇の欠片って奴が生み出した幻で、お前、レヴィ、ディアーチェはなのは達のデータをもとに闇の残骸から生まれた存在って訳か」

 

 「はい」

 

 俺は追尾魔法を頼りにピンク髪の少女を追う中、シュテルに粒子にように消えたアルフの事、シュテル達の正体を教えて貰った

 

 「とは言え、外見は同じでも性格は違いますが」

 

 「それはお前らを見てれば解る」

 

 姿は同じでも前々性格が違うからな、シュテルはなのはと違ってかなりクール、レヴィはフェイトと違って裕奈と同じ元気最強で僕っ子、ディアーチェは何て言うかどこぞの金ぴかの王って感じだ

 

 「(使う魔法もほぼ同じ、髪形や髪色が同じだったら初見では絶対に間違えるだろうな)一つ聞いていいか?」

 

 「何でしょう?」

 

 「砕け得ぬ闇だったか?何でそれを手に入れたいんだ?」

 

 「・・・王曰く、砕け得ぬ闇を手に入れ、世界を再び闇に閉ざすっと言っていました。私やレヴィもその事には異論はありませんが。手に入れるよりもなのはと再び戦いたいと思う気持ちの方が強いのです」

 

 「へ~~」

 

 どうやらシュテルはシグナム並みのバトルマニアって所か?なのは限定みたいだが

 

 「・・・あなたは変わっていますね。普通なら今の話を聞いて私を倒そうと思うのが当然だと言うのに」

 

 「確かに今の話を聞いたら止めるのが筋だろうけど・・・生憎、俺は少し先の人間だからな、過去の事象についてはあまり関わるわけには行かない。お前らが本当に世界を闇に閉ざすならそれを止めるのはこの時代の奴らだ、俺じゃねぇ。それに、お前達はそんなことしないと思うからな」

 

 「何故そう思うんですか?」

 

 「何となくだ」

 

 笑って言うと

 

 「・・・貴方は本当に変わった人です」

 

 俺の言葉にシュテルは少しの間唖然としたが、直ぐに正気に戻り笑みを浮かべながら言った

 

 「へぇ~~」

 

 「何ですか?」

 

 「いや、素の状態でも可愛いけど、笑うと一段とまた可愛くなるな~と思ってな」

 

 俺が笑って言うと

 

 「からかうのは止めてください(今の胸の高鳴りは何だったんでしょう?)」

 

 少し顔を赤くしてそっぽを向いた

 

 「悪い悪い、謝るから拗ねないでくれ」

 

 俺はシュテルの頭を撫でながら謝った

 

 「(何故でしょう?とても癒されます)」

 

 何も言ってくれないのでどうやって機嫌を元に戻そうかと考えていると

 

 「マテリアルの一人か、それにもう一人は闇の欠片か?」

 

 「そう言えばはやてちゃんがマテリアルの一人がアースラから居なくなったから保護してって言ってたわ」

 

 欠片ではないヴィータとシャマルさんが現れた

 

 「シャマル、マテリアルの方任せた、あたしだと倒しちまう可能性があるからな」

 

 「任せて、闇の欠片の方はお願いねヴィータちゃん」

 

 「おうよ!」

 

 あの二人、特にヴィータは何かやる気満々だなおい。どうしたもんかと悩んでいると、ふと隣から悪感を感じた

 

 「よくも私の癒しの時間を妨げましたね」

 

 「あの~~シュテルさん?」

 

 シュテルは俺の話を聞かずRHに似た杖を呼び出し構える

 

 「湖の騎士、少しお話をしましょうか」

 

 「(何だこの異様なプレッシャーは!?)」

 

 俺がシュテルから発せられるプレッシャーに驚愕していると、シュテルはシャマルさんを連れて行った

 

 「無事に戻ってこいよシャマル。さて、ぶっ潰させて貰うぜ!うらぁあああ!!」

 

 唖然としていた俺だがヴィータの声で正気に戻り、ゼオンを起動させ鞘のさっきぽで槌を止めた

 

 「せっかちな奴だな、話を聞く気は無いってか?」

 

 「っは、欠片の話を聞いて何になるってんだ!それに今、少し機嫌が悪いんだよ!!」

 

 ヴィータは槌を力一杯振り、俺を吹き飛ばした

 

 『シュワルベフリーゲン』

 

 ヴィータは俺を吹き飛ばすと小さな鉄球を作り、打ち飛ばしてきた

 

 「(しょうがない、話を聞かない子供にお仕置きしてやるか!)」

 

 刀を鞘から抜刀し飛ばされてきた鉄球を斬るとヴィータに接近する

 

 『コメートフリーゲン』

 

 「行けぇー!!」

 

 ヴィータはさっきより大きめの鉄球を作ると同じように打ち飛ばしてきた。俺はそれを刀で八等分に斬り裂いた

 

 『ラケーテンフォルム』

 

 「ラケーテン・・ハンマー!!」

 

 「(相変わらずロマンあふれる武器だな)」

 

 槌からロケット噴射付きの槌に変わり。ブースターを点火して突っ込んでくる

 

 「ふぅ~~~」

 

 それに対し俺は腰を少し落とし、刀を水平に構え、足を一歩前に踏み出し槌についている突起目掛け

 

 「風牙・・絶咬!」

 

 渾身の突きを繰り出し、ヴィータの攻撃を防いだ

 

 「う、嘘だろう!?」

 

 「油断してていいのか?」

 

 俺は空いている左手を前に出し、魔力を収束、圧縮する

 

 「フレイムバースト!」

 

 そして、圧縮した魔力を一気に解放し、炎の砲撃を放った

 

 「うわぁっ!?」

 

 「(砲撃を放つ直前に障壁を張ってダメージを少し軽減させたか)」

 

 「このヤロー、これで終いにしてやる・・アイゼン!」

 

 『ギカントフォーム』

 

 「轟天・爆砕・・」

 

 槌の形状が変わり、巨大なハンマーに変えると、それを天高く伸ばし更に巨大化させた

 

 「ギガントシュラーク!!」

 

 そしてそれを俺目掛け振り下ろした

 

 「(斬ろうと思えば斬れるが、弁償代払わせられるかもしれないから却下だ。だとしたら)受け止めるしかないよな!」

 

 刀を鞘に納め、襲い来るハンマーを受け止めた

 

 「ぬぅううううううう!!」

 

 「ぶち抜けーーー!!」

 

 更に力を込めてきたよあいつ、だけどなぁ

 

 「こんなのに負ける俺じゃないんだよー!」

 

 腕に力を込め、少し押し返し

 

 「うらぁ!」

 

 ハンマーヘッドに拳を打ち付け打ち返した

 

 「はぁ~~!?」

 

 驚いているヴィータを余所に虚空瞬動で距離を詰めると、右手でヴィータの頭を掴む

 

 「こ、この離せ!」

 

 「誰が離すか!さぁ、お仕置きタイムだ」

 

 手に力を込めアイアンクローを放つ

 

 「いてぇ~~~~~~!?」

 

 

  ~一分後~

 

 「あう、あう、あう」

 

 一分間アイアンクローをやった俺はヴィータを解放した

 

 「これに懲りたら少しは話を聞くように」

 

 「うぅ~~解った、その、疑って悪かったな」

 

 アイアンクローをやりながら俺はヴィータに闇の欠片じゃないことを教え、更にピンク髪の女の子を追っていることを教えた

 

 「もういい、さてシュテルの方は」

 

 ヴィータからの謝罪を受け取った俺はシュテルの方に顔を向けると

 

 「ブラストファイヤー!」

 

 「きゃぁああああ!?」

 

 いまだシャマルさんと戦っていた。つーか今の砲撃少しシャマルさんに掠ってなかったか?よく見れば、服の所々が少し焦げてるような

 

 「何に怒ってるかは解らないけど、謝るからもう許してーー」

 

 「ディザスターヒート!!」

 

 「いやぁああああ!?」

 

 なお、シュテルのこのお話はあと数十分続いた

 

 「(シャマルさん、ご愁傷様)」

 

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