リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第08話

 

 

 

   一真 side

 

 

 「さてこれからどうしたもんかね」

 

 アミタとキリエから事情を聴いた過去のなのは達はU-Dを止め、二人に出来る限り協力すると約束し話を終えたのだが

 

 「じっとしてるってのは性に合わないんだよな~」

 

 することが無くどうしようかと悩んでいると

 

 「ならなのは達を手伝ってはどうでしょう?」

 

 「シュテル、お前どこ行ってたんだ?」

 

 さっきまで見当たらなかったシュテルが俺の隣に座って提案を出してきた。つーか、話しかけられるまで気が付かなかったなんて、気配を読む力鈍っちまったか

 

 「シュテルンだったら僕も行っていい?じっとしてるのつまんないから」

 

 すると、今度は反対側から話し声が聞こえそっちを向くと。フェイト似の僕娘がいた

 

 「たしか、レヴィだったか?お前いつのからここに居たんだ?」

 

 「ついさっきだよ。復活した所でシュテルンと会って、ここに連れてこられたんだ」

 

 レヴィの話を聞いて俺はシュテルがさっきまでいなかったことが解った。レヴィを迎えに行ってたんだな

 

 「駄目ですよレヴィ。暴れられてまた再起動になってはプランが崩れてしまいます。王が復活するまで私と共にここに居てください」

 「ぶぅ~~~」

 

 「(改めて見ると外見は似てても性格は全然違うな)」

 

 ぶくれているレヴィを見て俺は苦笑いをする。頭を撫でてしまった

 

 「ねぇ、何で僕の頭を撫でてるの?」

 

 「何、家の妹達となんか雰囲気が似てたからかな?いやだったか?」

 

 「嫌じゃないよ。君に撫でられてたら嫌な気分がどっか行っちゃった」

 

 「そうか・・・・じゃあ俺も行こうかね。何もしないのは俺のしょうに合わないからな」

 

 レヴィを撫でるのを止めると俺は立ち上がりクロノさんに事情を話した後、海鳴市に向かった。俺との会話の後、シュテル達と何か話してたみたいだが何を話してるんだ?

 

 

 「さぁ~~~て始めるか」

 

 海鳴の近くの海上に転移した俺は闇の欠片の掃除を始めるべく行動を開始ししようとした時

 

 「パパ!?」

 

 「ヴィヴィオさんのお父様!?」

 

 「カズ兄!?」

 

 「はい?」

 

 俺と同じ未来から来たであろう3人組が俺を見て驚いていた。つーか今、金髪の子、俺の事『パパ』って呼んでなかったか

 

 「パパ―!!」

 

 「待ってくださいヴィヴィオさん」

 

 「そうだヴィヴィオ落ち着け。アレが本物のカズ兄と言う保証は無い。もしかしたらさっき戦った俺達の偽物かも知れないんだぞ」

 

 金髪の子が俺に突進してきたが傍にいた二人がそれを止めた。てーか、パパてもしかしなくても俺の事!?

 

 「そうだった。でも、もしかしたら本物のパパかも知れないんですよ?」

 

 「それはそうかもしれないけど」

 

 「・・・・ならやることは一つですね」

 

 話し合いが終わったのか3人は俺の方を向き、拳と大剣を構えた

 

 『戦ってみれば解る』

 

 『カズマ、どうやらあの3人はお前と戦う気満々みたいだぞ』

 

 「見ればわかる。俺の事を知ってるみたいだからな、シュテルの言ってた闇の欠片ではないみたいだ。でもなぁ~~~」

 

 『何だ?そんなにあの金髪の子の言ったことが気になるのか?』

 

 「そりゃねぇパパって言われれば気にもなるだろう。・・・・仮に娘だとして、その娘に手を上げる父ってのはどうかと思ってな」

 

 どうすればいいか悩んでいると

 

 『一夏達に稽古を付ける感じで戦ったらどうだ?』

 

 「その手があったな」

 

 俺は腰に差している鞘から黒刀を抜き構える

 

 「来な!」

 

 「『行きます!』」

 

 俺が挑発すると、体中にタトゥーが刻まれた少し暗めの銀髪の子が突っ込んできた。俺の気のせいか声が二つ聞こえたような気が

 

 「でぇい!」

 

 「おっと(今は戦いもとい稽古に集中しないとな)」

 

 振り下ろされた大剣を体を半身だけ動かし避ける

 

 「この!」

 

 銀髪の子は大剣を素早く振い連続攻撃をしてくるが、それらをすべて紙一重で躱し続けていく

 

 「(いい太刀筋だ。良い師に教えられてるとみた)だけど・・・・」

 

 上段から振り下ろされた大剣の側面に裏拳を叩き込み弾き飛ばすとノーガードの腹部に膝蹴りを叩き込んだ

 

 「かはっ!」

 

 「まだまだ甘い」

 

 そして、追撃の掌底を顎に当て脳を揺らして暫くの間、戦闘不能にした

 

 「やぁああ!」

 

 銀髪の子を戦闘不可能にしたと同時に、金髪の子が背後から強襲してきたがサイドステップで強襲を躱し刀を横薙ぐに振う

 

 「えい!」

 

 躱すのが普通なのだがあろうことかその子は刃の部分を拳で受け止めたのである

 

 「刃の部分を思いっ切り殴るなんて、随分とまぁ無茶なことする奴だな」

 

 俺が苦笑いで言うと

 

 『同じことをやっているパパ/お前が言って言葉じゃないよ/だろ』

 

 自称娘と愛機に同じタイミングで同じことを言われた

 

 「いじけていいか?」

 

 少しナイーブになっていると

 

 「そこです!」

 

 薄翠髪の子が反対側から攻めてきたが俺の多重障壁を突破することが出来ず拳は途中で止まった

 

 「っく、同じ姿をしているだけあって能力も同じですか」

 

 「(あの銀髪の子と同じでこの二人も筋が良い)話も聞きたいからな、ここは圧倒させて貰うぜ、百烈桜華斬!」

 

 二人の攻撃を捌ききった後、直ぐに円を描くように刀を振い剣圧で出来た竜巻を放ち二人を同時に攻撃した。俺はこの一撃で終わると思っていたが

 

 「はぁ、はぁ」

 

 「な、何とか凌ぎきることが出来ました」

 

 「マジかよ」

 

 二人は俺の剣戟の嵐に耐えきった

 

 「ロック!」

 

 俺が驚いていると金髪の子が好機と見たのかバインドで俺を拘束した

 

 「『シルバーハンマー!』」

 

 「一閃必中!ディバインバスター!」

 

 バインドで動けない俺に戦闘不能から回復した銀髪の子と金髪の子の砲撃が襲い来る

 

 「おぉっ!斬岩剣・二連!」

 

 バインドを引きちぎった俺は刀に闘気と魔力を込め一刀のもと二つの砲撃を斬った

 

 「貰いました」

 

 薄翠髪の子が技を放ち終え隙のできた俺に突っ込んできた。いや、この目は最初からバインドを破り砲撃を防ぐと解っていた目だ

 

 「(まさか、バインドと砲撃は囮でこの子の放つ一撃がメインだったのか)」

 

 「覇王・・断空拳!」

 

 薄翠髪の子の拳が俺の腹部に入った。本当だったら多重障壁で防ぐんだが、それに頼りっぱなしってのはよくないのがU-Dとの戦闘で解ったので現在は張っていないので大ダメージを喰らう所だが

 

 「思いのこもった良い拳だ。だが、効かん!」

 

 その子の放った一撃は極限の闘気で練り上げた俺の鋼の肉体の限界を超える一撃まで達していなかった

 

 「そんな」

 

 「よそ見は厳禁だぜ」

 

 唖然としている少女に無詠唱魔法の射手を打撃と共に放ち吹き飛ばすと

 

 「バーナウ・ファー・ドラグ 来たれ虚空の雷、薙ぎ払え!『雷の斧』!」

 

 素早く斧を振り下ろすかのような雷撃を当て麻痺させ戦闘続行不可能にさせた

 

 「アインハルトさん!」

 

 「くそ、クリムゾンスマッシュ!」

 

 「龍王・・魔断斬り!」

 

 放たれた魔力刃を龍を模した砲撃で押し返しもう一度、銀髪の子を戦闘不能にする

 

 「トーマ!?」

 

 「残るはお前一人だが・・・どうする、まだやるか?」

 

 刀の切っ先を金髪の子に向け尋ねる

 

 「勿論、最後の最後まで諦めるなってパパに教えられてるもん」

 

 金髪の子は俺に言うと猛スピードで突っ込んできた。それに対し俺も空を蹴り突っ込む

 

 「(ここだ!)アクセルスマッシュ!」

 

 速さも加わったアッパーを体を横に半身焦らし躱し、更に一回転し金髪の子の背後に回り首筋に刃を近づけた

 

 「・・・・参りました」

 

 首筋に刃を近づけられた金髪の子は冷や汗を流しながら両手を上げ俺に降参した

 

 

 「それじゃあ情報交換と行こうか。知ってるみたいだけど言っておこう、俺は如月一真だ」

 

 数分後、ある程度まで回復した3人と話し合いを始める

 

 「えっと、如月ヴィヴィオです」

 

 「アインハルト・ストラトス。ヴィヴィオさんの親友です」

 

 「トーマ・アヴェニールです。それと、リア・・・ユニゾンしてこの場にはいませんが俺のパートナーの・・・」

 

 『リリィ・シュトロゼックです』

 

 「もう一人声が聞こえると思ったらユニゾンデバイスがいたのか。それなら声がもう一つ聞こえたのも納得だ。お前達は俺の事を知ってるみたいだが、俺はお前らのことを知らない。多分、さらに先の未来だろうな」

 

 「・・・言われてみれば、私の知ってるパパより少し小さい」

 

 俺の娘であるヴィヴィオが俺を見て言う、小さいって、これでも175はあるんだけどな

 

 「兎に角一緒に来てもらう、下手に動き回られると困るからな」

 

 俺の言葉に3人は頷くと、転移魔法を使い3人を連れてアースラへと戻った

 

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