リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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この話が書きたくて書き始めた番外編・・・・満足いく話かどうか解りませんが・・・自分の中では大満足の話です 

この話を読んで感想を頂けると幸いです

では、どうぞ!!


第12話

 

 

 

 

   一真 side

 

 「あ~~~疲れたぁ~~・・・・・それにしても久しぶりだな、俺がこんなに傷を負うってのは」

 

 偽俺を倒した俺は自分の体にある傷を見ながら呟いていると

 

 「パパ大丈夫!?」

 

 自称娘であるヴィヴィオが近づいてきて安否を聞いてきた

 

 「この程度なら問題ない」

 

 「で、でも凄い傷だよ。早くお医者さんに見て貰わないと」

 

 「問題ないって言ってるだろう?リインフォース」

 

 「な、何だ?」

 

 俺は近づいてきたリインフォースに話しかける

 

 「上着の内ポケットにある瓶を俺にくれ」

 

 「・・・これか?」

 

 「ああ、それだ」

 

 瓶を受け取った俺は中身の水を飲み、傷を一瞬で治した

 

 「さて、帰りますか・・・何だあれ?」

 

 傷を治し終えた俺はアースラに帰ろうとした時、黒い球体が目に入った

 

 「ねぇ、フェイトちゃん?あんなのここにあったっけ」

 

 「ごめんなのは、さっきの戦闘を見るのに夢中ではっきりとは覚えてないけど、なかったはずだよ」

 

 「って言うか、あれだんだん大きくなってねぇか?」

 

 ヴィータの言うとおり、俺達の目の前にある黒い球体は少しずつだが大きくなって行ってる

 

 「エイミィ、アレが何だが解るか?」

 

 『今調べてる所だからもうちょっと待って・・・・これは、散らばっていた闇の欠片が集まって来てる?』

 

 「何だと!?」

 

 「王様!闇の欠片が一つになるとどうなるんや!?」

 

 「そんなこと我が知るか!だが、微量の欠片とはいえ集まれば大いなる力となる。おそらくこの場にいる我等全員の中の記憶にあるもっとも強い存在が現れるのは間違いないだろう」

 

 「もっとも強い存在・・・まさか、ナハトヴァールが蘇ると言うのか」

 

 リインフォースの一言でなのは達の顔に動揺が広がる中、俺は何故かあのおっさんの顔が浮かび上がった

 

 「(確かに『造物主』は強いがあのおっさんはあいつとはまた違った強さだからな~~)」

 

 そんなことを考えていると、球体に亀裂が入り、どんどん広がって行く

 

 「何が出て来るか解らないが総員攻撃準備!球体が割れる前にアレを破壊する!」

 

 クロノさんの指示で俺以外の全員が魔力を練り始め

 

 「撃て!」

 

 クロノさんの合図で一斉に攻撃が放たれた

 

 「やったのか?」

 

 爆煙が巻き起こり、全員がやったのかと思っていると。爆煙の中から何かが飛び出し、俺達(スカートをはいている女性陣)を通り抜けた

 

 「・・・ふぇ!?」

 

 「え!?」

 

 「んな!?」

 

 一部の女性陣が何かを感じ取りスカートを抑え始めた

 

 「・・・無音脱がし&めくり術。いきなり攻撃してくるような子にはお仕置きだ」

 

 「っ!?(この声は)」

 

 聞き覚えのある声が聞こえ振り返ると、パンツを複数持った巨体の男がいた

 

 「おっさん!?」

 

 「ん?坊主じゃねぇか久しぶりだな」

 

 「パパ、知り合い?」

 

 「ん?まぁな、俺が知ってる中でも最強の部類に入るおっさんだ」

 

 「ん?坊主、お前いつの間に結婚したんだ?相手は誰だよ?姫子ちゃんか?裕奈ちゃんか?木乃香ちゃんか?それとも和美ちゃんか?誰なんだよ早く言え」

 

 おっさんがにやけた顔で俺に近づき話かけてくる

 

 「おっさんには関係ないだろう」

 

 「何言ってやがる、俺とお前の仲じゃねぇか早く教えろよ」

 

 「(相変わらず思春期の女の子みたいに人の恋愛ごとに突っ込んでくるおっさんだなおい)」

 

 闇の欠片とはいえどこも変わっていないおっさんに呆れつつも嬉しがっていると

 

 「ギガントハンマー!!」

 

 「うご!?」

 

 ヴィータが巨大なハンマーでおっさんを吹き飛ばした

 

 「何を話してるかは知らねぇが、パンツ返せこの変態野郎!!」

 

 スカートを抑えながらヴィータが赤面で吠えた。よく見ると、おっさんにパンツを取られた連中が血走った目でおっさんを睨んでいる

 

 「いてて、嬢ちゃん、俺は坊主と大事な話をしてるんだ、邪魔しないでくれねぇか?」

 

 「んなことはどうでもいい!早くパンツを返せ!!」

 

 「はぁ、しょうがねぇな~~~はぁあああ」

 

 おっさんが少しため息を吐いた後、仮面をかぶったヒーローのようなポーズを取り始めた

 

 「るあわかああああんぬ・・・そよッ風~~~♪爆風拳!!」

 

 ポーズを終えるとおっさんは高速で拳を振い始めた。すると

 

 「にゃ、にゃぁああああぁあ!?」

 

 「きゃぁああああああ!?」

 

 「いやぁああああああん!?」

 

 「周囲は風速100キロだが、対象者周辺はあくまでそよ風、ソフトタッチの!の安全使用!まさに男の子の夢を叶える風系究極奥義!!ワハハハハ、ほ~れほれ見えるぜ~~みえちゃうぜ~~~」

 

 暴風によりスカートをはいている女性人に甚大な被害が出始める

 

 「な、なんちゅう技や!?さっきの技もすごかったし、あの人に弟子入りすれば相手ン気づかれずに胸をもみ事も可能かもしれへん!」

 

 別の意味ではある奴には尊敬のまなざしでおっさんが見られていた

 

 「はぁ~~・・・ゼオン、俺以外の全員を強制的にアースラに転移させろ」

 

 『お前はどうするんだ?』

 

 「あのおっさんとさしで戦う。一回しか勝ったことが無くてな。今度こそ勝ってみせる」

 

 俺は拳を鳴らしながら言う

 

 『(こんな一真を見るのは初めてだな)解った』

 

 この場にいる全員の足元に転移魔方陣が展開され、俺とおっさんを残し、他の全員はアースラに転移した

 

 「いなくなりやがった・・楽しくなってきって言う所だってのに」

 

 「安心しな。別の意味で楽しくなるんだからよ」

 

 「そいつはまた楽しみだぜ♪」

 

 俺が拳を構えたことを見るとおっさんも笑みを浮かべて構えた

 

 「っへ」

 

 「っは」

 

 俺の魔力と闘気、おっさんの闘気がぶつかり風が吹き荒れる。そして、同時に繰り出された拳が互いの頬にヒットしたのを拍子に戦闘が始まった

 

 

 

    一真 side end

 

 

 

   3人称 side

 

 

 

 「バーナウ・ファー・ドラグ!光の精霊500柱、集い来たりて敵を射手!『魔法の射手・連弾光の500矢』!!」

 

 ラカンの拳により吹き飛ばされた一真は飛ばされながらも詠唱を唱え、体勢を立て直すと同時に500の魔法の矢をラカンに放った

 

 「ぬうん!!」

 

 ラカンが手を振り上げると巨大な衝撃波を巻き起こし500の矢を打ち消した

 

 「はぁ!」

 

 「ぬう!?」

 

 衝撃波で互いの姿が見えなくなったが、一真は魔法の射手を放った後、直ぐに虚空瞬動でラカンの背後に移動しており、ノーガードの脇に無詠唱『魔法の射手』を付与した肘打ちを繰り出した

 

 「っち、相変わらず堅い体だなおい、殴ったこっちほうが痺れちまったぜ」

 

 肘打ちを繰り出し後、すぐに距離を取った一真は打った肘を摩りながら言う

 

 「そう言う坊主も相変わらずの反応だな。最初に一撃、咄嗟に後ろに上がって威力を殺しただろう・・・・・さて、俺のウォーミングアップは済んだ・・・・ここからは本気でやろうぜ一真」

 

 いつものおちゃらけた表情から一転、真剣な表情になったラカン。ラカンから発せられる気の圧力により大気が震え始めた

 

 「ああ、そうだな。合成!」

 

 ラカンから発せられる気の圧力を肌で感じた一真は感卦法を発動する

 

 

 一方、アースラに飛ばされたなのは達は指令室で二人の戦いを見て偽一真との戦いを見ていた時よりも唖然としていたのだが、二人の会話を聞き更に驚愕した

 

 「あれでウォーミングアップってどんだけ凄いんねんあの人」

 

 はやての呟きに全員が首を縦に振る

 

 「一度手合わせをしてみたいものだな」

 

 「凄い、凄い!」

 

 ただ二人だけ、その言葉を戦いを見て笑みを浮かべたり、目を輝かせていた

 

 「う、嘘!?こんなのあり得ないよ!?」

 

 「どうしたんだエイミィ?」

 

 二人の試合をモニタリングしていたエイミィは出された数値に驚いた

 

 「あの二人から小規模だけど次元震の反応が出たんだ」

 

 「何だと!?」

 

 エイミィからの報告を受けたクロノはあり得ない表情でモニター越しから一真とラカンを見る

 

 

 

 「覇王彗星拳!」

 

 互いに本気をだした一真とラカン。先手を取ったのは一真で拳を突き出すと極太ビーム並の拳撃を飛ばす

 

 「ラカン適当に右パンチ!!」

 

 対しラカンは拳撃を飛ばし彗星拳を相殺した

 

 「適当って割には大した威力だなおい!」

 

 「ははは、お前の気の練が甘かったんじゃねぇか?つーか、この状況で話すなんて随分と余裕見たいだな」

 

 「それはそっちもだろうが!」

 

 彗星拳が打ち消されたと同時に二人は接近し殴り合いを始める。喋りながらも殴り合いをするあたり二人ともかなり余裕みたいだ

 

 「(少しギアを上げるか)うぉおおおおおお!!」

 

 「ちょ、ヘブブブブブ!?」

 

 一真はこのままじゃ拉致があかないと解ると、連打のスピードを更にあげラカンのスピードを上回り拳の嵐を喰らわせる

 

 「(ここがチャンス!)喰らえ、覇王衝破拳!!」

 

 一瞬の隙を見つけた一真は内部と外部を同時に攻撃する衝破拳を放ち、ラカンを海面に殴り飛ばした

 

 「俺と最後にやった時よりも威力が上がってるじゃねぇか。どうやら異世界でも戦ってた見たいだな」

 

 「感卦法を使った状態での衝破拳喰らって無傷って軽くへこむぜ・・・・つーか、おっさんがここが異世界だってことに気づいてたのには驚きだ」

 

 「そりゃ気づくさ。ナギやエヴァとは違った魔力をさっきの嬢ちゃん達から感じたしな。それに作り物の身体無しでいられる時点で気づく」

 

 「勘が鋭いのは変わらずか」

 

 「お前の直観よりは劣るけどな。まぁ、話はここまでにして続きと行こうぜ!」

 

 ラカンは水面を蹴ると一瞬で一真との間合いを詰め

 

 「ラカンWパンチ!」

 

 「羅漢萬烈拳!」

 

 「ぐぅっ!」

 

 超高速の拳の連打を咄嗟に腕でガードしたがあまりの威力に一真は吹き飛ばされてしまった

 

 「羅漢大暴投!」

 

 ラカンは殴り飛ばした一真の背後に移動すると無造作に掴みあげ空高くほうり上げると謎のポーズをとった後

 

 「エターナル・ネギフィーバー!!」

 

 全身からエネルギー波を放った

 

 「ちぃ・・・機神拳・七条大槍!」

 

 一真は手を後ろに構えると、一真の両手がブレ、ビームのような拳撃を七発放ち、ラカンの放ったエネルギー波を打ち消した

 

 「おいおい、そりゃあガトウやタカミチの技じゃねぇか」

 

 「俺の場合はポケットに手を入れなくても撃てるけどな。まぁ、その分習得するのに時間が掛かったけど・・・な!」

 

 一真の右手が再びぶれると極太ビームの拳撃が放たれる

 

 「ふん!」

 

 だが、ラカンはあろうことかその拳撃を右手から放たれた拳圧で相殺した

 

 「タカミチやガトウのに比べるとまだまだ粗いぜ」

 

 「んなことは放ってる俺が一番解ってるさ!でもよぉ・・・」

 

 一真は影分身を使い、自身の数を10体に増やす

 

『一発では無理でも無数ならどうだ!千条閃鏃機神拳!』

 

 再び一真達の両手がブレると数十本もの無数の極太ビームの拳撃がラカンに向け放たれた

 

 「げっ!?さすがにこれはやばいな・・・気合防御!!うぼわぁー!!」

 

 全ての拳撃がラカンにヒットし変な叫び声を上げる

 

 『今度はこいつだ!覇王流星拳!』

 

 10人の一真の拳から放たれる無数の拳撃がラカンに襲いかかる

 

 「しゃらくせぇ!!」

 

 ラカンは自身のアーティファクトで剣を二振り作ると高速で振り回し無数の拳撃を捌いていき、合間を縫っては剣を投擲する。そんな攻防が数分続き、ラカンはやっと本体以外の分身を倒した

 

 「なぁおっさん、そろそろ決着といかねぇか?」

 

 「良いぜ、どうやら俺がここに居られるのも時間の問題みたいだからよ」

 

 「え?」

 

 ラカンの言葉に疑問を感じた一真はラカンの身体をよく見ると、微量だが光の粒子が飛び散っていた

 

 「ド派手のパワー勝負と行こうぜ一真!」

 

 一真に告げるとラカンは気を拳に集中し始めた

 

 「っへ、望むところだ!」

 

 一真も魔力と気を拳に集め始める

 

 

 「ラカン・・・インッ・・パクトォ!!」

 

 「オメガ・・・ストライク!!」

 

 同時に突き出された拳からなのはのSRB以上の威力を持つエネルギーが放たれ中央で衝突する

 

 「ぬぅおおおおおおお!!」

 

 「おぉおおおおおおおお!!」

 

 二人は互いの一撃を打ち消そうと更に力を籠めていく

 

 「(例え夢でもいい。一瞬、一瞬だけでもいい!)俺の肉体よ、闘気よ、魔力よ限界を超えろーーー!!」

 

 一真は叫び声と共に込められた力がラカンの気を少しずつ押し返し始めた

 

 「何!?おぉおおおおお!」

 

 自分の気が押し返されはずめたことに気づいたラカンは驚くと更に力を籠めるが一真の一項に前に進まないでいた

 

 「(いまだ!)うわぁあああああああ!!」

 

 好機だと直観で解った一真は残っていた力の全てを解き放ち完全にラカンの一撃を押し返し、ラカンをエネルギーの奔流の中に閉じこめた

 

 「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 エネルギーのぶつかり合いが終わり、一真は肩で息をしながら水面に浮かんでいるラカンに少しずつ近づいて行く

 

 「あ~~あ、負けちまったか」

 

 「嘘つくなよ、まだまだやれそうな表情してるぜ」

 

 「まぁ、確かにやれねぇことはねぇが・・・・この身体は限界みたいだ。これで11戦9勝2敗だな」

 

 ラカンはこれまでの戦闘成績を言う

 

 「いや、11戦1勝10敗1引き分けだ。夢でのアンタに勝ったって嬉しくもなんともねぇ。今度生身であった時に2勝にしてみせる」

 

 「お前がそう言うならそうしておくか。一真、楽しかったぜ」

 

 ラカンが笑って言うと

 

 「俺もだよおっさん」

 

 一真も笑って答えた

 

 「じゃあまたな」

 

 それを言うと、ラカンは体は光の粒子となって消えた

 

 「ああ、またなおっさん」

 

 『引き分けたのに楽しそうだな一真』

 

 「気のせいだ。それよりゼオン、もう限界だ・・・後は任せた」

 

 ゼオンに告げると一真は意識を失い海に倒れ浮かんだ。その後、サーチャーで一真が海に倒れている映像を見たアースラの魔導師一同は急ぎで一真の回収に向かった

 




最後の一真とラカンの技の激突はDBZの悟飯とセルのかめはめ波シーンだと思ってください
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