リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第08話

    

 

 

 

   フェイト side

 

 五年前に私を助けてくれた男の子と同じ魔法を如月が使ったことに私は驚いていた

 

 「(そう言えばあの男の子に貰ったお守りの事も知ってるみたいだし。もしかして、如月が5年前に私を助けてくれた男の子?)」

 

 「っふ、援軍かと思ったが・・・魔力の低いただの子供一人とはな」

 

 アレハンドロが如月を見て言った

 

 「・・・・・・・」

 

 如月は何も言わずポケットに手を入れてアレハンドロを見ている

 

 「少年よ、私の目的は君の後ろにいる少女達だ。引いてくれれば君には危害を加えな・・ぷるぁあああああ!?」

 

 「「「「「え?」」」」」

 

 アレハンドロが最後までいう前に後ろに吹き飛んだ

 

 「き、貴様!?一体何をし・・・がぁ!?」

 

 立ち上がったアレハンドロが如月に問いただそうとしたがまた吹き飛んだ

 

 「俺が何をしてるかだって?見て解らないか、お前を殴ってるんだよ」

 

 「殴っているだと!?馬鹿なことを言うな!相手に近づかずに殴ることが出来る・・・・ごぉ!?」

 

 「ぎゃぁぎゃぁ、うるせぇンだよ演説か」

 

 「・・・・・なぁ、フェイトちゃん」

 

 はやてが私に話しかけてきた

 

 「何・・はやて?」

 

 「如月君がなにやっとるんか解る?」

 

 「・・・・私にも解らない」

 

 はやての顔を見ると唖然としていた。すずかやアリサ、なのはも同じような顔をしていた、きっと私も同じような顔をしているんだろうなと思っていると

 

 「俺の罪は・・・二つ」

 

 すると、如月がここにいる全員に聞かせるかのように喋りだした

 

 「一つは決断が遅かったこと。それにより、大事な友を傷つかせることとなった。・・・・そして、二つ目は・・・本心を偽っていたことだ」

 

 如月はまるで神様に許しを請うかのような口調で喋っていた

 

 「俺は・・・自分の罪を数えた。今度は・・・お前の番だ」

 

 『リミッター解除』

 

 如月の付けている指輪から声が発せられると、如月を中心に風が吹き荒れる

 

 「なんやこの風は!?」

 

 「如月の魔力が急に上がった!?もしかしてこの風は如月の魔力が漏れて怒っている現象!?もしそうだったとしたらなんて膨大な魔力!?」

 

 「な、なんだこの魔力は!?」

 

 「ゼオン!」

 

 『start up!!』

 

 そして、如月が光に包まれた。そして、光が止むとBJを纏った如月がその場に立っていた

 

 「さぁ・・・・」

 

 如月は左手をアレハンドロ達に向けると

 

 「お前の罪を・・・・数えろ!!」

 

 静かに、だが力強い言葉が結界内に響いた

 

 

 

   フェイト side end

 

 

 

 

 

 

    3人称 side

 

 

 「私の罪を数えろ?・・・・・・ははは、面白いことを言う。だが・・・そんなものあり過ぎて覚えてなどいない!!」

 

 そう言い、アレハンドロは杖を一真に向けて砲撃を放つ

 

 「・・・・・・」

 

 一真は何もせず、それを喰らった

 

 「ふ、ふははははは・・・・私が最初に倒した王允刃と同じだな。ただただ魔力が多いだけで大したことが無い」

 

 アレハンドロが笑みを浮かべていると

 

 「相手が倒れているかも確認せずもう勝者気取りか・・・・3流以下だなお前」

 

 「!?」

 

 アレハンドロが後ろを振り向くと傷一つついていない一真が立っていた

 

 「千刃黒耀剣」

 

 そう呟くと同時に一真に周りに無数の黒剣が現れ、その剣すべてがアレハンドロに襲いかかった

 

 「あぁああああああああ!?」

 

 無数の剣がアレハンドロを斬り裂き、血を流させる

 

 「らぁ!」

 

 地面に膝をついたアレハンドロに回し蹴りを繰り出し、遠くへ蹴り飛ばす。アレハンドロは何回か地面をバウンドしたのち体勢を整えると持っていたジュエルシードで傷をいやした

 

 「はぁ、はぁ・・・・・」

 

 「おいおい、たった一発の蹴りでグロッキーか?」

 

 瞬動を使いアレハンドロの目の前に移動した一真は膝を震わしているアレハンドロを見る

 

 「だ、黙れ!!」

 

 一真の言葉に憤怒したアレハンドロは杖を振い一真に攻撃したが、一真は後ろに少し下がり攻撃を避けると

 

 「せい!!」

 

 「ぬぅ!?」

 

 前蹴りを繰り出しアレハンドロを宙に蹴り飛ばす

 

 「す、すごい」

 

 「なんやあの強さは」

 

 フェイト達は一真の強さに驚いていた

 

 「まさか、一真も魔導師だったなんてな。驚きだ」

 

 声のする方に振り向くと、隼人がやってきた

 

 「隼人君!」

 

 「隼人!あんた来るのが遅いわよ!!」

 

 「これでも急いできたつもりなんだが。まぁいい」

 

 隼人はため息を吐くと、一真の戦いを見始めた

 

 

 

 「おい、これで終わりなわけないだろう?」

 

 一真はアレハンドロと同じ高さまでくると問うた

 

 「ええい、ガキが舐めおって」

 

 アレハンドロは口に付いた傷を袖で拭きとるとジュエルシードをもう一つ懐から取り出し願う

 

 「ジュエルシードよ、この私にさらなる力をよこすのだ!!」

 

 ジュエルシードが輝き、アレハンドロはさらなる力を得た

 

 「力が・・・力がみなぎってくる!!ははは、この力さえあれば貴様など・・・う、ごは!?」

 

 それと同時にアレハンドロは口から血を吐いた

 

 「体の限界が訪れたみたいだな」

 

 「な、何?」

 

 「その欠片から得た魔力にあんたの肉体が付いていけてないのさ。『薬も過ぎれば毒となる』・・まさに今のあんただ」

 

 「・・・・限界だと?私に、限界などない!!」

 

 そういい、アレハンドロは杖の先端に魔力刃を形成し一真に斬りかかるが

 

 「・・・・・」

 

 その魔力刃はたった一振りの剣戟で粉々にされた。唖然としているアレハンドロを余所に一真はそのまま刀を振るいアレハンドロを斬る

 

 「がは!私は、私はこんな所で終わるわけにはいかないのだ。私の、我らコーナー一族の野望を果たすためにこんなところで負けるわけにはいかないのだ!!」

 

 「はぁ~~もういい、お前の御託は聞き飽きた」

 

 一真は刀を正眼で構える

 

 「九頭龍閃」

 

 虚空瞬動を使い突撃し、そのまま剣術の基本である9つをほぼ同時に攻撃しアレハンドロを通り過ぎた

 

 「あ、ああああ」

 

 「ふぅ~~~」

 

 刀を鞘に納め、気を失い地面に落ちていくアレハンドロをキャッチした一真はゆっくり地面に降りた

 

 

 

 

  3人称 side end

 

 

 

  一真 side

 

 

 高町達を襲っていた魔導師を倒したことを確認すると

 

 「おい、いつまでそこで見ているつもりだ?さっさと出て来い」

 

 木々の後ろにいる奴に声をかけた

 

 「・・・気づいていたのですか?」

 

 すると、木々の後ろから薄紫髪の青年が出てきた

 

 「何者だ?」

 

 俺が尋ねると

 

 「僕はリバイバル。彼の協力者です」

 

 「協力者ってことはこいつを助けに来たってことか」

 

 「いいえ、協力者と言っても僕達にとって彼は捨て駒みたいなものですからね。僕がここに来た理由はジュエルシードを回収するためなんですが、分が悪いのでここで失礼させてもらいます」

  

「逃がすと思うのか?」

 

 瞬動で距離を詰めた俺は刀を振いリバイバルに攻撃したが、それは空を切った

 

 「逃がしますよ」

 

 何時の間にか空に浮かんでいたリバイバルは少し笑って言う

 

 「その自信はどこからくるんだ?」

 

 「それは秘密です。ではまたどこかでお会いしょう」

 

 そう言うとリバイバルは転移魔法でこの場から居なくなった

 

 『道化師見たいなやつだな』

 

 「だな・ああいうタイプは嫌いだ。なんていうか馬が合いそうにねぇ」

 

 俺は防護服を解き、ゼオンを待機状態に戻すと高町たちに近寄る

 

 「大丈夫だったか?」

 

 安否を聞くと

 

 「如月君のお蔭でな」

 

 「あんたやるわね」

 

 「ありがとう如月君」

 

 「そいつは良かった。ほれ」

 

 俺は拾っておいた宝石を高町に投げ渡した

 

 「よく解らねぇが、お前たちの物なんだろう?ちゃんと管理しとけ」

 

 「そんな事、私達に言われてもなぁ」

 

 俺の言葉に八神が苦笑いで答えた

 

 「じゃあ、俺は帰るぜ」

 

 「「待って!」」

 

 帰ろうとしたら高町とハラオウンが声をかけてきた

 

 「・・・・何だ二人とも?」

 

 「如月君に聞きたいことがあるの」

 

 「私も」

 

 「俺に?・・・・・何をだ?」

 

 「9年前。如月君にチョコを渡した公園で泣いていた私を勇気づけてくれ、このネックレスを渡してくれたのは如月君なの?」

 

 「私は5年前・・ジュエルシードで暴走した狼から私を守ってくれたのは如月なんだよね?そして、お守り代わりにこの指輪をくれたのも如月なんだよね?」

 

 「・・・・・・・」

 

 「「答えて!!」」

 

 二人が声を荒げて言った

 

 「9年前と5年前。確かに俺は二人の女の子にネックレスと指輪を渡した。お守り代わりだと言ってな」

 

 

 「じゃあ・・やっぱり」

 

 「まぁ、そう言うことになるんだろうな」

 

 そういい、俺は二人にに近づきネックレスと指輪に触れる

 

 「正直言ってまだ持っていたことには驚いた。防御機能が停止していることにはもっと驚いたけどな・・・・どんだけ無茶してるんだお前ら?」

 

 少し笑って言うと

 

 「・・・・・どうして、会ったとき何も言ってくれなかったの?」

 

 「覚えてないと思ったからかな?」

 

 「あ~~~~~~そのなんだ。感動的な再会?の場面を邪魔したくはないんだが。ちょっといいか?」

 

 「うん?」

 

 振り向くと、見知らぬ男が立っていた

 

 「時空管理局所属クロノ・ハラオウンだ。話を聞きたいんだが一緒に来てもらってもいいかい?」

 

 「・・・まだ、やらなきゃいけないことがあるんで勘弁してもらえません(正直言ってこれ以上の面倒ごとはごめんだ)」

 

 「なら、家ならどうかな?」

 

 ハラオウンが提案してきた

 

 「如月の家は私の住んでいるマンションから近いんでしょう?だったら家で話そう。クロノも今日は休みだしね」

 

 「ふむ、僕は構わないが。君はそれでいいかい?」

 

 「それでいいっすよ。そんじゃあまたあとで」

 

 俺は転移魔法を使い家へと転移した

 

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