リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第10話

 

 

 

 

 一真 side

 

 

 俺が魔導師だと教えた翌日

 

 「・・・・・どうやって渡すかね?」

 

 本日はホワイトデーであり、俺はどうやってなのは達にこれを渡そうか悩んでいた

 

 『いや、普通に渡せばいいんじゃないのか?』

 

 「それが妥当か」

 

 ゼオンに言われ、俺は大きな包みを四つ鞄の中に入れた

 

 「そんじゃあ、渡しに行きますか」

 

 立ち上がり玄関に向かうと

 

 「あれ?お兄ちゃん出かけるの?」

 

 桜が俺に声をかけてきた

 

 「ああ、ちょっと野暮用にな。留守番任せたぞ」

 

 桜にそういい、俺は家を出た。最初はやっぱりハラオウンの家かね?近いから

 

 

 俺はハラオウン家に向かい、ベルを鳴らした

 

 「は~~~い、どちら様・・・あら、一真君じゃない。どうしたのかしら?」

 

 ドアが開きリンディさんが出てきた

 

 「フェイトはいますか?」

 

 そう尋ねると

 

 「フェイトなら翠屋にいるわよ。昨日出来なかったお茶会をするんだって今朝言っていたから」

 

 「そうですか。ありがとうございます」

 

 俺はリンディさんにお礼を言い、翠屋というところに向かおうとしたが

 

 「・・・・・どこにあるんだ・・・その店?」

 

 店の場所が解らず、リンディさんに場所を教えてもらった

 

 

 

 

 

   一真 side end

 

 

 

 

   なのは side

 

 

 私、フェイトちゃん、はやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんそれに隼人君も加え昨日出来なかったお茶会を翠屋で行っている

 

 「それにしても一真君が魔導師やったなんてな~~~。ほんま驚いたで」

 

 「そうだね」

 

 私たちはテーブルに座って話しており、隼人君はカウンターで紅茶を飲みながら話を聞いていた

 

 「昨日見た感じ・・・・一真は俺やフェイトと同じ高機動型。だが、パワー、スピード共に俺達より上だ」

 

 「私達にとっては二人とも速すぎて見えないんだけどね」

 

 「アリサちゃんはヴィータちゃんと同じパワータイプだもんね」

 

 「悪かったわねパワー馬鹿で」

 

 すずかちゃん言葉にアリサちゃんが拗ねてしまいそっぽを向いた

 

 「そういえば、今日はホワイトデーだったよね?アリサちゃんはもう隼人君から貰ったの?」

 

 「「ぶっ!?」

 

 すずかちゃんの言葉を聞いて二人が飲んでいたお茶を吹き出しそうになった

 

 「な、な、なんてこというのよすずか。そ、そんなこと言えるわけないじゃない!?」

 

 「ごほごほ」

 

 アリサちゃんは顔を赤くしてすずかちゃんに詰めより、隼人君は飲んでいたお茶で咽ていた

 

 「でも、二人とも付き合ってるんでしょう?教えるくらい恥ずかしがることないと思うんだけどな~~」

 

 「せやせや」

 

 すずかちゃんの言葉にはやてちゃんも頷いた

 

 「そ、そういうあんた達は如月から貰ったの?」

 

 話を逸らそうとアリサちゃんが私たちに聞いてきた

 

 「貰っとるわけないやろ?何で今年に限ってホワイトデーが休日何や?」

 

 「仕方ないよはやて。そんな時もあるって」

 

 フェイトちゃんがはやてちゃんを慰めてる?と、お店のドアが開いた

 

 「なのはー、お母さん今ちょっと手が離せないの、悪いんだけど接客お願いしてもいいかしら?」

 

 「うん」

 

 お母さんに頼まれて正面口に向かった

 

 「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?って、一真君?」

 

 「よう」

 

 そこには普段着で鞄を持った一真君がいた

 

 

 

 

 

   なのは side end

 

 

 

 

 

   一真 side

 

 

 リンディさんに教えてもらった地図を頼りに翠屋を探すこと15分

 

 「え~~と・・・うん、ここで間違いないな」

 

 俺はようやく目的の場所にたどり着いた。ドアノブに手をかけドアを開け中に入ったのはいいが、誰も来なかった。待つこと数分

 

 「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?って、一真君?」

 

 「よう」

 

 なのはが接客として現れた 

 

 「どうしたの一体?」

 

 なのはが聞いてきたので

 

 「何、ちょっとお前たちに用があってな」

 

 「?」

 

 「取りあえず、席に案内してくれるか?」

 

 「う、うん。こっちだよ」

 

 なのはに案内され、俺はフェイト達が座っている席までやってきた

 

 「あれ、一真?」

 

 「一真君?」

 

 「どないしたんや?」

 

 「4人に渡すものがあってな」

 

 俺は鞄をテーブルに置き、クッキーの入った袋と小さめの箱を四つ取り出した

 

 「ほい、バレンタインのお返しだ」

 

 俺は4人の名前が書かれた箱をそれぞれに渡した

 

 「まぁ、クッキーはおまけみたいなもんだ。メインはその箱の中身だ。そんじゃあ、俺はこれで」

 

 「え?もう帰っちゃうの?」

 

 「それを渡すために来たようなもんだ。じゃあ、また明日な」

 

 俺は6人に手を振り、翠屋から出て行った

 

 

 

 

 

   一真 side end

 

 

 

 

 

   なのは side

 

 

 「行っちゃったね」

 

 「うん」

 

 「ともかく、箱開けてみよか」

 

 「そうだね」

 

 一真君がお店から出て行ったあと、私、フェイトちゃん、はやてちゃん、すずかちゃんは一真君から貰った箱を開けた。そこには

 

 「わぁ」

 

 「すごい」

 

 「きれいやな~~」

 

 「うん」

 

 アクセサリーが入っていた。私のは星の形をしたネックレスで、フェイトちゃんのは雷の形をしたペンダント、はやてちゃんのは、はやてちゃんの持っているデバイスの待機状態と同じ形をしたヘアピン、すずかちゃんのは三日月の形をしたネックレスが入っていた

 

 「うん?手紙が入ってるみたいだね」

 

 隼人君が箱の中に入っていた手紙を見つけた。私たちはそれを開き読んでみると

 

 『この手紙を見てるってことはプレゼントを見たってことだな?それはバレンタインのお返しだ。手作りだから所々雑なんだが、感謝の意味を込めて作らせてもらった。気に入ってくれるとあるがたい                  一真より』

 

 「所々雑って・・・・そこらへんに売られている物よりいい出来じゃない」

 

 アリサちゃんが手紙を見た後、私たちのプレゼントを見て言った

 

 「手先が器用なんだな一真は。俺は絶対にこんなもの作れる自信が無い」

 

 隼人君は一真君がアクセサリーを作れたことに驚いていた

 

 「ほら!ぼーっとしてないで付けてみなさいよ」

 

 「「「「う、うん」」」」

 

 アリサちゃんに言われ、私達は早速アクセサリーを付けた

 

 「どうかな?」

 

 「全員似合ってるわよ。ね、隼人?」

 

 「ああ」

 

 「えへへ」

 

 「あ、ありがとう」

 

 「うれしいわ」

 

 「うふふふ」

 

 私たちはうれしくて笑った

 

 「もしこれを一真が言ったらもっと嬉しくなるんだろうな」

 

 「「「「//////」」」」

 

 隼人君の言葉を聞き、私たちは顔を赤くした

 

 「昨日のやり取りでそうなんじゃないとは思ってたけど。まさか、4人とも如月に惚れるなんてね~」

 

 アリサちゃんがにやにやしながら私達を見る

 

 「や、やっぱり、フェイトちゃん達も一真君のこと」

 

 「う、うん。最初はこんな気持ちじゃなかったんだけど、助けてくれた時の事と昨日の事件で・・・その・・・す、好きになっちゃった」

 

 「わ、私も同じや」

 

 「わ、私もかな」

 

 ううう~~・・・・ライバルが増えたの!それは、私も同じだし。フェイトちゃん達にも幸せになって欲しい。でも、でもこれだけは

 

 「フェイトちゃん、はやてちゃん、すずかちゃん。私、負けないからね!!」

 

 私には3人にそう宣言すると

 

 「わ、私だって負けないよ!」

 

 「私もや!こればっかりは譲れへん!!」

 

 「わ、私も!!」

 

 「アリサ。今後、一真はどうなると思う?」

 

 「さぁ、神のみぞ知るって所じゃないかしら?」

 

 アリサちゃん達が何か言ってたけど、何も聞こえない!兎に角、一真君の将来のパートナーになるのは絶対に私なの!!

 

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