リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
「おらぁああああ!!」
嘱託魔導師試験から数日後、俺は疲れた体を休めるために別荘に来ており。2日間別荘でのんびりした後、食材確保のためにグルメアイランドに来ていた。グルメアイランドとはその名の通りアニメ『トリコ』に出てくる動物たちが住んでいる領域だ。家の食材は殆どがここで仕入れている。後一つ、スピリット界と呼んでいるバトルスピリットの生き物達がいる世界もある。俺の召喚獣ライジング・アポロ、ライト・ブレイドラ、他にもあと数体いるが全員そこで仲間にした。普段はスピリット界でのんびり暮らしている
「GAAAAAAA!!」
「いい加減倒されろ!!このワニ野郎が!!」
俺は剣を構え突進し
「九頭竜閃!!」
九つの斬撃を一瞬で打ち込み、対峙していたガララワニ(300歳)を倒し、捕獲した
「次は米の補充だな」
俺は捕獲したガララワニを軽くノッキングした後ゲートの近くに転送させ、次の食材確保に向かった
一真 side end
フェイト side
「はぁ、なかなかうまくいかないな」
私はここ数日、前に一真が使っていた瞬動の練習をやっているんだけど上手くいかないでいた
「あれを覚えればもっと戦いが楽になるんだけどな。私には無理なのかな?」
私が半ば諦めていると
『サー』
BDが私に話しかけてきた
『サー、一真殿に教えてもらってはどうでしょうか?独学で習得するのもいいですが、教えてもらったほうが効率がいいかと』
「・・・そうだね。一真に教えてもらおう」
BDにそう言われた私は義母さんに一真の家に行ってくると言った後、一真の家に向かった。こういう時、家が近いと便利と思ったのは初めてかな
「あれ、すずか?」
私が一真の家の前まで来ると、すずかがベルを押そうとしていた
「フェイトちゃん?どうしたの?」
「私は一真に用があって。そういうすずかは?」
「私はクッキーを作り過ぎちゃったから、おすそ分けに来たんだ。この間のはさすがにショックだったから。少しでも上手くなろうかなって思って」
すずかがそう言うと、私は一真の料理の腕を思い出した。確かにあの美味しさにはショックを受けた
「(私ももっと練習しようかな?将来の為に)」
「フェイトちゃん?どうしたのぼーっとして?」
「な、なんでもないよ。そ、それじゃあ、押すね」
ベルを押し、暫く待っていると
「は~~い、どちら様ですか?」
ドアが開き桜が出てきた
「ほぇ?フェイトさんにすずかさん?どうしたんですか?」
「え~~と、一真君いるかな?」
「お兄ちゃんですか?お兄ちゃんなら今出かけてますよ」
「そ、そうなんだ」
出かけていると知らされ私とすずかは少しがっかりしてしまった
「あの~~一つ聞きたいんですけど。もしかしてフェイトさん達ってお兄ちゃんが魔法使いだってこと知ってるんですか?」
「え、う、うん。私は一応魔導師だから」
「私は前になのはちゃん達に教えてもらってるから知ってるよ。でも、それがどうかしたの?」
「・・・・・知ってるなら教えてもいいかな」
「「え?」」
私たちは桜の言ったことが聞こえなかった
「上がってください」
「「お、お邪魔します」」
「あ!それと、靴は持って来てくださいね」
桜に言われ、不思議に思いながらも言われた通りに靴を持って家に上がった。私達は桜にの後に続き、ある部屋に入ると
「うわぁ・・・」
「すごい」
その部屋には大きなフラスコの模型があり、床には魔法陣が描かれていた
「その魔法陣に乗ってください。それじゃあ」
そう言い、桜は部屋から出て行った
「・・・どうしようか?」
「どうしようって・・・・・取りあえず、乗ろう」
すずかに聞かれ、私は言われた通り魔法陣の上に乗ると魔法陣が光、気が付くと
「え?」
南国の島にいた
「え?え?ここ何処?」
私が辺りを見回していると
「フェイトちゃん」
すずかもやってきた
「ここって一体?」
「解らない。気が付いたら此処にいたし」
「・・・あれ?よく見たらここ、あの模型の中に似てる」
「そう言われてみれば・・・確かに似てるね」
「取りあえず歩いてみよう。もしかしたら誰かいるかもしれないし」
「そうだね」
「うわぁ~~~」
「綺麗な海だね」
暫く歩いていると海が見え、私達は取りあえず一休みすることにした
「ここって無人島なのかな?人が誰もいないみたいだけど」
『サー!何かが来ます!!』
BDがそう言うと、上から巨大なワニが落ちてきた
「バルディッシュ!!」
「スノーホワイト!」
私達は直ぐにデバイスを起動にいつでも動けるよう準備をしていると、ワニはその巨大な口を開きながら私達に跳びかかってきた。私はすずかを抱えその場から移動した。ワニは私達を逃がすまいと尻尾を振って攻撃してきた。私達は障壁を張ってそれを防いだが、一瞬で破られ、海まで飛ばされた
「す、すずか、だ、大丈夫?」
「う、うん、フェイトちゃんこそ大丈夫?」
「何とか」
私達は反撃しようと立ち上がろうとしたが力が入らず立ち上がること出来なかった
「・・・・・・」
ワニはゆっくりとした足取りで私達に一歩一歩近づいてきた
「はぁ、はぁ、はぁ」
私は自分が死ぬと言うビジョンを浮かび上がり体を震わす。すずか同様で体を震わせていた。ワニが私たちの所にたどり着き、口を開けて私達を食べようとした時
「がぁあああああ!?」
空から斧槍が落ちてきて巨大なワニを貫いた
「「え?」」
私達が驚いていると
「解放!」
斧槍から電気が発せられ、ワニはそのまま気を失った
「ようやく捕まえたぜ。まったく、手間かけさせるんじゃねぇよ」
聞きなれた声がするほうに振り向くと、一真がワニの背中に乗っていた
フェイト side end
一真 side
「見つけた」
グルメアイランドから戻ってきた俺は捕獲したガララワニをさばこうとしたがノッキングが甘かったのかガララワニが動きだし逃げてしまった
「双腕解放!〈雷の斧〉、〈雷の投擲〉・・術式統合!雷神斧槍!」
二つの魔法を融合させた俺は斧槍をガララワニ目掛けて投擲し、突き刺さったのを確認すると
「解放!!」
斧槍に充電されていた電気を解放し、ガララワニを気絶させた
「ったく、手任せさせるんじゃねぇよ」
俺は遅延しているもう一つの魔法を解放しようとした時
「・・・一真」
聞き覚えのある声が聞こえ振り返ると
「フェイトにすずか!?何でお前たちがここにいるんだ!?」
フェイトとすずかがいたことに驚愕した
俺はガララワニの背中から跳び下り、二人に近づくと
「「う・・うわぁああああああん」」
二人が俺に抱き着き、泣き始めた。抱き着かれたことにより、二人のあるものが俺に押し付けられた
「(この大きさ絶対に中学生のものじゃねぇぞ!?すずかは大きいって服越しから見て解ってたけど、フェイトもここまでとは、着やせするタイプなのか?・・・って、何を考えてるんだ俺は!?)」
「怖かった、怖かったよ」
「解った、解ったから、取りあえず離れてくれ~~!!」
二人が俺から離れたのはそれから5分後で、その間俺は理性と戦っていたため精神的にかなり疲れた。でも、いい感触だったな~~・・・って、何を思い出してるんだ俺は!?
「つまり、桜に案内されて、魔法陣の上に乗ったらここに来ていたんだな?」
俺は二人から、どうしてここにいるのかを聞いていた。後ろにはノッキングではなくしとめられたガララワニがいる
「うん。所で一真ここは・・・」
「魔法陣に乗る前に大きなフラスコの模型があったろ?ここはその中だ」
フェイトに聞かれたので、俺はここがどこなのか答えた
「どうすればここから外に出られるの?」
「明日になれば出られる」
「明日って・・・・明日は学校があるんだよ!?ここにいたんじゃ学校に行けないよ!?」
「話は最後まで聞け。まず、この世界と外の世界では時間の流れが違うんだよ」
「どういうことなの一真君?」
「言った通りの意味だ。ここで一日過ごしても外の世界では一時間しか経っていない。おとぎ話にある浦島太郎の逆だと思えばいい」
すずかにそう言うと、俺はガララワニを持ち上げ
「ついて来い。ここでの俺の家に案内する」
二人にそう言い歩き出した
「ここが俺の家だ」
「うわぁ~~すずかの家並みに大きい」
「そ、そうなのかな?」
俺はガララワニを地面に降ろすと
「取り合えず二人とも着替えたほうがいいな。夏の気温だと言っても風邪ひく可能性があるからな。・・・・でも、二人にあう服あったかな~~・・・・桜の服はさすがに着れないし・・・・母さんの服もなぁ~~・・・まぁ、下着だけなら問題ないか?」
そんなことを考えながら家に入り、まずは俺の部屋に向かった
「ちょっと、そこで待っててくれ」
俺は二人を外に待機させ部屋に入り、Yシャツを二枚取り出し二人に渡した
「服はそれを着ていてくれ、隣の部屋は母さんの部屋だからそこから下着を適当に選んで着てくれ」
「うん」
「解った」
Yシャツを受け取った二人は隣の部屋に入り、ドアを閉めた
「さて、ガララワニでも解体しますか」
俺は外に出て、捕獲したガララワニの解体を始めた
「ふぅ~~・・・こんなもんかね?」
俺はガララワニをきれいに八等分にした
「取りあえず、一つ持って帰って残りは冷凍するかバーナウ・ファー・ドラグ!来れ氷精、爆ぜよ風精、弾けよ凍れる息吹!氷爆!」
詠唱を唱え、残りの肉を瞬間冷凍した
「力加減をすればこういうことも出来るから魔法って便利だよな~~」
凍った肉を浮遊魔法で浮かせ、それらを地下の冷凍庫へと運び上に戻ってくると着替えを終えたフェイトとすずかがいた
「か、一真」
「うん、何だ?」
お茶を入れ、3人で飲んでいると
「お、お願いがあるんだけど聞いてもらえるかな?」
「別に構わないが・・そのお願いって何だ?」
フェイトに尋ねると
「私に縮地のやり方を教えてください」
「瞬動をか?」
「・・・うん。練習してたんだけど中々うまくいかなくて。その、ダメかな?」
フェイトが上目使いで俺に聞いてきた
「(っく、この顔は反則だぜ。これじゃあ、断ることができねぇ)いいぜ、教えてやるよ」
「本当!?」
フェイトが身を乗り出して聞いてきた
「あ、ああ」
「ありがとう一真!!」
フェイトが笑顔で言ってきた
「(この笑顔を見たらほとんどの奴は惚れるな)」
『(カズマも人の事言えないと思うがな)』
こうして、俺はフェイトの縮地を教えることとなった