リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
「準備はいいかフェイト?」
「うん」
俺はフェイトに縮地を教えるために再び海に来ていた。見学がしたいというのですずかも一緒である。因みに俺の服は水着でパーカーを羽織っている。フェイトも母さんの水着を着ている。本人いわく胸元が少しきついらしい、因みに色は黒である
「これから教える縮地歩、または瞬動術は一種の移動法だ。やり方は簡単、足の裏に魔力を込めて踏み出す・・・こんな風にな」
俺は瞬動を使いすずかの後ろに移動した
「極めたものは気配を察知されずに移動することも可能だ」
俺はフェイトに悟られずに背後に移動した
「ま、まったく気づかなかった」
「そんじゃあ、やってみな」
「う、うん。えっと、足の裏に魔力を込めて・・・踏み出す」
フェイトが一歩踏み出すと、フェイトの残像だけが残り、本体は
「きゃぁああ!?」
海にダイブした
「うぅううう・・・うまくいったのになんで?」
「足もとがお留守だからだ。最初は足もとを意識しながらやるんだ、馴れてきたら自然とできるようになる。ほれ、もう一回」
「う、うん」
フェイトは立ち上がり瞬動の練習を始めた
「はぁ~~~、一時間程度で物にできるなんてありえないぜ」
それから一時間が過ぎ、フェイトは縮地を物にした。まだ粗いがたった一時間弱で物に出来たことに俺は非常に驚いていた
『恐らく土台が出来ていたから短時間で習得できたんだろう』
「そう言えばすずかも魔導師何だよな?」
「うん。でも、私はなのはちゃん達とは違って後方支援型なんだ」
「ふ~~~ん」
すずかの話に聞きながらすずかを見る
「(何となくだが、素質がありそうだな)すずか、俺の使っている魔法、覚えてみるか?」
「え?一真君の使ってる魔法って、あの時見せてくれた魔法?」
「ああ。どうする?」
「・・・・・お願いします」
すずかは少しの間考えたのち、教えて欲しいと返事をしてきた
「じゃあ、家に戻ったら基礎理論の書かれた本を貸してやるよ。それが終わった後、実践だな」
「うん」
「さて、フェイトの訓練見てたら俺も体を動かしたくなってきた、訓練でもするかね」
俺がそういうと
「じゃあ、私と模擬戦をしようよ」
瞬動を使って俺達の所に戻ってきたフェイトがそう言った
「何でそうなるんだ?」
「一真の試験を見たときから戦いたいって思ってたんだ」
「・・・偶には他の相手と模擬戦するのも悪くないかもな。よし、やるか」
「うん!!」
フェイトは元気良く頷いた。心なしか瞳がキラキラ輝いて見えたの気のせいだと思いたい
一真 side end
3人称 side
「じゃあ、このコインが落ちたら模擬戦開始だ。いいな?」
「うん」
コインをフェイトに見せて一真が言うとフェイトは頷いた。既にBJとデバイスも起動している
「じゃあ・・・行くぜ」
一真はコインを上に弾き飛ばした。そして、コインが地面に落ちた瞬間
「っ!」
フェイトは瞬動で一真の背後に移動し奇襲をかけたが、一真は刀を持ている手を後ろに回しフェイトの攻撃を防いだ
「開始早々の背後からの奇襲・・・まぁ、悪くないが。気配でバレバレだ・・ぜ!!」
一真は振り返ると同時に肘打ちを繰り出すがフェイトはそれをバックステップで躱し一真との距離を取る
「斬鉄閃・轟!!」
一真は刀を振い、螺旋状に回転した雷を帯びた剣圧を飛ばす。フェイトは空に飛びあがりそれを躱すと、カートリッジを一つ使いBDを斧から大鎌に変形させ、魔力刃を形成すると
「クレッセント・・セイバー!!」
大鎌を振うと同時に魔力刃を一真へと飛ばす
「せい!」
向かってきた魔力刃を一真は刀を振り上げ両断すると瞬動でフェイトの左横に移動し
「はぁ!!」
刀を振う。だがその剣戟はBDが咄嗟に発動した障壁によって阻まれたが、一真は刀に力を込め力づくで障壁を砕き、フェイトに攻撃したがフェイトはBDを使い斬撃を防ぎくと、一真の力を利用して大きく距離を取った
「バルディッシュ!」
『ザンバーフォーム』
フェイトはBDを大鎌ら大剣に変え魔力刃を形成すると一真に斬りかかってきた。そこからは刀と大剣のぶつかり合いになった。片方が攻撃すればもう片方が防ぎ、その逆も行い何度も何度も刃を交えた
「はぁ、はぁ、はぁ」
「何だもう息切れか?」
フェイトが息切れをしていたのに対し、一真の息は乱れていなかった
「バーナウ・ファー・ドラグ!来たれ虚空の雷、薙ぎ払え〈雷の斧〉!」
一真は虚空瞬動でフェイトの目の前に移動すると、素早く詠唱を唱え雷をフェイトに落とした
「あぁあああ!?」
防御が間に合わず直撃したフェイトは地面に落ちて行ったが、途中で体勢を整えると
「撃ちぬけ雷刃!!」
『Jet Zamber』
大剣を突き出し刀身を一真へと伸ばす。一真は刀を上段に構えると刀身に魔力を込め
「斬岩剣!」
力強く振りおろし、フェイトの魔力刃を両断した。そして、瞬動で一気に懐に入り込むと
「覇王衝破拳!」
魔力と気を練り混ぜた拳を叩き込んだ
「きゃぁああああああ!?」
「まず!?」
一真は虚空瞬動でフェイトの落下地点に移動し、勢いよく落下してきたフェイトを受け止めた
「悪い、少し加減を間違えちまった。大丈夫か!?」
フェイトの顔を覗き込むように顔を近づけ、尋ねると
「う、うん。体が少し痛むけど・・・・大丈夫だよ」
「そうか、悪かったな」
「ううん、気にしないで」
一真にそういうと、フェイトは自身の今の体勢に気が付き顔を赤くした。何故なら今のフェイトは一真にお姫様抱っこをされているからである
「顔が赤いけど本当に大丈夫か?」
「だ、大丈夫だよ・・だから降ろして///!?」
「そうか?」
フェイトに言われ、地面に降ろすとフェイトはゆっくりと立ち上がったが、力が入らず膝を着いてしまった
「大丈夫じゃねぇじゃねぇか。家まで運ぶからじっとしてろよ?」
「う、うん///」
フェイトにそう言い、一真は再びフェイトをお姫様抱っこで持ち上げると、すずかを連れて家に戻った。その時、すずかはうらやましそうな表所でフェイトを見ていたが、一真に抱っこされているフェイトはそんなことを気にする余裕がなかった
家に戻った一真は、フェイトに治癒魔法をかけ痛みを治し、その後はすずかの魔法の練習を見ていた。そして、ダイオラマ球での一日が終わり
「そんじゃあまた明日な」
現実の世界に戻ってきた一真は家に帰る二人を見送っていた
「すずか、その杖はあげるから家で練習してみな。それと、これは残りの基本魔法だ。これも練習しておくといい」
「うん、ありがとう一真君」
すずかは一真から基礎魔法の事が書かれた紙を受け取り、お礼を言った
「じゃあ、一真君また明日」
「またね一真」
「ああ、またな」
二人を見送った後、一真は桜に軽い説教をし一日を終えた